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  • エホバの証者が困難な状態下で働く国々からの報告
    ものみの塔 1963 | 7月15日
    • ベテルの家族の一員で,1950年に共産主義者がベテルの家を襲撃した時に投獄された人です。そしていまだに終身刑をつとめていますが,年は75歳です。やはり終身刑を言い渡された人たちで,刑期を10年から15年に短縮された人たちもいく人かいます。ひとりの伝道者 ― 巡回のしもべ ― はヒトラーの刑務所で何年もすごしたあと,1950年からさらに12年間服役していましたが,つい最近,刑期のあける2,3週間まえに死にました。

      昨奉仕年度中,東ドイツの若い兄弟たちに新しい問題が生じました。一般徴兵制度がしかれたからです。しかし彼らは,勇敢に,しっかりした態度で決意しています。いままでのところ31人の伝道者が,兵役を拒否して逮捕されています。12年間禁止されていたにもかかわらず,そのように勇敢な若いクリスチャンたちが成長しているのを見て,政府の役人たちは驚きました。彼らが最初うろたえたことは,いろいろな刑を言い渡したことを見てもわかります。しかし最近,兵役を拒否する兄弟たちは,ほかの理由で兵役を拒否する者よりも驚くほど寛大に扱われています。

      使徒の時代と同じく,キリストのために苦しむのは,恐れるべき事柄ではありません。数年刑務所にはいっていた21歳の若い兄弟は,釈放されてからこう言いました。『刑務所にはいっていた期間がむだになったとは思いません。私は逮捕された時よりももっとしっかりした精神と,真理に対するより強い確信を持って家に帰ってきました」。エホバの御霊はしもべとともにあります。そして彼らがそれを求めつづけるなら,堅く立つために必要な力をすべて与えられて,忠実を保つことができます。

      ハンガリー

      新聞の報道によって,私たちのことは遠く広く知れ渡っています。私たちの活動を妨げるために,ラジオ,テレビ,雑誌がエホバの証者のことを取りあげ,映画まで方々で上映されています。私たちの活動を嘲笑するのがねらいです。

      エホバの証者はハンガリーでも厳正中立を守っています。軍隊にはいらないためにきびしい罰を受けています。しかし結局のところ彼らの態度は証言になっています。真理にいる姉妹と婚約していたある若い兄弟は,兵役を拒否して逮捕されました。しかし部隊指揮官は,この青年に罰をのがれる機会を与えてやろうと考えて,彼の婚約者を呼び,彼女の影響によって妥協させようとしました。婚約者はきました。そして集まった6人の将校の前で,未来の夫が10年から15年の懲役を科せられようとしていることを告げられました。彼女は彼と2人だけ別室で20分間話すことを許されました。それは彼を「正気にかえらすため」でしたが,彼女はその機会を利用して,エホバに忠実を保つように彼を励ましました。将校はがっかりしました。しかしその時姉妹は,将校たちと2時間以上話す機会をえ,中立を保つ理由を彼らに説明しました。ひとりの将校が姉妹を駅まで送ってきました。そして,この世の中にまだ,恐れを知らず,こうまで堅い信仰をもった若人がいるとはまったく感心した,と語り,こうつけ加えました。「そのような正しい平和を愛する人がなぜ,刑務所に入れられるのか理解に苦しみます。全部の人間が彼らのようになったらすばらしい事だろうに」。その若い兄弟は6年の刑を宣告され,その後最高裁判所で4年の刑にかえられました。

  • 区域を何度もまわる
    ものみの塔 1963 | 7月15日
    • 区域を何度もまわる

      ◇ オランダのアムステルダムでは,3週間か4週間に一度ずつ区域全体が伝道されているので,ここで働く兄弟たちは同じ家へ何度も来ると感じているほどです。土曜日の朝の雑誌活動の時に,一人の兄弟が会った男の人は喜んで雑誌2冊を求めました。1週間後に再びたずねる約束をして兄弟は帰りました。翌週,日曜日の朝に兄弟はこの人をたずね,さらに証言し,楽園の本を配布しました。その次にたずねた時,この人は兄弟がもっとはやく来てくれるものと思っていたと言いました。毎週たずねてくるのがエホバの証者の習慣であると考えていたようでした。実際,再訪問は毎週行なわれるべきです。この2度目の再訪問の時,彼はさらに文書を求め,研究も始まりました。この人は消防署に勤めていて家を留守にすることが多く,そのため,何度も伝道された区域に住んでいても中々エホバの証者に会う機会がありませんでした。彼は今非常に熱心に研究しており,消防署の同僚にもよく伝道し,献身を象徴する機会を待っています。この人は,伝道しすぎた区域はないという事の証拠です。―1963年年鑑から

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