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  • 出発当初の人類に対する神の支配権
    ものみの塔 1973 | 2月1日
    • までにどのように展開していったかを今日調べてみるのは有益なことです。なぜですか。なぜなら,「事物の体制の終結」における世界情勢についての預言の中で,イエス・キリストは次のような意義深い説明をされたからです。『ノアの時のごとく人の子の来たるもしかあるべし。かつて洪水の前…人々は…洪水の来たりてことごとく滅ぼすまでは知らざりき,人の子の来たるもしかあるべし』。(マタイ 24:3,37-39)洪水以前の当時行なわれていた食べたり,飲んだり,結婚したりすることのほかにも,神が全地を襲う洪水をもたらさなければならない事態が存在していました。それは創世記 6章11,13節に述べられている事柄で,そこにはこう記されています。『時に世神のまえに乱れて暴虐世にみちたりき 神ノアに言いたまいけるはすべての人の終りわが前に近づけり そは彼らのために暴虐世にみつればなり 視よ我彼らを世とともにほろぼさん』。このことから,神の支配権が認められていなかったことは明りょうです。

      22,23 (イ)洪水前の時代に,サタンの支配は女を『とつがせなど』したことと関連してどのようにその力を増し加えましたか。(ロ)天使と人間の結婚から生まれたネピリムが,人類にとって道徳的に助けとならなかったことは何から明らかですか。

      22 洪水前の時代に,人間家族に対するサタンの支配は力を増し加えることになりました。どのようにしてですか。イエスは,ノアの時代に触れたさい,『とつがせなどし』と述べておられます。(マタイ 24:38)当時とついだ女の中には,創世記 6章4節で『神の子たち』と呼ばれている者たちの妻になったものが多くいました。その者たちは,かつてサタン悪魔がそうであったように,天的な「神の子」でしたが,結婚の相手になる,人のむすめの『美しさ』のゆえに,地上に下ってそこに住むよう誘惑されました。

      23 そこで,それら天的な『神の子たち』は,化肉して人間の姿を取り,『その好む所の者を取って妻としました』。おのおの二人以上の妻をめとったことでしょう。そうした天使と人間の結婚から生まれた子孫の中には,聖書がネピリムと呼ぶ者たちがいました。それは,「打ち倒すもの」,すなわち,だれかを,または何かを,力ずくで倒す者という意味を持ちます。彼らは『勇士にして古昔の名声ある』者でした。(創世 6:1-4)それら混種のネピリム,あるいは打ち倒すものが,純粋な人種にとって少しも道徳的な助けとならなかったのは明らかです。なぜなら,聖書はその後の状態について,地は乱れ,暴虐が満ちたと告げているからです。これは明らかに,『神の子たち』である天使が,性的な満足を得るために「人の女子」と結婚することにより,罪深い行動をしていたことを証明するものです。

      24 (イ)それらの結婚した『神の子たち』は罪を犯しましたか。だれの側につきましたか。(ロ)洪水の時,ネピリムはどうなりましたか。結婚した『神の子たち』はどうすることを余儀なくされましたか。

      24 それら神の天の子たちが,目に見えない霊的な身分,また天界の神の奉仕における自分たち固有の住みかを去ることにより罪を犯したことは,聖書に明確に述べられています。(ペテロ前 3:19,20。ペテロ後 2:4,5。ユダ 6)そういうことをした彼らは疑いなく,天においても地においても,神の支配権に反対するものでありました。つまり,サタンの支配の側に,その下にいたのです。彼らの混種の子孫ネピリムは,世界的な洪水のさい生き残りませんでした。そのうちのひとりとして,ノアと彼の三人の息子の作った大きな箱舟には入れられませんでした。母親が人間であったために自らも人間であった彼らは,地の親族とともに洪水でおぼれ死にました。彼らの父である天使たちは自らを非物質化し,不承不承,やむなく天の領域に消えて行きました。そこで彼らはサタン悪魔を自分たちの支配者として,彼に加わることを余儀なくされたのです。

      25 サタンの支配はどのように中断しましたか。人類は何のもとで新たに出発しましたか。

      25 この世界的な洪水は,人間家族に対するサタンの支配を中断しました。大洪水の間箱舟の中にいた,ノアとその妻,彼の三人の息子と三人の義理の娘は,みな神の支配権を支持しました。彼らは全地をおおった大洪水を生き残りましたが,神の支配権に反対した人たちはことごとく洪水ででき死しました。その結果,ノアと,彼とともに生き残った者たちが箱舟を出て,清められた地を踏んだとき,人間家族は再び神の支配権の下にあったことになります。その証拠に,エホバ神は神聖なる支配者としてノアとその家族に,エデンでアダムとエバに告げたこと,すなわち,明示された神の特定の律法に従って地を自分たちの子孫で満たすよう命令しました。(創世 6:13から9:7)こうして人類は,神の支配権の下に二度目の出発をしたのです。

      26 神が今日の地の状態に,より大きな関心を当然示すべきであるのはなぜですか。神がこれに対して,ノアの時代と同様に,何かをなさるかどうか,わたしたちはどのように知ることができますか。

      26 地が乱れ,暴虐の満ちた,洪水前のノアの時代の状態が聖書に記されなければならなかったのであれば,この20世紀におけるより大規模な地の乱れ,より広範に及ぶ暴虐は当然言及されなければならないはずです。創造者なる神は,ノアの時代よりはるかに深刻な現代の世界情勢に対し,ノアの時代ほどには関心を示されないでしょうか。一貫性という規準に照らしていうならば,神は現代の情勢に対しはるかに深い関心を示すべきであり,天と地の創造者として何かの手段を講じなければなりません。神の忠実なみ子イエス・キリストは,神がそうすることを預言しました。

  • 真実の希望を指し示す司祭たち
    ものみの塔 1973 | 2月1日
    • 真実の希望を指し示す司祭たち

      ● 二人のカトリック教会の司祭は,エホバの証人たちがすばらしいわざを行なっていると感じ,証人たちと聖書を研究するよう,自分の教会の教会員に別々の時に勧めました。あなたはそうした区域で奉仕したいと思われますか。ニカラグアのある村のこと,一婦人は夫をなくして間もなく,心を取乱しながら,司祭から慰めと希望を乞い求めました。そしてその司祭はまちがいなく彼女に希望を与えました。司祭はその婦人に,ものみの塔聖書冊子協会発行の「失楽園から復楽園まで」と題する書籍と「新世界訳聖書」を手渡し,これらの本には彼女が必要としている真実の希望が書かれていると言いました。―「1972年のエホバの証人の年鑑」(英文)から。

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