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支部の手紙王国宣教 1971 | 3月
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支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
最近,アフリカから帰ったフランズ兄弟が,ブルックリンのベテルで発表したところによると,ナイジェリアのラゴスではノア兄弟の講演を聞くため,121,128名の人々が集まったということです。ノア兄弟の講演はアフリカの16か国語に同時通訳され,その大会で3,778名の人がバプテスマを受けました。フランズ兄弟の話では,ナイジェリアにおけるわざは急速に発展しており,当地の兄弟たちは,もう拡大ということばでなく,爆発ということばを口にしているとのことです。
日本においても同じことが言えます。1月の伝道者数は10,391人で,連続42回目の最高数,20%の増加を記録しました。多くの新予約が得られました。会衆伝道者の平均時間は初めて17時間以上になりました。1人の特別開拓者は,72の予約,437冊の雑誌配布,そのうえ109の再訪問を報告しました。そうです,予約を得た人々や他の出版物を取った人々すべてを再訪問すること,それこそ,わたしたちが続けて行ないたいと願っているわざです。館林市に新たに任命を受けたひとりの特別開拓者は,最初の2か月間に274の再訪問を行ない,2か月目には9件の研究を報告しました。この姉妹がこれほどの成果をあげた理由はなんですか。文書を配布したら,その家を去る前に2,3の節を家の人とともに討議し,文書に対する関心を引き起こさせます。
さらに3つの新しい会衆が,横浜・戸塚,桑名,三条に組織されました。桑名と三条は,特別開拓者たちのたいへんりっぱな働きの結果によります。神権的ニュースに列挙されているとおり,わずか1か月の間に,さらに34の孤立した都市が特別開拓者と正規開拓者たちに割り当てられました。地域のしもべの報告によると,正規開拓者の数は,わずか1年間に646人から1,181人に増加しました。しかも現在,それらの開拓者の大ぜいの人々が,日本の「最も遠いところに」出かけてゆく手段を講じているのです。あなたはパートナーと組んで,新しい区域を自ら切り開く希望を持っていますか。
東京支部のあなたがたの兄弟
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わたしたちの模範者をひたすら見つめる王国宣教 1971 | 3月
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わたしたちの模範者をひたすら見つめる
1 賞は永遠の命,走者はわたしたちです。あなたはこのコースの終わりまで耐え忍ぶことができますか。わたしたちの模範者イエス・キリストのように走るなら,もちろんできます。(ヘブル 12:1-3)あなたは最近「ともしび」の本の12章を読まれましたか。すべての伝道者とクリスチャンのバプテスマを受けようと準備している新しい人々には,そうすることが勧められています。それは,わたしたちがイエスの忍耐の模範を見つめるための助けとなるでしょう。
2 イエスと彼の弟子たちは家々で宣べ伝えました。(ルカ 19:9,10; 10:5; 使行 20:20)わたしたちは3月の間,すべての道具とも言うべきものの中で最も重要な「ものみの塔」を熱心に活用しながら,同じことを行なえます。1月に得られた20,640の予約は,昨年の10月に次ぐ第二番目の記録です。3月1日までに4か月間の予約運動に対する目標(特別開拓者30,開拓者20,伝道者2つの予約)の半分を達成したいものです。「ものみの塔」の最近号には,「神の王国とはなんですか」,「あなたに対する神の意志はなんですか」などのすぐれた記事が載せられており,その記事は,現在用いている,王国政府に関する聖書の話によく当てはまります。雑誌の配布も非常によいものです。1月に556,323冊の最高数が配布されました。雑誌の日に特別な関心を持つ人から,両方の予約を得た人もいます。
3 しかしわたしたちは,イエスがなされたと同じように,人々に関心をつちかわせねばなりません。(ヨハネ 1:35-39),研究を始めることを目的として,関心を示す人をくり返し訪問してください。聖書研究を勧めるちらしを用いることにより,最初の訪問で研究が始まる場合が少なくありません。目ざとく機会をとらえてください。聖書研究をしたいと考えている人に会うとき,その依頼にすぐ応じられる用意ができていますか。何曜日の晩,あるいは何時なら研究に費やせるということが前もって調べてありますか。今月号の「王国奉仕」の「良いたよりを伝える」,および奉仕会での2つの実演には,関心を起こさせそれを高めるための実際的な提案がなされています。1月の報告においてさえ,196,509の再訪問と,19,771の聖書研究という最高数が報告されています。
4 イエスは公の宣教中,王国の実を生み出すことに大きな注意を払われました。そのうえ弟子たちにこう言われました。「なんぢら多くの果を結ばば,わが父は栄光を受け給ふべし,しかしてなんぢらわが弟子とならん」。(ヨハネ 15:8)3月と4月は,そのことを行なう絶好の機会です。毎年この時期に,すべての会衆と群れは伝道者の20%増加を目ざして熱心に働くからです。「ものみの塔」研究の出席率が全伝道者の122%であることからもわかるとおり,今や日本じゅうで大ぜいの新しい人々が集会に出席しています。それら新しい集会出席者のすべてに注意深く関心を払い,その人たちが伝道者の資格を徐々に得られるよう励ましておられますか。あなたの司会している研究生が神のことばの基礎的な理解を持ち,それに愛を示し,集会にも定期的に出席しているなら,その人に奉仕の備えをしてあげてはいかがですか。こうして,会衆の書籍研究の各群れと開拓者各人が,3月か4月に少なくともひとりの王国奉仕者を生み出す目標をめざすのは,すばらしいことではありませんか。そのためには,「ともしび」の本の107~109ページをいっしょに復習することができます。その人がエホバに仕えたいとの気持ちをいだき,他の資格をも備えているなら,王国奉仕に参加してそれを報告するのをとどまらせる理由は何もないはずです。そうすれば,献身とバプテスマに向かってもう1歩前進したことになります。―詩 148:12,13; 使行 4:20; 8:35,36。
特別な活動
5 イエスの地上での宣教において,一般の人々の前で話をすることは重要な位置を占めていました。(マタイ 5–7; ルカ 12)イエスの弟子と同様,わたしたちも,新しい人たちを集会に伴うことによって,公開集会を全面的に支持できます。3月28日に全世界で行なわれる,「神が話された,すべての物事の回復」と題する特別公開講演はそのためのすばらしい機会となります。この講演の行なわれれる前の週には多くの人に講演について告げ知らせ,都合のつくかぎり,新しい人を招待して連れてきましょう。講演後の結びのことばで,4月9日金曜日の晩の記念式にも再び出席するよう司会者は全員を招待してください。
6 競争のコースは依然わたしたちの前に続いています。喜びをもって忍耐すれば,ついにはゴールに達するのです。そのとき,イエスの模範をひたすら見つめながら「信仰を保った」人すべてに,大きな賞が与えられることでしょう。―テモテ後 2:7,8。
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イエスを見つめながら,競争のコースを走りなさい
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3月28日は特別講演: みなさんを招待しましょう
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日本の奉仕の報告: 1月王国宣教 1971 | 3月
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日本の奉仕の報告: 1月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 549 146.3 73.0 7.2 217.0
開拓者 1335 98.4 46.2 4.7 125.1
休暇開拓者 751 83.6 38.8 2.1 113.6
伝道者 7756 17.2 8.5 1.0 23.8
合計 10391
公開集会の合計: 1313(最高数)
伝道者の目標: 9499 新予約: 20640
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