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目ざめよ! 1976
目76 2/8 30–31ページ

世界展望

心臓切開手術

◆ 大手術は,輸血によって一層安全で優れたものとなるだろうか。最近カナダ医学会ジャーナル誌に寄稿した外科医の一グループは,これに対して,否と答えている。そのグループは,「ほぼいつも行ないうる,輸血なしの心臓切開手術の明らかな利点」に注意を向けている。このような手法を採用した一連の手術では,血[球の損傷]が減少し,血液の要素,特に血小板が驚くほどよく保たれた。それに伴い,手術後の出血も少なくなった」。それらの医師は,「手術後に,肺の重大な合併症が起きなかったことは,非常に注目すべき発見である」と述べた。なぜ合併症が起きなかったのだろうか。「それは,輸血しなかったことに負うところが大きいと言えよう。輸血をしなかったために,異質細胞の[集積]やうっ滞を防ぐことができた」。この外科医たちの話によると,「[腎臓の]重大な併発症が起こらなかったことは,輸血をしなければ,腎臓での[赤血球の集積]や[凝集]を最小限にとどめうるという見解をさらに支持するものである」。

遊牧民を定住させる

◆ 最近,サウジアラビアでは,国内のベドウィン族に,幾千年も続けてきた放浪生活をやめて,安定した農耕生活に入るように,との呼びかけがなされている。2,700万㌦(約80億円)を投じた,砂ばくの中の牧羊実験農場では,ベドウィン族の人々が,自分たちの小さな農場を経営してゆくに必要な技術を修得するための訓練を受けている。しかし,ベドウィン族にとって,生活を変えるのは容易なことではない。「農場に短期間いただけで,砂漠に戻って行く者が少なくない」とウォール・ストリート・ジャーナル紙は報じた。家と名の付くものに初めて住んだ家族の中には,「密室恐怖症になり,そのためにテント生活に戻った者もいる。また,新しい家には見向きもせず,放浪癖が高まった時には,いつでもすぐに取り壊して砂ばくに持ち運びできる,つぶした石油カンや荷箱の一部などで小屋をこしらえた家族もある」。

古代の洪水

◆ 最近号のサイエンス・ニューズ誌は,「大洪水が,発展途上にあった文明を一掃し,地表の様相を変えてしまったという,非常に似通った説話が,ほとんどあらゆる民族文化にある」と指摘している。その記事はこう述べている。「海底で採掘された円筒形標本から集められた新たな証拠は……そうした世界的な大洪水があったことを確証しており,仮説的な説明を与えている」。メキシコ湾の海底で採掘された円筒形標本は,大量の真水が流れ込んだために,「周囲の海水の塩分が突如薄くなった」ことを示すものである,と言われている。科学者たちは,それは急激に溶けた氷河によって引き起こされたものである,との“仮説的な説明”をしている。

建国二百年祭ではご用心

◆ 全米連邦通信委員会(FCC)の苦情処理分科会の座長は,最近,米国の建国二百年祭のために「この犯罪者のパラダイスにまでにやって来るのは,愚かなことだ」と警告した。ワシントン特別区を訪れる人は,「追いはぎに遭うか,強姦されるか,強奪されるかのいずれかを求めているようなものだ」と同座長は述べている。昨年中,観光客が最もよく訪れる国会議事堂周辺では,重大な犯罪が20%以上増加した。また国会の聴聞会で,米国公園警備隊の隊長は,警官を増やしたとしても,観光客はやはり犯罪者の“格好の獲物”になる,と警告した。同隊長は,ほとんどの観光客はあとに残って襲撃犯人に関して証言することができないので,大抵の犯人は捕まらない,と述べている。こうして,観光客は特に,ねらわれることになる。

就業中の方が安全

◆ 生命や身体に対する最大の危険は自分の仕事場にあると考える人は少なくない。しかし,アメリカ全国防災評議会の述べるところによると,そうではない。就業中よりも就業時間外に命を失う労働者の方が三倍も多い。1973年中,退社後の時間の負傷件数は,就業時間中の1.5倍に近い。また,就業時間後の事故は,就業時間中よりもさらに急増している。なぜだろうか。一防災関係者は次のように示唆している。「米国の労働者には,事故を引き起こすような事柄をする時間があり過ぎる」。

丸太小屋の魅力

◆ 一世紀前の米国であれば,丸太小屋は珍しくはなかったが,今日では余り見られなくなった。ところが今,多くの丸太小屋が建てられている。もちろん,建築者は一家の頭とその家族である場合が多いので,大抵,木を切り倒す所から始めるわけではない。むしろ,50社余りが生産している“セット”を購入する。一夫婦は,そうした“セット”を1万1,800㌦(約350万円)で購入し,自分たちの丸太小屋を2万7,000㌦(800万円)ほどの費用で完成させた。こうした丸太小屋を建てようとしている人はまず,自分が選んだ土地の付近に丸太小屋を建てることが許されているかどうか関係当局に問い合わせたほうがよい。

密造酒にも不況の波

◆ ムーンシャイナーと呼ばれる,ウイスキーの密造者たちは,幾年もの間米国のある地方で隆盛を極めていた。しかし,少なくともジョージア州北部について言えば,最近,政府の税務係官が摘発する密造所の数は減っている。以前は毎月平均十件はあったのに比べ,今では一か月に平均一件である。しかし,この取引きが少なくなったのは,過去二年間に砂糖の価格が三倍に値上がりしたからであると思われる。

けん銃による“保護”

◆ 米国アラバマ州議会の下院議員でもある,非常勤の平信徒牧師レイ・バーゲスは,議員たちを前にしてこう述べた。自分の命は「神からの賜物であり,わたしはその賜物を(けん銃によって)守る創意を神から与えられている」。下院が,議事堂内でのけん銃の携行を禁ずる決議を採択しそうになった時,バーゲスは会期中はけん銃の携行をやめることに同意した。しかし,それ以外の時にはどこへ行くにもけん銃を携行すると主張し,自分の家族の者たちは皆けん銃を一丁ずつ持っている,とさえ語った。数か月後,同議員が夫婦げんかをした際,二人が奪い合いをしていたピストルが暴発した。彼は,弾丸を頭に受け,その傷がもとで最近死亡した。

薪の不足

◆ 世界中で伐採される樹木の約半分は,人類の三分の一余りの人々が調理および暖房のために使っている。世界環境監視協会によると,住民の九割以上が薪を用いるアジア・アフリカの多くの国では,薪に使う木材が今や急速に減少しつつある。これらの人々は,年間一人当たり一,二㌧の割で薪を使い,家計の四分の一以上をそのために費やす場合がある。薪を得る目的で樹木を伐採するために土壌が侵食され,毎年幾千ヘクタールもの土地が荒地と化している。薪不足のために,乾燥させた,家畜のふんを燃料として用いる必要が増大し,インドではそれが年に三億㌧の割合で使われている。そのため,土壌にとって大いに必要とされる養分が還元されていない。インドの一役人は次のような懸念を言い表わしている。「我々が西暦2000年に国民のために十分の食糧を何とか生産したとしても,一体どのようにしてその食物を煮炊きできるのだろうか」。

赤子の食欲調整?

◆ 母乳で育てられた赤子は,肥満児になる傾向が少ないと言われている。なぜだろうか。英国ロンドンの一研究者は,赤子が大抵母乳の出尽くしてしまうかなり前に飲むのをやめる点に注目し,その理由を調べ,それが授乳時の乳の変化と何らかの関係があるかもしれない,との説を立てている。彼女の述べるところによると,始めは薄くて水っぽい母乳も,終わりに近づくにつれ白くて濃くなり,「始めの四,五倍の[脂肪],そして1.5倍のたんぱく質」を含むようになる。カリフォルニア大学医学部のデリック・B・ジェリフ教授も,それに同意して次のように述べている。「赤子が母乳の感触や味から生化学的な手掛りを得ている可能性はある。それが食欲を調整するのに重要な役割を果たすことは容易に考えられる」。

ベニスの地盤沈下止まる

◆ イタリアのベニスは,アドリア海に少しずつ沈んでいたが,最近伝えられるところによると,その沈下が止まり,逆に隆起した箇所もある。ここ十年間,ベニスの人たちは,その地域の幾千もの掘抜井戸をふさいできた。その結果,同市の下にある地下水の層が少しずつ厚くなり,地盤沈下が止まったという訳である。ベニス国立研究センターの所長オタビオ・ビトリは大いに喜んで,「需要と供給のバランスが,自然の過程によって,元に戻りつつある」と述べた。同所長は,ベニスの地盤は五年間に十分の一㌢ほど隆起するかもしれないと述べた。それはわずかな数値ではあるが,少なくともベニスにはもう地盤沈下は見られない。

衰えゆく勤労の倫理

◆ 高額の失業給付金は,西ドイツ労働者の伝統的な勤勉さを試みるものとなっている。ババリア州建築業者組合は,今のところ失業者が多いのに,熟練労働者をほとんど見いだせないと嘆いている。同組合はこう見ている。「労働者は,働いて給料を得るよりも,一定の期間は多額の[失業]給付金を受けられる失業状態のほうを好む,という事実は否めない」。最近,米国の労働者を対象にして行なわれた調査も,この同じ傾向を示している。伝えられるところによると,四割ほどの人は,選択の機会が与えられるなら,働かないほうを選ぶと答えた。これは1962年当時のほぼ二倍に当たる数字である。しかし,さらに驚くべきことに,16歳から20歳までの若者の四分の三以上は,どちらかと言えば働きたくないと述べた。

水にご用心

◆ 水質の専門家たちによると,一晩中,水道管に残っている水には有害な物質が混ざる場合がある。そこで,飲料水として用いる前に,一分間ほど水道のじゃ口から水を流すことが提案されている。温水の場合,水よりもさらに多くの望ましくない物質が混ざると言われている。全米水質調査協議会の技術局長の話によれば,専門家たちは,「ボイラーで沸かした湯を決して飲んだり料理に使ったりしないように」と一般市民に警告している。同局長はこう付け加えている。「そうしたことに湯を使いたいのであれば,じゃ口から水を出し,それを沸かすとよい」。

金離れのよい観光客

◆ 昨年米国を訪れた860万人の観光客のうち,どの国の人が滞在中に一番多くのお金を使っただろうか。日本人観光客は一人平均569㌦(約17万円)を使い,一番金離れがよかった。西ドイツとフランスの観光客は,それより約100㌦(3万円)少なかった。

女医の数

◆ 英国の医学誌ランセットは,「米国から東に向けて旅行して行くと,医者の間で女医の占める割合がだんだん高くなるのは不思議である」と述べている。同誌の示すところによれば,米国内の医師の8%は女医である。その割合は英国では17%に上がり,チェコスロバキアでは40%,ポーランドでは48%,そしてソ連では72%にもなる。

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