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ボリビアにおける信仰の奇妙な混合目ざめよ! 1977 | 10月22日
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は,全能の神はそれについてどう感じておられるかという点です。使徒パウロはコリントのクリスチャンにあてて次のように書きました。「異邦人が供える物は,神にではなく悪魔たちに供えるのだと私はいう。私は,あなたたちが悪魔たちと交わるのをのぞまない。あなたたちは,主のさかずきと悪魔たちのさかずきとを,同時に飲むことができない。また,主の食卓と悪魔たちの食卓とにともにつくことはできない」。(コリント第一 10:20,21,バルバロ訳)「釣り合わないくびかせを,未信者といっしょに持つな。正義と不義とに何のつながりがあろう。光と闇とに何のまじわりがあろう。キリストとベリアルとに何の了解があろう。信者と未信者とに何のかかわりがあろう」― コリント第二 6:14,15,バ訳。
ボリビアにおける信仰の奇妙な混合は,こうした霊感による言葉が無視されていることを物語っていないでしょうか。そうであれば,神はどうしてこのような「混合」を是認されるでしょうか。神のみ子の言葉によると,父は「霊と真理をもって崇拝する」人々を求めておられます。(ヨハネ 4:23,24)非キリスト教の神話的な考えが真理でないことは明らかです。したがって,そうした考えを捨てない人々は,神に是認される崇拝をささげることはできません。
しかし幸いなことに,エホバの証人の熱心な活動によって,多くの誠実なボリビア人は聖書の教えを理解するようになり,非キリスト教的な風習を捨てました。それらの人たちは,「かれらから離れて,とどまれ……汚れたものにふれるな」という霊感による勧めの言葉に留意しているのです。(コリント第二 6:17,バ訳)あなたもそのようにしておられますか,あるいはそのようにするつもりですか。
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全地球的な規模の大洪水があったことを裏付ける証拠目ざめよ! 1977 | 10月22日
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全地球的な規模の大洪水があったことを裏付ける証拠
● 聖書によると,神は「古代の世を罰することを差し控えず,不敬虔な人びとの世に大洪水をもたらした時に義の宣明者ノアをほかの七人とともに安全に守られ」ました。(ペテロ第二 2:5)生き残ったそれら八人の人間とは,ノアとその三人の息子とそれぞれの妻でした。神の指示の下に建造された巨大な箱舟の中で,彼らは野獣や家畜,動く動物や飛ぶ生き物と共に保護されました。箱舟の外では,「地の上を動いていたすべての肉なるものは,飛ぶ生き物も,家畜も,野獣も,地の上に群がっていたあらゆる群れも,また人もみな息絶え」ました。―創世 7:11-23,新。
● しかし,洪水を裏付ける地質学上の証拠がありますか。確かにあります。それは昔から多くの学者によって認められているものです。例えば,文学修士アレキサンダー・キャットコットは1761年に「大洪水に関する論文」を著し,大洪水の証拠と思われる実例を挙げました。彼は次のように述べました。「今一度自然界に証拠を求めるなら,全地を覆った洪水が一年前に起きたかと思われるほど,……疑問の余地なく洪水を裏付ける明白な証拠が今日見いだされる……地球を調べるなら,アメリカ産のヘラジカがアイルランドに埋没していたこと,またアジアやアフリカ産のゾウがイギリスの真ん中に,ナイル産のワニがドイツの中心部に,アメリカ近海でも決して見られない貝類が,クジラの全身のがい骨とともにイギリスの最も奥深い内陸部に見られ,また,鉱山の底に巨大な樹木が根や先端の枝を付けたまま,ときには葉や実を付けたまま埋没していたのを知るであろう」。
● しかし,聖書を学ぶ人々は地質学上の証拠を根拠にして,全地球的大洪水があったということを信じている訳ではありません。彼らは聖書を神の真実の言葉として受け入れているのです。(テサロニケ第一 2:13)しかし著名な学者たちが,全地球的な大洪水の証拠とみなされる特徴を地球上の至るところで見いだしているのは興味深いことです。
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