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    ものみの塔 1964 | 6月15日
    • 聖霊に満たされて大胆に神の言を語る

      ― 1964年度エホバの証者の年鑑から

      アラスカ

      最高伝道者数: 481

      人口: 238,357

      比率: 496人に1人

      アラスカからも多数の兄弟が「永遠の福音」大会に出席し,そのプログラムから大きな教訓を得ました。また昨奉仕年度中に,アラスカの伝道者数は著しく増加しました。こゝの兄弟たちは伝道の仕事を拡大して,遠隔の地にも福音を伝える事に努めています。開拓者も会衆の伝道者も未割当の区域で働く機会に喜んでいます。小さな村をたずね,伝道のために数日滞在した者もあります。開拓者の一人はアラスカ,ヘインズでの活動を報告していますが,そこの小さな群は,26冊の書籍と80冊の雑誌を配布し,8つの予約を得ました。孤立した小村落に福音を伝えるため,いろいろな方法が用いられています。支部の僕から送られた経験をいくつか紹介します。

      アラスカの土地は広く,飛行機でなければ行けぬような町もあります。これにはかなりの費用がかかり,組織的な伝道の行なわれていない村が多数あります。しかし,この夏,飛行機の整備士として働く一人の兄弟は,人口500の小さな村に行きました。その村に離着陸する自分の会社の飛行機を整備することが彼の仕事ですが,休日は伝道にあて,21冊の書籍と33冊の小冊子,および83冊の雑誌を配布しました。これらの種のいずれかが,良い土に落ち,エホバ賛美の実を結ぶことを期待しています。

      孤立して家から家の伝道を定期的に行なえぬ土地では,手紙による伝道が効果的です。アラスカ東南部の原木切り出し場に住む一伝道者は次のように報告しています。「1ヵ月ほど前,別の孤立した場所に住む11歳の少女が聖書研究を望んでいる旨,支部から再訪問の依頼がありました。10歳になる私の娘はこの少女に手紙を書き,郵便を利用して『楽園』の本を研究することを勧めました。この少女から手紙が届き,喜んで勉強するとの返事と共に,1章の質問に対する答えが書いてあるのを見た時の,娘の喜びを想像して下さい」。

      次の経験は隣人愛に根ざす開拓者の努力を物語っています。「以前私が働いていた病院に耳の不自由な守衛さんがおり,この人に話をするため,サイン・ランゲイジ(手まね言葉)のアルファベットを習ったことがあります。昨年,私の近所に耳の不自由な人がおり,会衆のだれもこの人に御国の良いたよりを伝えていないのを知りました。私はサイン・ランゲイジで『今日は』を綴り,自分を紹介しました。『会話』はすぐ聖書の事になりました。彼は『ものみの塔』を予約し,実に興味ある研究が始まりました。ジョンは聖書を学び,私は新しい言葉を習いました。彼はまもなくすべての集会に出席し,他の兄弟をともなって家から家の伝道に参加するようになりました。彼はこれまでに,2つの巡回大会に出席しており,昨日は浸礼を受けました。耳の不自由を克服してエホバの奉仕者になったのは,アラスカでは,ジョンが初めてです」。

      ハワイ

      最高伝道者数: 2,006

      人口: 640,000

      比率: 319人に1人

      多くの兄弟がハワイ諸島の各地からホノルルの大会に集まり,エホバをたたえる喜びの叫びが天にのぼりました。「栄光をエホバにかうぶらせそのほまれをもろもろの島にて語りつげよ」という聖書の言葉が心に浮かびます。(イザヤ 42:12)島のすべての人々,そして,とくにエホバの証者は楽しそうに見えました。

      奉仕中心地を区域の要所に置くなら多くの利点があります。数年続いた奉仕中心地の近くに羊のような人が住んでいました。この人は何度もエホバの証者の訪問を受け,そのたびに若い伝道者が巧みに証言するのを驚いていました。また,毎朝のように開拓者や伝道者が奉仕中心地に集まり,そこから伝道に出かけるのを見ていました。ある晩この人は奉仕中心地をたずね,そこの姉妹に,エホバの証者について知りたいと話しました。長い話し合いののち,姉妹は4つの予約を得,聖書研究を取りきめました。その2日後に研究は始まり,善意者は新世界訳聖書を求めました。この人はその後よく進歩しています。この経験は,奉仕中心地そのものが御国を宣伝するのに役立つことを物語っています。

      一人の兄弟は家から家の伝道のおり,多勢の人が集まっている所に来ましたが,自分の訪問は証言のためと考えて,ひるまず中にはいりました。その経験は次の通りです。

      「他の兄弟と私の二人がたずねた家では,16人ほどの人が集まってパーティーをしていました。家の人は私たちを招き入れました。私たちは自己紹介をしたのち,『神の御名はきよめられる』という題で聖書の話をし,終りに『御名がきよめられますように』の本を紹介しました。その家の人と客のうち4人が本を求めました。二人で3冊の本しか持っていませんでしたので,他の伝道者のところに本を借りに行きました。戻ってみると客のうちさらに二人が自分も本がほしいと言いました。それゆえ1軒の家で7冊の本を配布しました」。

  • 読者よりの質問
    ものみの塔 1964 | 6月15日
    • 読者よりの質問

      ● 40という数字に,なにか象徴的な意味がありますか。あれば,どんな意味ですか。―アメリカの一読者より

      大きな聖書用語索引を見ればわかるとおり,40という数字は聖書の中で多くの事柄に関連して用いられています。当協会の出版物の中で,その使用例すべてにあてはまるような特別の意味が,この数に付されたことはありません。しかし,1941年5月1日号「ものみの塔」138頁は,師士記 5章31節を取り上げ,イスラエル人がカナン人の圧迫から解放された後に続いた40年の平和期間について述べ,それが主イエス・キリストによる,平和な千年統治期間の予影になっている事を示しています。しかし,あきらかに,聖書中の40という数の使用例すべてに,この意味を与えるわけにはいきません。たとえばこの数は,裁きの期間,ないしは,裁きや刑罰そのものに関連しても用いられています。いくつか例をあげると,ノアの日の雨は40日間降りました。(創世 7:4)モーセの律法は,ある種の悪人を40回むち打つ事を定めています。(申命 25:3)不従順な行いに対する罰として,イスラエル人は荒野を40年間さまよいました。(民数 14:34)ヨナは,ニネベの町が40日後に滅ぼされると告げました。(ヨナ 3:4)しかしながら,聖書中の40という数すべてに,なにか象徴的な意味があると結論するわけではありません。

      ● イスラエル各部族に対するモーセの分れの祝福(申命 33:6-24)の中で,シメオンがぬけているのはなぜですか。

      シメオンの受ける分はユダの分に含まれていたという事によってこれは理解できます。シメオンとレビは力を合わせて暴逆に走り,そのゆえにヤコブは,「わたくしはヤコブの中に彼らの受けるべき分を与えよう。しかし彼らをイスラエルの中に散らそう」と予告しました。(創世 49:7)それで,シメオンとレビはイスラエルの中に「分」を受けましたが,それは一つのまとまった土地ではありませんでした。イスラエル12部族時代のパレスチナの地図を見るなら,シメオンがユダの土地の中に含まれている様子がわかるでしょう。シメオンは自らの分として,はっきりと境界のある土地を得ませんでした。それゆえ,ユダに注意を向けたとき,モーセはシメオンの分がその中に含まれている事を知っていました。ヨシュア記 19章9節は次の通りです。「シメオンの子孫の嗣業は,ユダの子孫の領域のうちにあった。これはユダの子孫の分が大きかったので,シメオンの子孫が,その嗣業を彼らの嗣業の中に獲たからである」。こうしてシメオンはユダの分の中に含まれていたと考えられるだけでなく,モーセの祝福はイスラエル人の全部族に与えられ,シメオン族は,「イスラエル人よ汝はさいはひなりたれか汝のごとくエホバに救はれし民たらん」(申命 33:29,文語)というイスラエル人全体に対する祝福にも含まれていました。

  • 1964年の地域大会
    ものみの塔 1964 | 6月15日
    • 1964年の地域大会

      エホバの証者,その他,神の言葉に関心をもつ人すべての便宜をはかり,今年の夏,7月末から8月にかけて,日本の各地と沖縄で一連の大会を開催する準備が進んでいます。日本では4ヵ所で行なわれますから,お近くの開催都市を選び,出席の計画を立てて下さい。

      いずれの大会も開催期間は4日で,木曜日の午後から日曜の夕刻5時まで,有益なプログラムが予定されています。プログラムのすべてにご出席下さい。浸礼式はどの大会でも行なわれますが,開催施設の都合により,金曜に行なわれる所と土曜に行なわれる所があります。開催都市と各都市の宿舎係の住所は左の通りです。出席場所を決め,開会5週間前に宿泊を申し込んで下さい。

      函館市(北海道)7月30日–8月2日

      函館市時任町8 平井方 安田永子

      前橋市(群馬県)8月6日-9日

      前橋市堀川町47 西方方 川又一郎

      岐阜市(岐阜県)8月13日-16日

      岐阜市多賀町6 橋本精一

      岩国市(広島県)8月20日-23日

      岩国市南横町510 広中富治

      那覇市(沖縄)8月27日-30日

      那覇市字寄宮314 真栄城方 宇根忠吉

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