ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 世界展望
    目ざめよ! 1975 | 4月8日
    • 背中の手術は必要か

      ◆ アメリカの外科医W・R・ハッジンズ博士は米国外科医師会の大会で,背中に痛みを持つ人が必要としているのは手術よりもむしろ横になって休むことである,と述べた。なぜだろうか。背中の痛みの大半は,椎間板の衰弱によって起こるのであって,椎間板が外れたり,破裂し(ヘルニアになっ)たりするためではないからである。椎間板の衰弱は普通の老化の一部であって,予期すべきものである,と同博士は述べた。椎間板ヘルニアの手術の「失敗率」は5%ほどであるが,そのような患者の4割は椎間板衰弱の問題を持っており,手術によってはよくならない。

      証拠か,それとも感情か

      ◆ 最近エチオピアで発見された古い顎骨のかけら数片は,進化論の世界をまたもやひっくり返してきた。その発掘調査を行なった指導者は,「人間の起源に関するこれまでの学説はすべて,今や完全に改訂されなければならない」と述べた。人類学者リチャード・リーキーが,「それは絶対にオーストラロピテクスではないと述べている」ことに注目した著名な人類学者デービッド・ブローズは次のように述べている。「それらが何であるかを決めるには,われわれは恐らく何年間も議論しなければなるまい。しかも,その議論は実際の証拠よりも個々の理論を頼りにするものとなろう」。

      手術の近代化

      ◆ 最近,輸血なしで行なう手術の利点のゆえに,最新の医療方式を取り入れる病院が増えている。マサチューセッツ総合病院のMGHニューズ紙は,同病院が献血された血液に代わる「代用物質の分野を開拓している」旨報じた。その記事によると,同病院の医師は「献血された血液に患者がさらされる事態を制限する」技術によって,「肝炎の伝染の危険」を減少させており,「その他手術上の有利な条件をしばしばもたらしている」。その技術は,「元来……エホバの証人の見解に応ずるために考案されたもの」であるが,それが非常な成果を上げたためある種の手術では,「献血による輸血に完全に取って代わるものとなろう」と,報じられている。

      “最も重要な健康法”

      ◆ 「喫煙の習慣」と題する本の書評の中で,サイエンス誌は次のように述べている。「紙巻きたばこを吸うことが直接の原因とされ得る病気,身体障害,死,不妊などの総計はまさに驚くべきものであり,見通し得る将来に我々に残された最も重要な健康法の一つは……喫煙量を減らすことであるとも言える。米国における35歳から59歳までの男子の死亡者の三分の一は,喫煙者の死亡率が喫煙しない人と同じであったら死なないですんだであろう」。

  • ヘブライ人への手紙(つづき)
    目ざめよ! 1975 | 4月8日
    • 『聖書全体は神の霊感を受けたものであり,有益です』

      ヘブライ人への手紙(つづき)

      なぜ有益か

      23 パウロは律法について何を論じますか。彼は自分の論議をどのように裏付けていますか。

      23 ヘブライ人への手紙は,キリストに関する法的な論証として他からの挑戦を許さぬ傑作であり,その完全な構成とヘブライ語聖書からの豊富な文書証拠とは異論の余地を与えません。この書は,契約,血,仲介者,崇拝の天幕,祭司職,ささげ物など,モーセの律法のさまざまな面を取り上げ,それらが,神の備えた完全なひな型であり,後に来るはるかに偉大な事柄を予表するものであったことを示しています。そのすべては,律法の成就であるイエス・キリストと,そのささげた犠牲とのうちに完結を見たのです。「廃れたものとされて古くなってゆく」律法は「近く消えてゆく」とパウロは語りました。一方,「イエス・キリストは,きのうも,きょうも,そして永久に同じ」なのです。(ヘブライ 8:13; 13:8; 10:1)こうした手紙を読んで,ヘブライ人のクリスチャンたちはどんなにか喜んだことでしょう。

      24 ヘブライ書の中では,今日のわたしたちにも計り知れない益となるどんな取決めについて説明されていますか。

      24 しかし,このことは,異なった環境に住む今日のわたしたちにどんな価値があるのでしょうか。わたしたちは律法の下にはいませんが,パウロの論議の中に何か有益なものを見いだすことができますか。もちろんできます。この手紙の中に,偉大な新しい契約の下での取決めが略述されているのです。それは,アブラハムの胤を通して地のすべての家族が祝福を得るという約束に基づくものです。これこそ命のためのわたしたちの希望,わたしたちの唯一の希望であり,アブラハムの胤イエス・キリストによって祝福を与えることに関するエホバの昔からの約束の実現です。律法の下にはいなくても,わたしたちはアダムの胤として罪のうちに生まれており,あわれみある大祭司を必要としています。それは,真に有効な罪のささげ物を携え,天のエホバのおられる所に入り,そこでわたしたちのための仲介の務めをなしうる方です。ここにこそ,わたしたちは,わたしたちをエホバの新しい事物の体制での命に導いてくださる方,わたしたちの弱いところを思いやることのできる方を見いだします。それは,「すべての点でわたしたち

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする