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  • 彼らの名前を知っていますか
    王国宣教 1971 | 2月
    • 彼らの名前を知っていますか

      1 エホバ神は天のすべての星の名前を知っておられます。(詩 147:4)キリスト・イエスはご自分の追随者すべての名前を知っておられます。(ヨハネ 10:3,14)あなたは会衆の兄弟たちすべての名前を知っていますか。それとも,顔だけを知っていますか。会衆の集会を司会する際,名ざしで兄弟たちを呼びますか。それとも,単に,“兄弟”あるいは,“姉妹”と言って呼びますか。関心のある新しい人々を集会で他の人に紹介する際,自分が名前を知らないばっかりに,そのそばを素通りしてしまうような兄弟が何人かいますか。単に,「兄弟,こんにちは」とか,「姉妹,こんにちは」としかあいさつをかわせないような人が会衆に何人くらいいますか。

      2 あなたの兄弟姉妹や未献身者の名前をもっとよく覚えられるようにする提案をここに幾つか掲げましょう。毎週,努めて集会の前後に,じゅうぶんの時間王国会館にいて,他の人と交われるようにしてください。次に,顔だけ知っていて,名前を知らない人の氏名を1,2紙片に書くなどして覚えるようにしてください。書き留めた名前を見るのは,記憶にとどめるのに役だちます。自己紹介をしたり,別の兄弟に名前を聞いて,記憶を新たにしたりしてから,話しかけてください。相手の名前を用いてあいさつし,会話の中で相手の名前を用いてください。名前とその当人とを結びつけるとともに,どこに住んでいるか,会衆のどの書籍研究に出席しているかなど,その兄弟について何かを学んでください。兄弟の野外での経験に耳を傾けるとともに,自分の経験を述べることもできます。

      3 昨奉仕年度中の「ものみの塔」研究の出席率全国平均は118%でしたから,各地の王国会館には毎週,関心を持つ新しい人々がかなり大ぜい出席していることになります。このことを念頭において,彼らの名前をぜひ覚え,それらの人をみんなで助けましょう。新しい人々についていえば,その名前を覚える良い方法の1つは,自分のほうから近づいて行って,「わたしは ―― と申します。あなたのお名前はなんとおっしゃいますか」と尋ねることです。こうして,相手の名前がわかったなら,あとは気持ちの良い会話を続けられるでしょう。そうすれば,当人は,自分が王国会館で歓迎されているということを知るでしょう。

      4 わたしたちは,うっかり名前を忘れるようなことを決してなさらないエホバ神とキリスト・イエスには及ぶべくもありませんが,会衆内の人すべての名前を知ることはできます。これは,会衆内で家族的な精神を促進するのに大きく貢献します。

  • 「そのような本でしたら,1冊もう持っています」
    王国宣教 1971 | 2月
    • 「そのような本でしたら,1冊もう持っています」

      1 昨奉仕年度中,かつてないほど多くの書籍が日本で配布されました。その数は,なんと444,805冊に上り,その前の奉仕年度中に配布された本の数を,83,621冊も上回っています。しかし,聖書研究のための手引きを配布するのは,目的を達成するための手段であって目的そのものではありません。したがって,そうした書籍が配布された結果何が起こったかが,わたしたちすべてにとって肝心なことなのです。

      2 良いことが起こりました。日本の年報によると,まず,野外での奉仕者が平均1,774人増加しました。次に,前年より2,981件も余計に家庭聖書研究が司会され,合計すると,月平均15,196件という割合になります。働き人も,配布も,そして研究もふえたのです。ですが,書籍を配布したあとのわざを,さらに効果的に行なえないものでしょうか。上記の数の研究が,大部分協会の提案した6か月の研究課程に基いづて開始され,司会されたものと仮定するなら,それらの研究は大半が新しく取り決められたものか,数か月間しか司会されていないものになります。と言うことは,29冊の書籍が配布されるごとに,わずか1件の聖書研究が始まるという計算になります。

      3 では,わたしたちの区域内の家々に配布された書籍,29冊につき残りの28冊はどうなっているのでしょうか。価値あるそれらの本は,最良の本である聖書とともに,本だなに飾ってあるだけですか。戸別伝道をしているとき,何度となく経験することですが,読んでいただきたい,すぐれた聖書研究用の手引きがありますと説明を始めるや,「そのような本でしたら,1冊もう持っています」と家の人から告げられる場合があります。それを聞くと,とてもうれしく思います,と,うれしそうに答えます。が,そのあと,どうしますか。さらに,その人に何かほかのものを配布しようとしますか。それとも,すでにお持ちの本を読んでいただきたい,と言いますか。本を配布した人がもう1度お尋ねしますから,その時は,聖書について討議をし,お持ちの本を使って聖書の研究をなさるのはよいことです,と告げますか。これで,ほんとうに十分と言えるでしょうか。こうした励みがもとで,家庭聖書研究が始まるでしょうか。まず始まらない,と言ってよいでしょう。

      4 それなら,植え,水を注ぎ,神に成長させていただくという聖書の原則を適用してみてはいかがですか。(コリント前 3:6-9,新)植える作業は済んだのですが,種は休眠しているのです。だれも再訪問をしていません。この機会を利用して,アポロのように水を注いでください。家の人がすでに本を1冊持っているからといって,わたしたちの訪問の目的は変わりません。最初の訪問の時から,聖書研究を始めるという目標を目ざすのが最善です。1970年8月号の「王国奉仕」に載った,第3番目の集会に関する概略の中で,「真理」の本を用いて研究を始める,実際的で実地に応用できる方法が取り上げられました。「そのような本でしたら,1冊もう持っています」と言う人に会ったなら,戸口でその方法をためしてみてはいかがですか。

      5 わたしたちの前にはすばらしい見込みが置かれています。わたしたちの区域内の人々に配布された本,29冊につき28冊中のかなりのものが,自分の目にする事柄を嘆き悲しんでいる人々の手に渡っているのです。その人たちが本を求めたことは,彼らが神について関心を持っているという事実を示しています。ですから,「そのような本でしたら,1冊もう持っています」と言う人に会ったなら,その人と聖書究研を始めて,将来に関する神の目的が何かを理解できるように援助しましょう。そうすれば,その人のため息は安堵の吐息に,悲しみの涙は喜びの涙に変わることでしょう。―エゼキエル 9:4。

      6 もし,家の人が研究の申し出に応じないなら,場合によっては,巧みに予約を勧めることもできます。そうすれば,いわば雑誌の定期的な“訪問”によって,家の人は益を受けるでしょう。現在真理にはいっている人の中には,そうした予約を通して初めて関心を呼び起こされた人が少なくありません。

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      新しい家庭聖書研究を始めるべき時節は今です

  • あなたは今年の春に休暇開拓を行なえますか
    王国宣教 1971 | 2月
    • あなたは今年の春に休暇開拓を行なえますか

      1 休暇開拓者から寄せられるすぐれた経験は数々あります。休暇開拓を行なった皆さんが配布した文書の数はまさに驚くべきものです。1か月に100冊以上の本を配布する人さえいます。昨年の夏,3人の子どもを持つ姉妹は,夫が不信者でしたが1か月の休暇開拓奉仕を楽しみました。どのようにしてしたかと言うと,母親が奉仕に出かけている間,11歳になる娘が,まだ赤ちゃんの弟と妹のおもりをしたのです。その結果,母親は73冊の本を配布し,1つの新しい研究を始めました。このようにして親に協力し,親を助ける子どもは,確かにほめられるべきです。

      2 今奉仕年度にはいって現在に至るまで,休暇開拓者として報告する人の数は,昨年をはるかに上回っています。9月には487人,10月には749人,11月には756人が休暇開拓者として報告しました。昨年は1月に,757人の休暇開拓者の最高数を見ましたが,それも4月には更新され,952人の最高数が得られました。今年の春の休暇開拓奉仕はどうなるのでしょうか。特別講演や記念式の活動に関連して,3月と4月は休暇開拓にとって,この上もない月となることでしょう。初めて1,000人以上の休暇開拓者が奉仕するなら,すばらしいではありませんか。そうすれば,それは4月の活動を飾るにふさわしいものとなるでしょう。それに,言うまでもなく,巡回のしもべの訪問中など,休暇開拓奉仕をする良い機会はほかにもあります。

      3 時はいよいよ短くなっています。音信はますます緊急性を加えています。イザヤ書 49章8-10節を引用して,パウロはこう述べました。「視よ今は恵のとき,視よ今は救の日なり」。(コリント後 6:1,2)この救いの日が間近に終わるとき,まだ時間が残されている間に,地上の柔和な人々を集めるため,あらゆる機会を活用した,とわたしたちすべてが言えますように。そうした機会を多くの人に差し伸べるのは,休暇開拓です。

  • 良いたよりを伝える ― 予約を勧めることに積極的でありましょう
    王国宣教 1971 | 2月
    • 良いたよりを伝える ― 予約を勧めることに積極的でありましょう

      1 “ものみの塔 ― エホバの王国を知らせる”。これほどすぐれた雑誌は,世界のどこにもありません。わたしたちはこの事実を認識しており,他の人も同じ認識を持つよう援助したいと願っています。92年前には,月1回,6,000部発行されていた「ものみの塔」誌は,1971年には,発行部数が6,800,000部となり,実に1,000倍以上の増加を示しました。この貴重な雑誌は,73の異なった言語で読まれています。

      2 “貴重な”と言いましたが,まさしく,「ものみの塔」誌と,同誌に載せられる命を与える音信とは,金額でははかりえない価値を持っています。しかし,紙,印刷,郵送のための原価を償うために,寄付を求めることが必要であり,物価の上昇に伴い,その寄付の額を550円に引き上げることが必要となりました。それでも,利潤は全然考慮されていませんから,他の雑誌に比べると,まだまだはるかに安価です。しかも,この雑誌こそ,聖書預言の現代における成就と,命への道に人々を注目させるものです。わたしたちはこの点を認識してはいませんか。では,今行なわれている,「ものみの塔」誌の予約運動を,心臓と魂と力とをこめて,強調しましょう。そのうえ,特に深い関心を示す人々には,いつでも,「ものみの塔」と「目ざめよ!」両誌の予約を,1,100円の寄付で勧めることができます。

      3 どのようにすれば予約を得ることができますか。良い準備をすることです。見本の雑誌数冊,贈り物の小冊子,予約用紙,聖書などを,きちんとしたカバンに,きちんといれます。清潔で明るい感じの身だしなみと快い笑顔も,王国の音信を引き立たせるものとなります。礼儀正しく,しかし,会話的な話しかたをし積極的でありましょう。家の人の関心を引くような日常の身近な話題を取り上げて,会話をかわすよう努力をしてごらんなさい。反応がないなら,予約か雑誌を簡単に提供し,気持ちよくその場を去ればよいのです。しかし,家の人が反応を示すなら,会話を聖書の話にもって行きましょう。そのあと,雑誌を数冊見せながら,できれば,それまで話し合った事柄に適した,1,2の記事に注意を向けさせます。予約の取り決めがどんなものかを,くれぐれもはっきりと説明してください。相手にまちがいなく理解してもらうため,雑誌がどのように郵送されるかとか,寄付その他について,別のことばを使って繰り返し説明できます。予約用紙の記入の仕方を教えられて,予約を励まされる人が多くいます。わずか550円という寄付から,どんなに貴重なものが得られるかを,家の人がほんとうに理解できるようにしてください。3冊の小冊子とともに,見本の雑誌を1冊忘れずに置いてきましょう。そして,最初の雑誌が郵送されてくるまでには,3,4週間かかることを話してください。

      4 1つの重要な点は,配布する雑誌にわたしたち自身が精通することです。自分で読んで楽しんだ雑誌なら,他の人々にも読んで楽しんでもらえるよう,りっぱに援助できる立場にあると言えませんか。もちろんです。今日,地上のエホバの証人の主要な出版物である。「ものみの塔」誌に関して熱意を表わす理由は十分あります。過ぐる10月に行なわれた「目ざめよ!」誌の予約運動に,わたしたちは熱意を示し,30,294件の新しい予約を得ました。すでに始まった4か月にわたる「ものみの塔」誌の予約運動にも,同じ積極的な熱意を示そうではありませんか。そして当然のことですが,「目ざめよ!」誌の予約を勧めるのがふさわしければ,同誌の予約を得ることもできます。協会のこの2種類の雑誌を通して,心臓の正直な人々が引き続き豊かな祝福を得られますように。

  • 神権的ニュース
    王国宣教 1971 | 2月
    • 神権的ニュース

      ◆ 巡回大会から引き続き祝福がもたらされています。栃木市: 出席者675人,バプテスマを受けた人,35人。徳山市: 出席者647人,バプテスマを受けた人,25人。八王子市: 出席者,1235人,バプテスマを受けた人,50人。

      ◆ 新しい会衆が次の都市に設立されました: 北見,柏,習志野,東京・阿佐ヶ谷,東京・品川,東京・奥沢,金沢・東,三島,磐田,静岡・南,浜松・東,尼崎・東,神戸・明舞。すでに今奉仕年度の4か月間に,会衆の数は,228から254に増加しました。

      ◆ 特別および正規の開拓者が最近次の孤立した都市に割り当てられました: 根室,江別,大館,陸前高田,柏崎,館林,深谷,春日部,逗子,伊東,安城,豊田,豊川,東海,多治見,宇治,福知山,大和高田,泉佐野,田辺,浜田,川内,鹿屋。これらの都市のいずれかに,あなたの親類や友人がおられますか。もしその住所を協会に知らせるなら,開拓者が訪問するように取り決めることができます。

      ◆ 1970年5月3日から1971年1月30日にかけて,王国宣教学校の第22回生から第37回生までのクラスが,沼津支部でそれぞれ2週間の授業を受けました。合計するとちょうど400人の兄弟たちが,この訓練から大きな益を受け,しもべの責任をになうための,さらに良い備えを与えられたことになります。これから,学校は当分開かれませんが,沼津支部の建物の大半は,すでにアメリカから日本に向かっている,王国文書の大量の積荷を保管するために使用されます。

      ◆ マラウィは依然として禁令下にありますが,今奉仕年度の最初の2か月間に2回伝道者最高数を得,10月には19,223人の伝道者を報告しました。フィリピンは2つの台風に襲われ,何箇所かの王国会館が倒壊しました。兄弟たちは,家を失った伝道者に救援物資を送り,協会は特別の援助基金を送りました。キューバでは,一部の兄弟たちの個人の文書がすべて没収され,自宅監禁をしいられた人もいます。それにもかかわらず,兄弟たちの奉仕時間の平均は15.3時間で,伝道者は新最高数に達しました。

  • 質問箱
    王国宣教 1971 | 2月
    • 質問箱

      ● 会衆内の献身した男子すべては,公開講演を行なう資格を持っていますか。

      公開講演を行なえる人の資格は,「ともしび」の本の150-152ページにしるされています。献身した男子すべてがそうした資格を持っているわけではありませんが,その多くは,ある期間,神権宣教学校に定期的に参加することによって,そうした資格を身につけられます。それに加えて,年齢も1つの要素となっています。会衆で公開講演を行なって教える人は,献身してまだ日の浅い人であってはならず,みことばを扱うのに経験を積んだ人でなければなりません。したがって,公開講演をする人の最低年齢は18歳が妥当とされています。しかし,講演を行なえる年配の兄弟が足りない会衆で,会衆の委員が,任命された若いしもべの兄弟が「ともしび」の本に述べられている資格にかなっていると判断する場合は例外といえるでしょう。

      かつて1度,排斥されたり,交わりを断ったりした人は,後日いつか公開講演を行なえますか。それは可能ですが,復帰後,少なくとも10年を経ていなければなりません。(詳しくは,「ものみの塔」65/11/15 689ページ,「ともしび」の121ページをごらんください。)

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