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1リ エホバに適用される称号および描写的表現新世界訳聖書 ― 参照資料付き
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本文に283回出て来ます。この表現はクリスチャン・ギリシャ語聖書にも2回,すなわちパウロとヤコブがヘブライ語聖書の預言を引用もしくはそれに言及している箇所に出て来ます。(ローマ 9:29; ヤコブ 5:4)「万軍のエホバ」という表現は,霊の被造物の大軍を従える,宇宙の支配者であられる方の有する力を指し示しています。―詩編 103:20,21; 148:2; イザヤ 1:24; エレミヤ 32:17,18。付録1ホ参照。
日を経た方。ア語,アッティーク ヨーミーン。「日々において進んだ(年を経た)方」という意味。―ダニエル 7:9,13,22。
牧者。―詩編 23:1; ペテロ第一 2:25。
[まことの]神。ヘ語,ハーエローヒーム。付録1ヘ参照。
[まことの]神。ヘ語,ハーエール。付録1ト参照。
[まことの]主。ヘ語,ハーアードーン。付録1チ参照。
最も聖なる方。ヘ語,ケドーシーム。卓越と威光を表わす複数形。―箴言 30:3。
わたしは自分がなるところのものとなる。―出エジプト 3:14の脚注参照。
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2イ 特殊符号 ― プンクタ エクストラオルディナーリア新世界訳聖書 ― 参照資料付き
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2イ 特殊符号 ― プンクタ エクストラオルディナーリア
マソラ本文の15の箇所で,ある語に小点が付されています。幾つかのヘブライ語写本では,小点つまりプンクタの代わりに,垂直または水平の線が付されています。特殊符号の出て来る15か所を次に挙げます: 創 16:5; 18:9; 19:33; 33:4; 37:12; 民 3:39; 9:10; 21:30; 29:15; 申 29:29; サ二 19:19; 詩 27:13; イザ 44:9; エゼ 41:20; 46:22。これらの箇所を論じているそれぞれの脚注を参照してください。
小点の持つ厳密な意味については論議が交わされています。削除箇所のしるしであると考えている人もいます。一方,これらの小点は,校合に用いられた幾つかの写本にそれら小点の付された語が省かれていたことを示しており,それゆえその読み方は疑わしい,とする人もいます。さらに他の人々は,これらの小点のことを,古代ヘブライ人がこれらの語と関連付けて行なっていたある説明を読者が思い起こすのを助けるための手段にすぎないとみなしています。また,これらの小点は,ヘブライ語本文の一部が写字生にとり,一見して,または聖書の他の並行句と比べて余分に思えそうなとき,写字生がそれらの箇所を省くのを防ぐことを目的にしている,と考える人もいます。
ギンスInt,320,321ページは,特殊符号についてこう述べています。「それゆえ,次のことが分かるであろう。すなわち,これらの符号は,偽筆の文字や語として疑わしいことを示すしるしであると古代の権威者たちからみなされていたのであり,すべての疑問と難問を解くとされている預言者エリアス[エリヤ]が出現するときにその手に決定をゆだねられることになっている。偽筆と思える語に小点を付すことは当時に限られたものではない。ヘブライ語写本の研究者が目にするように,後代の書士たちも古代のソフェリムの例に倣っている」。
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2ロ ソフェリムによる修正(訂正)―「ティクネ ソフェリム」新世界訳聖書 ― 参照資料付き
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2ロ ソフェリムによる修正(訂正)―「ティクネ ソフェリム」
ソフェリムによる18の修正箇所
マソラ本文の幾つかのヘブライ語写本の欄外に,「これはソフェリムによる18の修正箇所の一つである」と読む注記や同様の表現の注があります。これらの修正(訂正)は良い意図のもとに,つまり,元の句が神に対して不敬を示したり,神の地上における代表者たちに敬意を欠いたりしているように思えたためになされました。ギンスInt,347-363ページに基づくソフェリムによる18の修正箇所を次に挙げます: 創 18:22; 民 11:15; 12:12; サ一 3:13; サ二 16:12; 20:1; 王一 12:16; 代二 10:16; ヨブ 7:20; 32:3; 詩 106:20; エレ 2:11; 哀 3:20; エゼ 8:17; ホセ 4:7; ハバ 1:12; ゼカ 2:8; マラ 1:13。
ソフェリムによる他の修正箇所
ギンスInt,362,363ページによると,916年のペテルスブルク写本は,ソフェリムによって変更が加えられたさらに二つの箇所,すなわちマラキ 1:12; 3:9を記しています。わたしたちはこれら2か所で,本文の元の読みを復元しました。この聖書のそれぞれの箇所の脚注には,元の読みとマソラ本文の実際の読みが示されています。
マソラの注には記されていないが,本文に加えられた修正
ギンスInt,363ページによると,「権威ある本文校訂者たちの手により変更の加えられた句が幾つか」あります。「これらの変更については公式のリストに明確に言及されてはいない。そのうちの代表的なものとして,元の読み方に冒とく的な言葉や神をのろう言葉が含まれているような箇所がある。このような神を汚す言葉遣いの句は,聖書が会衆の前で公に朗読される際,敬虔な崇拝者たちの耳に不快なものとして聞こえたのであろう」。わたしたちは本文の次の7か所で元の読み方を復元しました: サ二 12:14; 王一 21:10,13; ヨブ 1:5,11; 2:5,9。この聖書のそれぞれの箇所の脚注には,元の読みとマソラ本文の実際の読みが示されています。
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2ハ 書写の際に神のみ名に加えられた変更新世界訳聖書 ― 参照資料付き
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2ハ 書写の際に神のみ名に加えられた変更
付録1ロ参照。
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