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支部の手紙王国宣教 1977 | 10月
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の人々の益のため働いていることを考えれば,それらのさびしさは喜びに変わることでしょう。
わたしたちの手元にはベテル奉仕を希望する方々の申込書がとどいています。しかしこの機会に19歳から35歳までの独身の兄弟たちが,ベテル奉仕に対する関心を持つように励ましたいと思います。心からの献身をエホバに表明している方々,優れた健康に恵まれ,自分の奉仕の特権を拡大することに関心を持つみなさん,ベテルの奉仕を考えたことがありますか。申込書を求めたい方はいつでもわたしたちに手紙を書いてください。ベテルでの必要に応じて招待が差し伸べられるかもしれません。今日,この大きな神権家族の中で生活することは本当にすばらしい特権です。自分をその特権に進んでささげることができますか。
みなさんの仲間のしもべ
日本支部事務所
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話す能力を培う王国宣教 1977 | 10月
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話す能力を培う
1 宣べ伝えて教え,さらにその人々を弟子としバプテスマを施すようにというイエスの命令を遂行するために,明らかに初期クリスチャンたちは神の言葉について他の人々に話さねばなりませんでした。彼らは真理に対していわばおくすることのない話し方を学んだのです。ペテロとヨハネが話すのを聞いたユダヤ人のことが聖書に記されていますが,以前漁夫であったこれら普通の人が,公の話をするのに,どうしてそれほど力強く,大胆であったか彼らは驚かずにはいられませんでした。―使徒 4:13。
2 ペテロとヨハネとは聖書を研究してきたのです。いわば聖書の研究者でした。彼らは自分たちの師,イエスから学び,そして話す能力も培っていたのです。イエスの命令を遂行するためにはさらにそれらが必要であることを認識していたのです。それで,神の聖霊の援助をさらに受け彼らは初期クリスチャン会衆が行なった公の話や伝道活動の先頭に立つよう用いられました。―使徒 2–5章。
あなたはそれを祈り求めますか
3 今日のクリスチャンも同様に,真理の音信を広めるのに大胆でおくすることのない話し方をしなければなりません。初期のクリスチャンが行なったようにあなたはおくすることのない話し方ができるよう祈り求めますか。(使徒 4:29)記録はエホバが彼らの祈りに答えられたことを示しています。―使徒 4:31。
4 使徒パウロは話す能力を培った人の際立った模範です。第三回目の宣教旅行の際,パウロはエフェソスにおいて,「三か月のあいだ大胆に語り,神の王国について話し,また説得に努め」ました。(使徒 19:8)パウロがただ生来のどんな能力にも頼っていたのでないことに留意すべきです。というのは,彼は後にエフェソスの会衆に次の様に書き送っているからです。「祈ってください。……わたしが……話す能力を与えられるようにです」。(エフェソス 6:18-20)パウロや他の初期クリスチャンがしたように,あなたも自分や仲間のクリスチャンのために,話す能力を祈り求めますか。
そのために努力しますか
5 老若男女を問わず,わたしたちすべては真理を十分に話す能力を培う必要があります。これには努力が要ります。あなたは話す能力を培うために努力していますか。パウロはテモテ第二 2章15節でそのことについて助言しています。わたしたちも話す能力を培うために力をつくして励み,恥ずべきところのないようにしなければなりません。反論にあうと,それで話をやめてしまうでしょうか。あるいは,それを跳び板のように用いて討議を進め,わたしたちのいだく聖書の希望をさらに詳しく述べることができますか。
6 話す能力を身に着けるためにどのように努力を払ったらよいでしょうか。一つの方法は神権学校で自分のうけるすべての割当てを十分によく準備することです。わたしたちすべては与えられる助言を適用し自分のする毎回の話で話す能力を改善するよう努力すべきです。同じことは奉仕会の割当てを持つ人,公開の聖書の話をする人,そして「ものみの塔」研究で朗読する人々にも当てはまります。より多くの話をすればするほど,よりよくそれができるようになります。家から家に行く時,わたしたちすべては上手に,そして大胆に話すよう努力してみるべきです。もしわたしたちが前もって準備して,用いようとしている会話するための話題を十分に知るなら,さらに大きな成功を見ることでしょう。
7 例えば10月中,「将来を予告することは可能ですか」と題する会話するための話題を用いて,予約活動に一生懸命努力してごらんになりませんか。ある伝道者は予約の提供を苦手に感じたり,ある会話するための話題が何か自分にぴったり来ないように感じるかもしれません。まさにこの時こそ,話す能力を与えてくださるよう神に祈り,奉仕の友と一緒に話し方を改善するよう努力すべきなのです。9月25日の週,および10月9日の週の奉仕会のプログラムを熱心に研究すれば,予約活動においてよく話せるでしょう。奉仕の際に用いる雑誌の内容によく通じていることも効果的に話をするのに大きな助けとなります。このような努力を払うことにより,みなさんが予約活動を楽しまれるよう希望しています。
8 大胆な話し方とは粗雑に話すことではないということを覚えておくのは良いことです。巧みさと識別力とを働かせるのは賢明です。これら二つのものは話す能力を培うことの一部です。(コロサイ 4:6)確かにエホバはわたしたちの努力を祝福してくださり祈りに答えてくださるので,大胆にみ言葉を話す能力を培うことができるでしょう。
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奉仕会を興味深いものとする王国宣教 1977 | 10月
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奉仕会を興味深いものとする
1 あなたの会衆の奉仕会は興味深く,教訓的ですか。あなたが「はい」と確信をもって答えられないようであれば,奉仕会をより良いものとするためすべての人が行なえる事が確かにあります。わたしたちのだれも家庭での生活が退屈だと不満を述べながらもそれについて自分自身何もしなかった若者のようになりたいとは思いません。(「若い時代」66-71ページ)しかし,わたしたち一人一人は何ができるでしょうか。
2 わたしたちが演壇から話すかどうかにかかわりなく,集会に来る前に何を行なったかということに多くが依存しています。「わたしたちの王国奉仕」のその週の集会の概要と考慮される記事を前もって読んでおくなら,与えられる教訓からもっと多くのものを得ることができるでしょう。もし聴衆の参加を求める部分があるなら,これを集会に参加する個人的な割当てとみなすべきです。参照聖句を調べその意味を考慮するなら,わたしたちの希望を「公に言い表わす」のにそれらの聖句を適用する備えができるでしょう。―ヘブライ 10:23,24。
3 演壇上でプログラムの一部に参加するよう求められたら何をすべきですか。(そして実際これはほとんどすべての人 ― 姉妹たち,若い人たち,家族にも本当に当てはまります。そうではありませんか。)まず第一に,効果的な準備と練習に代わるものはないということを思いに留めてください。十分前もってその割当てについて熟考してください。集会の中でこの部分はどんな目的がありますか。「わたしたちの王国奉仕」の中に示されている指針に従い,教訓をどうしたら最もよく提供できるかを分析してください。
4 もしその部分が質問と答えを求めているなら,司会者として良い教え手であってください。そして十分考え抜かれた質問を準備しましょう。もしあなたが全部を話してしまえば,十分に教えることはできなくなります。このような部分を扱う場合,紹介の言葉と結論はできるだけ簡潔にしてください。いわば「ぬかるみにはまり込んで」時間が足りなくなり,幾つかの要点は軽く触れる程度にしたり,飛ばしたりするということのないようにしましょう。記事の中に十分の資料がある場合,他の資料を多く持ち出すよりも,これらの要点をはっきりさせてください。討議をよどみなく進めてゆけば,それにより討議は生き生きしたものとなるでしょう。
5 教訓は実際的なものであるべきです。資料をあなたの会衆の区域に適用させてください。戸口で実際に直面する反応や反対に,その聖書の話をどのように効果的に適応させることができますか。経験ある伝道者がどのように聖書の話を行なうか尋ねてみるのは良いことです。幾つかの異なった近づき方を討議し,なぜあるものは効果的であり,他のものはそれ程効果的でなかったか説明してください。言うまでもなく,実演が効果的であるためには実際的でなければなりません。(ある実演を見て,「野外ではあんな風にはいかない」と言ったことがありますか。)実演は人を楽しませるものではなく,教訓を与えるものであるべきです。それらはよく練習しておくべきであり,マイクの使い方に関しても正しい指示が与えられねばなりません。また定められた時間内に収めることの重要性も忘れてはなりません。
6 期待を起こすため,書籍研究の終わりに次の奉仕会につき簡単にふれ,用いられる出版物などについて述べることができるでしょう。奉仕会に対しどのように準備するかという事については長老たちが行なう牧羊のための訪問の際にも含めることのできる点です。
7 奉仕会の際には,わたしたちを霊的に築き上げ,野外奉仕に備えさせるのがその目的であるということを思いに留めましょう。各部分が扱われる時,次のように自問してください。「この資料は『神の善にして受け入れられる完全なご意志』をどのように自分に確信させるものだろうか」(ローマ 12:2),「わたしの伝道の業をもっと効果的なものとするためにどのようにその提案を用いることができるだろうか」。注意を引き付ける紹介の言葉や話の運び方など野外で用いることのできる点は奉仕のさい用いる聖書に書き込むことができるでしょう。
8 わたしたちすべてが「活動に備えて自分の思いを引き締め」る時,奉仕会から十分に益を受けると共に,奉仕会を興味深いものとするため自分の分を果すことができますように。―ペテロ第一 1:13。
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発表王国宣教 1977 | 10月
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発表
◆ 野外での提供 10月: 「ものみの塔」または「目ざめよ!」の予約を提供する。一年の予約,3冊の小冊子を添えて1,300円の寄付で。あるいは半年の予約に「良いたより」の書籍を添えて800円の寄付で提供してもよい。11月: 「若い時代」の本に2冊の雑誌を添えて200円の寄付で提供する。12月: 研究を勧める「王国ニュース第24号」を用い,「良いたより」の書籍と「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を450円で提供する。
◆ 10月10日の休日,会衆は特別伝道活動を取り決めることが提案されています。午前中予約活動をそして午後は雑誌活動を。
◆ 8月号「王国奉仕」奉仕会プログラムに,研究司会に関する優れた提案が四回にわたって扱われています。休暇,大会などで益を十分受けなかったら,是非復習してください。
◆ 銀行送金を行なっている会衆へ: 三井銀行三田支店の協会の口座番号が変更になりました。新しい番号は「0920144」です。
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