ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 鋼鉄を火花試験で調べる技術
    目ざめよ! 1976 | 10月8日
    • 合金鋼の火花試験

      合金鋼の場合,鋼材に含まれる元素やその含有量の違いで,特有の火花や色が生じますから,合金鋼の火花試験を行なう際には,幾つかの特別な要素に注意を払わねばなりません。

      各々の元素の,いわばトレードマークとも言うべき要素は,その特性です。鋼材中の合金元素の含有量が多くなればなるほど,その元素の特性が火花の中に,より顕著に認められるようになります。仮りに未知の鋼材を試験する際に,主な火花の進路の先端から“やじり”状のものが離れていくのを見るとしましょう。それはその鋼材にモリブデンが含まれていることを意味します。バナジウムが含まれていると,火花の進路の先端に,かさを逆さにしたような模様が表われます。

      別の要素は火花の色です。一般に,酸化しやすい元素の火花は明るく,酸化しにくい元素の火花は暗くなる傾向があります。炭素鋼の火花はそのほとんどが淡黄色で,合金鋼の場合は,ほとんどが黄濁色です。タングステンを含んだ高速度鋼は,赤色もしくは暗赤黄色の火花を散らします。

      今まで説明した火花試験のあらましからおわかりのように,この技術は産業界で重要な役割を果たしており,鋼材の材質がわからなかったり,種々の鋼材が混じり合ったりしている場合に,材質を正しく見分ける上で非常に役立ちます。あなたがこのような火花検査技師にはならなくても,こうした技術を身に着けた人がいることを知るのはよいことです。今度,ステンレス鋼でできた調理道具を用いたり,滑らかなレールの上を走る高速列車に乗ったりするとき,この記事の内容を思い起こしてください。―寄稿。

  • なぜはとのような形で下ったか
    目ざめよ! 1976 | 10月8日
    • なぜはとのような形で下ったか

      ● イエスが水によるバプテスマを受けた直後,「聖霊がはとのような形をとって彼の上に下り」ました。(ルカ 3:22)このように聖霊が下ったことは,止まり木に近づいたときのはとの羽ばたきと比べられたかもしれません。

      古代イスラエル人は,はとを犠牲のために用いました。(マルコ 11:15。ヨハネ 2:14-16)イエスがご自分の追随者に述べられた次の言葉から明らかなように,この鳥は純真さと清さとを象徴していました。「はとのように純真なことを示しなさい」。(マタイ 10:16)洪水の水がひいたことを示すオリーブの葉を携えて戻ってきたのは,ノアの放したはとでした。(創世 8:11)これは,休息と平和の時が近づいているという事実を指し示していました。ノアに関して次のように予告されていたからです。「この者は,エホバの呪われた地面から来る,わたしたちの業とわたしたちの手の苦痛から慰めをもたらすであろう」。(創世 5:29,新)それゆえ,イエスのバプテスマの際に現われたはとは適切にも,清くて罪のない神のみ子であるメシアとしてイエスの果たす役割に注意を引くことができました。そして人類のためにイエスがご自分の命を犠牲にされたことは,王として彼が支配する間の休息と平和の時代のために基礎を置くものとなりました。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする