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  • 一生の目的を追い求める
    ものみの塔 1961 | 3月1日
    • た。よくきいた人もいましたし,余り良すぎて本当とは思えないと言った者もいました。

      正義が再び勝利を得る時がきました。1919年の春に私たちはアトランタの刑務所から釈放され,後程全くの自由な身になりました。ブルックリンに戻り,私たちを待ちうけていた多くの友だちに,迎えられました。家族の幸福な再会でした。その年の9月にオハイオ州のシダーポイントの大会に7000名以上の献身した友たちが集まり,主が私たちに何を望まれているかをできる事なら学ぼうとしました。よろこばしい事に,聖書から御国のおとずれを伝道する大きな仕事がまだ残っているという事がわかりました。1922年にはシダーポイントでまた別の大会があり,すべての出席者は将来の更に大きなわざを思い,胸がたかなりました。グレースと私は常に拡大している御国のわざに全面的にあずかる事ができ,非常にうれしいでした。

      私たちはベテルでの奉仕に忙しく,時はまたたくまに過ぎていきました。私たちはエホバの民の大会にたびたび出席しました。例えば,1931年と1937年のコロンブスの大会,1941年のセントルイスの大会,1947年のロサンゼルスの大会,それに1950年のヤンキースタジアムにおける最初の大きな大会などです。これらの大会で,神が御自分の地的制度を繁栄させられているのをまのあたりに見ることができ,いずれも喜びにみちた経験でした。

      1951年と1955年に協会と友だちたちの援助により,イタリアを訪問することができました。そこのいくつかの会衆で話す機会がありました。1955年ヨーロッパの多くの都市で大会があったとき,私どももヨーロッパへと旅をした数千人の中にはいっていました。美しい講堂 ― 元来はムッソリーニをたたえるために建てられた ― で開かれたローマの大会は,エホバの御名にほまれを帰し,ローマの市民に深い感銘を与えました。

      ブルックリンに戻ってから,私の妻と私はいつもの家から家の奉仕,再訪問や聖書研究のわざに加わって喜びを見出しています。私たちはまたエホバが備えて下さった大会や集りに出席することの重要性をよく認めています。集会の時に少し疲れているように思っても,さわやかな気持ちになっていつも家に帰ってきます。

      エホバの奉仕に費やした54年の歳月をふりかえってみて,本当に私の生涯のもっとも幸福な時だったとう言ことができます。その中の52年はブルックリンのベテルの家族の一員として過ごしました ― これは若いクリスチャンに心から推薦する奉仕の特権です。もちろんいくつかの試練がありました。でもこれらはエホバに対する私たちの信仰を強めてくれました。マタイ伝 24章の14節でイエスが前もって告げた,全世界にわたる証言の仕事を導くために,エホバがこの協会を用いているということを疑ったことはありませんでした。パウロの言ったごとくどんな苦しみでも「やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると,言うに足」らないものです。私たちの大きな希望は神の正義の新しい世に入り,そこで永久に神をたたえ,神に奉仕することです。エホバの助けにより,私どもは生涯のこの祝福された目的を,成功裡に追い求めていくでしょう。

  • ラオスにおける御国伝道
    ものみの塔 1961 | 3月1日
    • ラオスにおける御国伝道

      ひとりの伝道者が戸別伝道していた時,ある若いフランス人に会いました。彼はたくさんの質問を持っていましたが,ちょうどそのときは忙しかったので話ができませんでした。そこで,「御国奉仕」の助言に従い,3日後にまた来るという約束をしてわかれました。その人は,聖書と以前フランスで求めた当協会発行の2冊の書籍を出して待っていました。彼がもっていたたくさんの質問は聖書から解答されました。その日から彼はカトリック教会に行くのをやめて,集会に定期的に出席するようになり,1ヵ月ばかり研究した後,野外奉仕に出るようになりました。このことから私たちは,できるだけ早く善意者を再訪問する必要があることを知ります。なぜなら,彼らは準備をととのえて私たちを待っており,ただちに真理に答え応ずることがしばしばあるからです。

      奉仕年度の最後の月は,クーデターのために,政治的に不安定な状態のうちに終わりました。この革命中に,宣教者の家は,ある朝3時頃,銃や拳銃の攻撃を受けました。床に伏せていた宣教者たちの頭上を,弾丸がうなりを立ててとびました。しかし,エホバは彼に奉仕する者を守られます。ですからだれにもけがはありませんでした。この革命はいまも続いており,国は内戦状態にあります。

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