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  • 配偶者が不義を働くとき
    ものみの塔 1984 | 3月15日
    • 憐れみ深い人に対する祝福

      まず,不義を働いて悔い改めた配偶者を許した人の多くは,結婚生活を良い状態に引き戻すことができ,夫も妻も子供たちも,再び幸福な家庭生活を送ることができるようになりました。確かにこれは努力するだけの価値のある目標です。

      許されたほうは,多くの場合,潔白なほうの憐れみ深い配偶者に対して以前よりも感謝の気持ちを深めます。そして,それまではその存在にさえ気づいていなかったかもしれない謙そんさや愛という特質を認めるでしょう。配偶者にひどい経験をさせたことを悟るなら,なおのことそうでしょう。

      この記事の冒頭で述べた家族の場合にそうなりました。夫の不貞が分かったとき,その若い妻がひどく傷ついたことは言うまでもありません。彼女には夫を家から出して結婚を解消する聖書的権利がありました。でもそれをすれば母子家庭になってしまい,離婚した女性の寂しさを経験することになったでしょう。

      ですから彼女はそうしないで,幼い子供とこれから生まれて来る赤ちゃんのことを思いやりました。また夫の深い悔恨の情をも考慮に入れ,かつて二人が抱いていた愛を思い起こして,エホバ神に倣うことを選び,悔い改めた夫を許しました。夫は強く心を打たれました。そして妻の愛ある援助によって平衡を取り戻し,家族や仲間の尊敬も取り戻しました。この問題は今はもう過去のものとなり,この幸福な家族は一致していて,将来に向かって共に励んでいます。

      祈りを込めた決意

      神の律法に対する違犯は決して軽視できるものではありません。配偶者に対して不義を働く人は,人間の結婚の創始者であられるエホバ神のみ前には有罪です。もし家族を失うことになれば,それは自分自身の罪の直接の結果であることを認めなければなりません。神との関係を築き直し,神がわたしたちに差し伸べておられる約束を確信を持って待ち望むことを願うなら,配偶者が許してくれてもくれなくても,悔い改め,自分の考え方と不道徳な生き方を完全に改めなければなりません。

      しかし,結婚の解消は自動的なものと見るべきではありません。ホセアがゴメルを許したように,また霊的姦淫を行なったイスラエルをエホバが何度も許されたように,潔白なほうの配偶者は結婚のきずなを保つ可能性を少なくとも考慮する,しかも祈りを込めて考慮すべきです。これは結婚の創始者に対して敬意を示す方法となり,もしかしたら二人がもう一度結婚生活の幸せを楽しむ道を開くことになるかもしれません。

  • 救われた結婚
    ものみの塔 1984 | 3月15日
    • 救われた結婚

      ニューカレドニアに住むある男性は,「1年前,私たちは離婚するつもりでいました」と語りました。その理由は,意思の疎通が欠けていた,気性が合わなかった,健康問題,妻の神経病などでした。10年一緒に暮らしたあと,二人とも自分たちの結婚は失敗だったと感じていました。

      ある朝,妻は自分が抱えている問題を一人の隣人に聞いてもらいました。その隣人はたまたまエホバの証人だったので,聖書の中にある実際的な助言が家族の問題を解決するのにどんなに役立ったか話しました。夫はのちほどそのことを聞きましたが,別に感銘を受けませんでした。どんなことがあっても妻の気性と性格は変わらないだろう,と考えていたのです。それでも妻はやがてエホバの証人と聖書の研究を始めました。そして,聖書の原則が説明されるのを熱心に聴き,それらの原則を自分の生活に当てはめるように努力しました。

      「二,三週間たって,妻の性格が変わり始めたのに気づきました」と,夫は語りました。不思議に思った夫は,一体どういうことになっているのか知りたいと思って,地域大会に出席することに同意しました。地域大会で行なわれた話は夫に大きな影響を与え,夫は妻の聖書研究に参加するようになりました。そして,「本当に幸福な家族生活の基礎となるものをようやく見つけました。そして妻も私も,家族の問題 ― 事実,今日人間が直面するあらゆる問題 ― に対する解決策を他の人に伝えることに大きな喜びを感じています」と語りました。

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