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忠誠のうちに歩む王国宣教 1972 | 6月
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あなたは産出的な家庭聖書研究を目ざしていますか
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良いたよりを伝える ― 雑誌を用いて王国宣教 1972 | 6月
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良いたよりを伝える ― 雑誌を用いて
1 最近わたしたちは,晩の雑誌のわざからとても良い経験がいくつかなされたことを聞いています。普段は家にいない人に会え,雑誌が配布され,予約さえ得られ,新しい家庭聖書研究が多く始まっています。あなたはこの活動に携わっていますか。みなさんの会衆では,晩の雑誌のわざがよく組織されていますか。もちろん,すべての人は雑誌の日のいつかに雑誌活動に参加しようとしています。晩の雑誌のわざは,日中時間をふさがれている人にとってまさに良い機会となります。
2 わたしたちの雑誌は,特別な雑誌運動の期間だけでなく,一年中重要なものです。雑誌を携えて区域をくり返し網らするのはそのためです。多くの区域では,人々は雑誌をよく知っています。表紙をたびたび見ているのです。しかしその人たちは,各号の雑誌には全く新しい記事が載せられていることに気づいているでしょうか。特別な記事を簡潔に話せるようわたしたちが各号の雑誌の内容に精通しているのが重要なのはその理由によります。
3 たとえば,6月15日号の「ものみの塔」を用いて,最初の記事を開き,その号が家庭生活を改善するのに確かに実際的な助けを与えていることを指摘できるでしょう。あるいは360ページのさし絵に注目させて,次のように言うこともできます。「あなたは今までに人生のむずかしい問題に直面したことがありますか。ここに説明されているとおり,将来に対して真実の希望を持つことは,そのような問題に対処する助けとなります。『ものみの塔』誌はそのような希望を差し伸べています。この号は姉妹誌の『目ざめよ!』とともにわずか50円の寄付でおわけしています」。時には,エゼキエルの預言に基づく記事にも,話をするための良い点があります。
4 雑誌に関心を持たせるために,さし絵を有効に用いることのできる場合もよくあります。たとえば,6月22日号の「目ざめよ!」を提供するさい,9ページのさし絵に注意を向けさせてから,こう言えるかもしれません。日本でも「世界の他の所と同じように,多くの家庭が分裂しています。子どもたちはますます親に敬意を払わなくなっています。この『目ざめよ!』誌は問題とその解決策を述べています。『ものみの塔』とともにわずか50円のご寄付でおわけしています」。いったん雑誌を手にしたら求める場合が多いので,雑誌に自分で目を通すよう相手にすすめるのは良いことです。
5 かなりの関心が示された家には,そのあと各号を携えて同じ人を再び訪問したいと思われるでしょう。このような方法で,最新号を携えて月に2回訪問する,雑誌径路さえできるかもしれません。
6 雑誌を用いる街頭のわざは,一般の人々の目に「ものみの塔」と「目ざめよ!」を触れさせるすぐれた手段です。街頭の適当な場所で持ち場につき,傍観者に近づいて親しみ深い証言をすることにより,多くの雑誌が配布されるでしょう。横浜の一会衆は,マリンパークでの晩の証言の時,伝道者が1時間の間にいつも10~20冊の雑誌を配布していると報告してきました。みなさんの区域で人々が集まる場所において雑誌を提供するそのような機会を用いますか。伝道者が入ることを許されないマンションの近くの繁華街は,すばらしい場所の1つかもしれません。そこに住む人々は街頭での雑誌のわざを通して証言を受けることでしょう。
7 みなさん自身の区域は雑誌を用いてよく伝道されていますか。では,みなさんの会衆は7月から9月までの月々,どこかの未割当区域で働くよう取り決めることができますか。数人の伝道者が自動車を持っているなら,田舎の道路沿いの村々や他の適当な区域で働くようにすることもできます。協会は入手できる区域を喜んでみなさんに割り当てします。そのような未割当区域で働くさい,予約を提供するのは良いことです。しかし予約が得られない場合は,二番目の提供として雑誌と書籍を組み合わせて勧めることができます。そのような区域では多くの雑誌が配布されるでしょう。しかしどんな区域で働くにせよ,ぜひ十分の量の雑誌を携えて行きましょう。いつの日か,みなさんは自分の配布に驚かれるかもしれません。
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神権的ニュース王国宣教 1972 | 6月
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神権的ニュース
◆ 雨や鉄道ストにもかかわらず,巡回大会には引き続きすぐれた出席者数が見られています。最近の大会における出席者数とバプテスマを受けた人の数は次のとおりです: 福山: 876-42,富山: 459-12,東京・板橋: 989-40,秋田: 385-15,唐津: 936-55,北見: 505-37,鹿児島: 657-32,函館: 611-32,田川: 728-46,東京・玉川: 1,761-60。
◆ 三鷹会衆のある年配の姉妹は過去数年間に30の家庭聖書研究を取り決めることができ,そのうちの10人はバプテスマを受けた証人になりました。その姉妹はあらゆる機会を活用し,いつも雑誌のはいったカバンを持っていてセールスマンや訪問客に,また病院の待合室などでも証言をします。
◆ 東京・成増会衆の62人の伝道者のうち,29人が過去1年間に奉仕を始め同期間に25人がバプテスマを受けました。すべての伝道者が定期的な伝道者で,奉仕の平均は,時間24.0時間,再訪問13.8件,研究1.3件,雑誌22.2冊です。
◆ 最近のある週末に,3つの新しい王国会館の献堂式が行なわれました。出席者は次のとおりです。川西: 66人。藤沢: 144人。磐田: 148人。また富山の王国会館の献堂式に119人が出席しました。
◆ ビルマは616人という伝道者の新最高数に達しました。3つの地域大会には1,286人が出席し,40人がバプテスマを受けました。
◆ 香港の兄弟たちは中国の正月(3日間の祝日)を利用して雑誌活動を行ないました。その月に伝道者は平均45冊,開拓者は273冊の雑誌を配布しました。
◆ 韓国で協会の韓国語の雑誌を印刷している印刷会社は,「精神的な導き」として従業員に与えるため「目ざめよ!」誌を毎号500冊欲しいと言ってきました。
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日本の奉仕の報告: 4月王国宣教 1972 | 6月
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日本の奉仕の報告: 4月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 506 142.0 69.0 6.8 192.9
開拓者 1869 95.0 44.3 4.6 108.4
休暇開拓者 1009 85.1 38.5 2.4 91.3
伝道者 10144 16.4 7.9 1.1 19.8
合計 13528 新予約: 17747
1-4月の新予約合計: 78477(昨年: 68466)
新しく献身してバプテスマを受けた人: 357
1972年の伝道者の目標: 11782
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質問箱王国宣教 1972 | 6月
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質問箱
● 宣教学校や奉仕会のそれぞれの部分で聴衆が拍手をするのはふさわしいことですか。
エホバの民で構成されている聴衆は確かに感謝の気持ちをいだいています。兄弟たちの努力や,演壇から話す資料に対して感謝を表わしたいと願うのはたいへんよいことです。今日世界のある場所では,そのような感謝は拍手によって示されています。しかし拍手は心から自然になされるものであるべきです。また,それはたいてい普通以上の何かに対する感謝の表示でもあります。巡回大会を含め,大きな大会の時にも同じことが当てはまります。そのような大会では,特別のプログラムが取り決められ,兄弟たちは割り当てのために余分の時間と努力を払っていますので,話の終わりの時だけでなく,時には話の途中において聴衆が拍手する光景が見られます。しかし,王国会館においても同じことを当てはめるべきでしょうか。自然また心からの感謝の気持ちでなされるなら,それに対して何らの規則がないのは確かです。しかし普通の場合,それらの割当てに対して拍手しません。なぜなら,1つには,それは容易に形式的なものになって,ほんとうの意義が失われてしまうからです。
しかし,話の努力に対する真の感謝を示すのに王国会館でわたしたち全員が行なえる事があります。それは,話の間よく注意を払うことであり,話し手をよく見て,話し手の考えを理解して益を得ていることを顔の表情によって示すことです。さらに集会のあとで個人的に話し手に語りかけて,話を楽しんだことを知らせる機会もたびたびあります。
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