ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 『こうべを上げ』て救いを知らせる
    ものみの塔 1969 | 4月15日
    • そのため一昨年より伝道者の数は減少しました。しかし時の緊急さを認識し,「良いたより」が中国人にも伝道されなければならないと理解している,すぐれた一群の伝道者が今もこの地で働いています。

      エホバの組織から離れた者が戻るのを助けるため,十分の個人的な注意を払うことの大切さはどんなに強調しても強調しすぎるものではありません。6年ほど前のこと,真理に対して深い愛と認識をいだいているかに見えた一人の若い姉妹は,突然すべての交わりを断ちました。それは,真理に反対していた両親にしいられて,ある男性と結婚し,夫のおばの家で暮らすことになったためです。そのおばも真理の大の反対者でした。会衆は円熟したある姉妹が彼女を訪ねる取り決めを設け,定期的な訪問を通して彼女を励ましました。やがてその人は引っ越していまい,もはやどうすることもできないように思えました。ところがある日,その人を援助してきた姉妹に一通の手紙が届いたのです。その手紙には,以前激しく反対していたおばが死んだので,今やだれかに自由に訪問してもらえると書かれていました。そして彼女は真理から離れたことを悔い,真理の道に戻りたいとの熱烈な願いを述べました。そして,兄弟姉妹たちに自分を許していただき,研究を再開して,霊の思いを取り戻すことを助けてほしいと願い出たのです。すぐにこの婦人との連絡が取られ,必要な助けが与えられました。その後,巡回大会に出席し,兄弟たちの思いやりと個人的な援助に対する深い感謝を述べました。こうして真理に戻ることができました。

      中国語の「神が偽ることのできない事柄」の本は兄弟たちにたいへん喜ばれました。一人の宣教者の姉妹は次のような手紙を寄せました。「毎週火曜日の晩この本を研究することが発表されたとき,以前真理に対してなんらかの興味を示した人の関心を再び燃えたたせたいとの熱意をいだきました。10年ほどまえ真理に関心を示しましたが,なんら行動を起こさなかったある婦人は,出席するようにとの招待に応じました。その婦人の子供たちは成長ざかりでしたから,彼女はなんとかして聖書を研究したいと願っていたところのようでした。それで私がこの機会をとらえて,家族全員で聖書を研究するよう提案したところ,婦人は直ちに応じました。今では,夫と3人の子供を含め家族全員で研究をしているだけでなく,その婦人はすべての集会に出席し,戸別訪問の宣教にも参加しています」。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1969 | 4月15日
    • 読者からの質問

      ● コリント前書 10章4節には,荒野におけるイスラエル人が「彼らに随ひし霊なる岩より飲みた……り」と書かれています。これはどういう意味ですか。―アメリカの一読者より。

      使徒パウロは,エジプト脱出後のイスラエル人に神がなされた備えについて語りました。「皆おなじく霊なる食物を食し,みな同じく霊なる飲物を飲めり。これ彼らに随ひし霊なる岩より飲みたるなり,その岩はすなはちキリストなり」― コリント前 10:3,4。

      使徒パウロはここで二通りの意味を考慮していたと思われます。つまり文字通りの意味と霊的な意味とです。

      前の聖句で紅海を通過することに触れていること考えると,パウロがまず,神が荒野においてイスラエル人に奇跡的に備えられた文字通りの飲食物に言及していると思われます。エホバはイスラエル人のために定期的にマナを備えられました。この文字どおりの食物は奇跡的に,つまりエホバの霊によって生み出されたものですから,「霊なる食物」と呼んでさしつかえないでしょう。

      同様に,神はご自分の霊によってイスラエル人に飲み物を備えられました。エジプトを去ってまもなく,人々は水にこと欠きました。神の指示に従ったモーセはつえを取り,岩を打って水を出し,約200万人のイスラエル人とその動物たちとに飲ませました。(出エジプト 17:5-7)40年の放浪旅行の終わりごろ,モーセが再び岩を打ったとき,この大きな会衆のために水が激しく流れ出ました。―民数 20:1-11。

      文字通りに取る場合,イスラエル人は「彼らに随ひし……岩」よりどのように水を飲みましたか。モーセが最初に打った岩が40年間もイスラエル人のあとをころがってついて来たわけではありませんが彼らは少なくとも2回,つまり40年の初めと終わりごろ,神によって岩から出された水を得ました。この意味において,文字通りの水が彼らに従ってきたと言えるでしょう。あるいは,そのように多量の水が備えられたとき,それは幾分川のようになってイスラエル人に「随ひ」,もしくは彼らとともに流れたのかもしれません。それでイスラエル人は旅をしながら,しばらくの間その水を飲むことができたにちがいありません。

      しかしこのことは,これら当時のイスラエル人が彼らに従うあるいは彼らと共に進む霊の備え物にあずかった方法をどのように示していますか。イスラエル人はアブラハムに約束された「裔」,つまり来たるべきシロを待ち望んでいました。(創世 22:18; 49:10)罪の許しを得るためにイスラエル人がささげた犠牲およびそれをささげる儀式は,対型的な「岩」であるメシヤをあらかじめ表わすものでした。パウロは他の聖句の中でこうしるしました。「律法は来らんとする善き事の影」であり,「信仰によりて我らの義とせられん為に,律法は我らをキリストに導く守役となれり」。(ヘブル 10:1。ガラテヤ 3:24)それで神は,イスラエル人に文字通りの飲食物を備えるかたわら,荒野を通る間,イスラエルにつき従ったあるいはイスラエルとともに進んだ霊の食物も備えられたのです。メシヤに関する霊的な事柄によって,イスラエル人は希望を持ち続け,霊的な命をささえることができました。

      イエスがメシヤとしてまさしく到来したとき,ヘブル人に与えられた文字通りの物よりもはるかに重要な意義を持つ霊的な命の水および備えが彼から流れ出ました。イエスは次のように言われました。「人もし渇かば我に来りて飲め,我を信ずる者は,聖書に云へるごとく,その腹より活ける水,川となりて流れ出づべし」。(ヨハネ 7:37,38)荒野で岩から出た水を飲んだイスラエル人の多数の者は約束の土地にはいって生活することができませんでした。しかし,「さまたぐる岩」としてイエスにつまずかなかった後代のイスラエル人に対し,キリストは『永遠の生命の水湧きいづ泉』となった霊の水を与えました。―ロマ 9:32,33。ヨハネ 4:14,15。

  • あなたは1969年に何をする計画ですか
    ものみの塔 1969 | 4月15日
    • あなたは1969年に何をする計画ですか

      エホバの証人の大会では,真の幸福感を味わい霊的な励ましを得ることができます。たとえば,ノルウェーで昨年開かれたある大会でのこと,神学を勉強していたひとりの婦人は大会に初めて出席し,自分を招待してくれたエホバの証人に次のように説明しました。「きょう,むすこに,『地上の天国を味わいたいなら一番の飛行機でここに来なさい。旅費はわたしが払います』という至急電報を2度打ちました。今まで,至急電報など打ったことはありませんが,きょうは2回も打ちました。むすこは何事が起こったのだろうと驚いているに違いありません」。

      世界のあらゆる場所のエホバの証人は大会に出席するため,何か月も前もって,準備し計画を立てます。時には1年あるいはもっと前から準備する場合もあります。どうしてそのように早くから準備するか不思議に思われますか。たとえば1963年,二人の少女がデンマークからスウェーデンのストックホルムまでの870キロもの道のりを自転車で行ったのはなぜでしょうか。また,胸の病気のためからだのほとんどまひしたスペインのある若いエホバの証人がイタリアのミラノでの大会に出席するため,何百キロも旅行する決意をした理由はなんですか。それは他のエホバの証人たちとの徳を高める交わりを楽しみ,大会のプログラムから霊的な励ましを得ることです。彼らはそれまでにも大会に出席したことがあるのです。そして大会で何を得られるかを知っていました。

      1969年の間,エホバの証人の大会の一つに出席するように是非計画してください。

      1969年に計画されている国際大会

      7月6-13日: アメリカ,ジョージア州アトランタ,アトランタ競技場。アメリカ,オハイオ州クリーブランド,クリーブランド市営競技場(暫定的)。

      7月7-13日: アメリカ,ニューヨーク州ニューヨーク,ヤンキー野球場(スペイン語も含む)

      7月13-20日: カナダ,ブリティシュ・コロンビア州バンクーバー,エンパイア競技場。アメリカ,カリフォルニア州ポモナ,フェアグランド特別競技場(スペイン語)

      7月14-20日: アメリカ,カリフォルニア州ロサンジェルス,ドジャー野球場。

      7月21-27日: アメリカ,イリノイ州シカゴ,ホワイト・ソックス公園(スペイン語を含む)。ミズーリ州カンサス市,市営競技場(暫定的)。

      7月29–8月3日: イギリス,ロンドン,ウェンブリー競技場。

      8月5-10日: フランス,パリー,コロンベ競技場。デンマーク,コペンハーゲン,スポーツ・パーク。

      8月10-17日: 西ドイツ,ニュールンベルグ,ツェッペリン牧場。イタリア,ローマ,パラゾ・デロ・スポーツ。

      8月13-17日: イタリア,ローマ,パラゾ・デイ・コングレッシィ(ギリシア語。スペイン語)。

      10月12-16日: 韓国,京城,チャンチャーン体育館。

      10月14-19日: 日本,東京,後楽園競輪場。

      10月18-21日: 台湾,台北。中国,香港,市営公会堂。

      10月22-26日: フィリピン共和国,マニラ,リザール記念競技場。

      10月24-26日: パプア,ポート・モーズビイ。

      10月26-31日: オーストラリア,メルボルン・ショーグランド。

      11月4-9日: ニュー・ジーランド,オークランド,オークランド・トロッティング・クラブ。

      11月9-12日: フィジー,スバ,市公会堂。タヒチ,パーピエイティ。

      11月11-16日: ハワイ,ホノルル,ホノルル国際センター(闘技場)。

      12月24-28日: メキシコ,メキシコシティ,メキシコ闘技場。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする