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  • 大学教育を考えなおす
    目ざめよ! 1971 | 8月22日
    • 最近まで,自分の手で働く人は品位ある仕事をしていないように思われてきました。そういう人は,ほんとうに成功した人とは考えられませんでした。ところが今日では,多くのいわゆる『品位ある』大学卒の専門職の人々が,次の食事をどうするか心配しているときに,大工,鉛管工,事務員,電気工など手に職のある人,自分の手で働く人たちには仕事があるのです。あるごみ収集人は最近,1年に1万ドル(360万円)の収入を得ます。

      人が仕事を習い,自分の手で働くのは少しも恥ずべきことではありません。それどころか,今日ではそれは実際的なことになってきています。これもまた,ある親たちが大学教育の問題を考えなおしている理由のひとつです。彼らは,そうした職業技術を少なくともある程度習える高等学校にむすこや娘を入れて,より有用な職業への道を進ませています。高校卒業後は,つづけてしばらく職業学校にかようか,または貴重な実地訓練を受けるかもしれません。こうして彼らは職を身につけ,責任ある地位に立つ人々がしばしば経験する苦しみを避けます。

      エホバの証人である親は,子どもに有用な職業技術を身につけさせる,もうひとつのきわめて確かな理由をもっています。彼らは聖書の預言の成就から,今日の工業社会が終わりに近づいていることを知っています。まもなく,全能の神ご自身によって死の一撃を加えられます。(箴言 2:20,21。ヨハネ第一 2:17)そのあと,神の新秩序のもとで再建の仕事が行なわれ,全地は楽園に変えられるでしょう。(ルカ 23:43)その時,農業や家庭管理の技術など,いろんなタイプの職がたいへん役にたつでしょう。ですから,エホバの証人である親は子どもたちを今日のいわゆる“高等”教育から遠ざけることにより,ますます堕落していく環境に子どもをさらさないようにすると同時に,新体制での生活のための準備をさせているのです。

  • 「どんなことがあっても私はこれを守ります」
    目ざめよ! 1971 | 8月22日
    • 「どんなことがあっても私はこれを守ります」

      ● ギリシア南部のある大きな島で,特別開拓者として全時間奉仕をしているひとりの女の伝道者は,エホバの証人の信じていることを知りたいと思っていた若い女性を訪問しました。伝道者はその女性に2冊の雑誌を配布し,ただちに「神が偽ることのできない事柄」と題する本を使って聖書研究を始めました。彼女は真理を探求するのを助けてほしいとその伝道者に願い出ました。そして,「もしこれが真理だということを確信したなら,どんなことがあっても,私はこれを守ります」と言いました。研究は続けられ,その若い女性はたいへんよく進歩しました。ところが,障害が生じはじめました。自分の家族の人たちからの激しい迫害がはじまったのです。特に彼女の婚約者からの迫害はひどく,彼女は口ぎたなくののしられ,意識不明になるまで打たれました。しかし,その女性は動揺することもなく,研究を続けました。彼女が夕方家に帰ってみると,3人の教区司祭,ひとりの神学者,それにふたりの修道女が何度か彼女を待ち受けていました。それらの人たちはみな,この「誤導された」女性をなんとかして「正しい道」に連れ戻そうとするためでした。その手段が不成功に終わったのを知った彼女の婚約者は,女性の特別開拓者が彼女との聖書研究を司会している最中に,その家に押し入り,自分の婚約者をつかまえて打ちたたき,また,その奉仕者をもののしったりおどしたりしました。彼女の叫び声を聞きうけた警官がその場に急行したため,その特別開拓奉仕者が裁判にかけられることになりました。しかし,その若い女性は真理を研究して得た知識を用いて,親の考え方を変えさせ,親に自分たちの犯したあやまちを自覚させることができました。今では,それらの人々すべてが集会に出席しており,そのうちの3人はバプテスマを受け,彼女の家では四つの家庭聖書研究が司会されています。こうした特異な事態の結果として,全部で7名の人々が真理を知るようになりました。今では彼女の夫となっている,かつてのその残忍な婚約者も伝道に参加しています。

      ― エホバの証人の1971年度年鑑より

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