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  • “可能性”が現実となる確率はどれほどですか
    目ざめよ! 1975 | 9月22日
    • によって一つの系統に幾つもの有益な突然変異が生ずる確率が極めて低い」ことに言及し,さらに次のようにつけ加えています。「これを書き表わすなら,1,000の100万乗[1,0001,000,000],つまり1にゼロが300万ついた数となり,またこれを印刷するなら500ページほどの大きな本が3冊でき上がる。実際にこれは無意味なほど大きな数ではあるが,自然選択がどれほど不確かなものであるかをよく示している。……1にゼロが300万というのは,馬のできる不確かさを示す数字であり,それがいかに起こり得ないものであるかを表わすものである。そのようなおよそ起こりそうもない事柄に賭ける者は一人もいないだろう」。

      にもかかわらずハックスリは,信じられないことのようですが,向きを変えて,「それでも進化は起きたのだ」と言います。その態度はどれほど首尾一貫したものに見えますか。もしだれかがそのような確率を信ずるとすれば,それはその人が愚かな決定をしたにすぎません。しかしその人は正直な気持ちで,自分の場合に重みのある証拠 ― 確率 ― がある,と言うことはできません。

      それとも「可能性」は設計者の存在を示すか

      他方,生命は他の生命から来る,ということは常に知られてはいなかったでしょうか。確かにそうです。ですから,人は自分の経験をとおして,生命は生きている創造者によって生ぜしめられた「可能性」が強い,ということを知ります。この見方は,確率の全概念によって支持されます。なぜそう言えますか。

      なぜなら,確率は設計を暗示するからです。わたしたちはほんの一部調べてみただけですが,確率の公理はほとんどすべての科学思想の基本となっています。人間はこれら生命を持たない法則を信じ切っています。それらの法則は非常に一定しているので,わたしたちはそれに“信仰”を置くことができる,と科学者たちは言います。さてわたしたちは,そのような法則が全くの偶然によって存在するようになったと信ずるべきでしょうか。つまり法則には法則の造り主がいないのでしょうか。データ,すなわち確率の重さは確かに,数学上の公理の背後に存在する設計者を指し示します。さらに,もしこれらの公理や,他の物質的創造物に関する法則がそれほど一定不変のものであるなら,その創造者も同じであるに違いありません。

      確率の公理のように,諸法則の精確な働きを理解することには大きな喜びがあります。しかし本当に分別のある人はそれだけでは満足しません。その法則を作った方を知りたいと思います。そしてその方を知ったなら,それは無限に大きな喜びとなるでしょう。

  • 新しい潤滑油
    目ざめよ! 1975 | 9月22日
    • 新しい潤滑油

      ● マッコウ鯨の油は,長い間,工業用潤滑油として利用されてきました。ところが,この種の鯨が絶滅しかけているため,鯨油は著しく不足しています。そこで,メキシコとアメリカに見いだされる砂漠のかん木が,今や,その格好の代用品になるという期待が持たれています。高さ2,3㍍のこのかん木は“ホホバ”と呼ばれています。その種子には50%もの油脂が含まれており,その油の化学的組成は鯨油と似ています。利用者は,減少したこの種の油の在庫を増やすため,このかん木を栽培できるようになることを期待しています。つい最近,一自動車会社は自社のトルク・コンバーター・オイルに鯨油を加えなくなったところ,腐食のために重大な問題が生じた,とこぼしました。

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