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  • 気持ちを静めてくれるたそがれ
    目ざめよ! 1971 | 6月8日
    • と,目のさめるような紫色が現われます。この色は非常に変わりやすいのですが,ふつう,急速に広がり,しかも濃くなるように見え,地上の物体は紫色を帯びます。この紫色の光は太陽が地平線下およそ6度になるまで続きます。これは約10㌔㍍上空にあるかすみの層が太陽光線を散乱させることによってできると言われています。

      さて,ことばで言い表わせないほど美しい青色が空にも地上にも一面に広がるように見えることがあります。冬の雪景色の場合は特にそうしたことが起きます。空に広がるそのたそがれは,太陽が地平線下18度に近づくにつれてしだいに地平線へと沈み,消えてなくなります。

      動植物に与える影響

      昼から夜への漸進的な移行は植物や動物たちに調節をする時間を与えます。中には,たそがれになると,夜のやみからか弱い部分を隠すかのように,葉や花をゆっくり閉じる植物があります。また,日中に得られなかったものを捕えたり吸い込んだりするために開くような植物もあります。それらが,明暗の変化に応じる,作りつけの時計に支配されていることは明らかです。

      同様の事柄は動物の世界でも見られます。静かになって,眠りにつくために巣やねぐらに向かう動物もいれば,目ざめて夜の活動の用意をするものもいます。3,000年ほど昔,イスラエル人で,聖書の詩篇記者のひとりは,こうした動物たちの生活のリズムを次のように詩的に表現し,その誉れをエホバ神に帰しています。「なんぢ黒暗をつくりたまへば夜あり,そのとき林のけものは皆しのびしのびに出きたる」― 詩 104:20。

      人間への影響

      たそがれは人間にとっても一日のうちで健全かつ楽しいひとときであると言えます。夜の到来に気持ちを順応させたり,日中の明かるさから夜のやみに眼を無理なくなれさせる時間を与えてくれます。たそがれによって不安な気持ちが静まりますし,驚くほどの満ち足りた気持ちになることがよくあります。「たそがれ至れば,憩い訪れ,苦しみ和らぐ」と一詩人はうたっています。

      たそがれは黙想するのに理想的な時です。人は,日常の仕事のことよりも高尚な事柄に思いを巡らすよういざなわれます。たそがれは,人の思いを調整してより深い考えに導き,人が自分の心臓をさぐるのを助けます。

      しかし,警戒もしなくてはなりません。というのは,たそがれは人間の感情に作用して,道を踏みはずさせることもあるからです。考えが横道にそれて性的な欲望を呼びさまされ,そのため人が不道徳な方法でそうした欲望を満足させることもあり得るのです。賢王ソロモンは聖書の箴言という本の中でそのことに関して警告のことばをしるしました。そこでは,心臓の浅はかなひとりの若者が「たそがれに半宵に夜半に黒暗の中に」,通りを過ぎて淫婦の家に近づくさまが描写されています。―箴言 7:7-9。

      確かに,神を恐れる人々が,一日の他の時刻と同様,たそがれ時をも正しく用いることの必要性がそこで強調されているのです。神のことば聖書の中に示されている清く気高い諸原則に思いを巡らし,気持ちを静めてくれるたそがれの偉大な創造者,エホバ神に祈りをささげつつ自分の考えを向上させることは非常にたいせつです。

  • グアム島における進歩
    目ざめよ! 1971 | 6月8日
    • グアム島における進歩

      ◆ グアム島では聖書文書が引き続きたいへんよく配布されており,そのことは,次の経験に示されているとおりです。1台の車に乗り込んだ5人の伝道者からなる一グループは,午後おそくの証言で,わずか2時間のうちに合計300冊の雑誌を配布しました。雑誌の配布された所を再び訪問することにより,家庭聖書研究という実が生み出されており,集会の出席者も増加を続けています。平均31名の関心を持つ人々が,毎週開かれている「ものみの塔」誌の研究に参加します。

      ― エホバの証人の1971年度年鑑より

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