ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔74 5/15 294ページ
  • ニュースの内面を見る

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • ニュースの内面を見る
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1974
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 童貞制の問題
  • 犯罪の恐怖
  • 利己主義が支配している
  • 多くの人がもはや僧職を望まないのはなぜか
    目ざめよ! 1972
  • 司祭たちが語る独身制の非
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1970
  • 司祭に結婚の自由を認めるべきか
    目ざめよ! 1970
  • 独身制 ― それはなぜ課されたのか
    目ざめよ! 1985
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1974
塔74 5/15 294ページ

ニュースの内面を見る

童貞制の問題

● 過去何世紀にもわたってローマ・カトリックの司祭たちに求められてきた童貞制は,再び問題を引き起こしつつある。

それは当然のことと言える。そうした要求は聖書の教えとまっこうから反するからだ。

昨年,12月23日付のバチカンの新聞ル・オセルバトーレ・ロマノは司祭たちに僧職を去らないように懇願し,すべての司祭は「その立場にとどまるために不可能なことをしなければ」ならないと述べた。

その“不可能な”要求は実際には,イエス・キリストの死後始まった真の崇拝からの離反に基づいている。使徒パウロの予告したところによると,そうした背教の一つの特徴は,『結婚を禁じる』ことである。驚かれただろうか。どの訳の聖書でもよいから,テモテへの第一の手紙 4章1-3節を自分で読んで,確かめてみてほしい。カトリック教会は,自分たちの益になるように聖書の規準を勝手に引き下げ,その結果問題を身に招いた。

ル・オセルバトーレ・ロマノ紙の前述の記事は,司祭たちに向かってこうことばを続けた。「もしあなたが道徳上の過ちを犯すなら,あなたには多くの治療薬があるではないか。そうした過ちを犯すべきではないが,それはありうることである。なぜなら,あなたも同様に弱いからだ」。(1973年12月3日付の)ニューズ・ウィーク誌によると,中には,独身ではいるものの,女性との親密な交際や時には性交という手段に『治療薬』を見いだしている司祭もいる。

もちろん,これは最近にはじまったことではない。ずっと以前から,司祭が何を行なっているかに気づいていたカトリック教徒は少なくない。しかし,教会を特に悩ましているのは,こうした司祭の不道徳行為ではなく,多くの司祭が結婚を求めて僧職を離れているという事実である。過去3年間に,司祭の数は約2万人減少した。

犯罪の恐怖

● アメリカは,恐怖にかられた“武装した野営地”の観をいっそう強くしている。1973年に行なわれたギャラップ調査によると,恐怖心は「アメリカ社会のあらゆる階層」に浸透している。昨年,大都市に住む三人に一人,また郊外に住む五人に一人が強奪されたり,強盗に押し入られたり,財産を破壊されたりした。十人のうち四人はたとえ近所であっても夜の一人歩きを恐れている。

暴力に対処する方法は,暴力を用いて仕返しする備えをしておくことだ,と考えている人もいる。その結果,アメリカで犯罪の最も多いデトロイトでは,男女子どもを含めた市の全住民の数の三分の一に相当する50万丁のピストルがあるものと推定されている。他の場所でも事情はそれほど変わらない。人々は恐怖にかられた生活をしている。

あなたが望んでいるのはそうした生活だろうか。あなたを取り巻く世界を変えることはできないが,それに処するあなたの行動を変えることができる。ほんとうに安全な道は,『戦争の武器を打って平和の道具に変え,戦争をもはや学ばない』ことである。しかし,なぜだろうか。なぜならわたしたちは,創造者からそうするように告げられているからだ。神のしもべに対して何かの悪行が犯されるなら,神ご自身が返報する,と神はわたしたちに保証しておられる。―イザヤ 2:2-4,新。ローマ 12:17-19。

利己主義が支配している

● 大量金属消費国の専門家たちは,主要金属価格の急騰という問題が前途に横たわっていると見ている。

ある官吏は,金属生産国との売買交渉力を得ておくために,現時点で備蓄を増やすべきである,と主張している。「こうしておけば,これら追いはぎたちに巻き上げられることはない」とも,前述の官吏は語った。

こうした騒ぎを引き起こした直接の原因は,生活に欠かせないアルミニウム鉱を供給している国が,石油の価格を空前の高値につり上げた石油輸出国機構のような機構の設立を計画していることにある。銅およびスズ生産国の同様の機構はすでに存在している。

生産国を“迫いはぎ”と呼ぶのは,自分のことをたなに上げたことばである。こうした生産国の立場を考えてみよう。大半の生産国の労働者はきわめて低い賃金の生活をしいられてきた。またこれらの生産国は,大国からしばしばどのように搾取されてきたかをも知っている。

こうした実情は,現在の社会の経済体制が利己心に満ちていることを示すもう一つの証拠にほかならない。確かに,利己主義が支配している。

これまでに見たような苦悩は実際には,現在の体制がまもなく神の王国によって取って代わられることを示すしるしである。その王国の支配のもとで,『産出的な土地の住民は確かに義を学ぶようになる』と,神の預言者は語っている。それは,なんと望ましい変化ではないだろうか。―イザヤ 26:9,新。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする