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エホバに対するわたしたちの犠牲王国宣教 1983 | 8月
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を定める助けとなるでしょう。でも,あなたの奉仕が主に家族との研究だけに限られているとしたら,義を愛しているかもしれない他の人々のことはどうなるのでしょうか。公の宣教により多く参加することによって,そうした人々も助けることができますか。(ローマ 10:14,15)自分の住む地域の人々に良いたよりをもたらすことに努めるとき,あなたは多くの喜びを経験することでしょう。そしてそのことを始めたなら,自分の奉仕を拡大する道を探ってください。より多く行なえば結果もより大きなものになることをわたしたちは皆知っています。あなたはご自分の現在の活動の程度が魂を込めた奉仕を表わしているとして満足することができますか。野外奉仕の計画を立てる時,もっと多く行なえる事情にあるのになぜ1時間の奉仕を計画するのですか。―ガラテア 6:9,10。
5 ある地域では,良いスタートを切りはするものの,いつも区域がなくなってしまう,と兄弟たちは報告しています。それでは何を行なえるでしょうか。市街地の区域では,普通,街路での業を行ない,音信を携えて人々に近づく機会があります。また,訪問できそうな再訪問や不在訪問を幾つか計画に含められるでしょう。それで,できる限り奉仕を十分に行なうように努めましょう。伝道者が初めの予定より少し長く働いたとき,本当に関心を持つ人を見いだしたという経験をわたしたちは幾度耳にしたことでしょう。ある姉妹は奉仕のとき群れの人々に会いそこなってしまいました。しかし姉妹はあきらめませんでした。通りを行く人々に証言を始めたのです。そして数時間後に終えた時,多くの人々に証言していつもより多くの文書を配布し,大変よく働いたのに気づきました。
他の人々と共に働く
6 わたしたちの賛美の犠牲には,自分だけではなく,わたしたちの援助できる他の人々が関係しています。その中には既に王国会館に来ている人も含まれるかもしれません。多くの会衆では真理を感謝して集会にかなり定期的に出席しているものの,野外宣教には参加していない人たちがいます。そのような人たちが野外奉仕に参加する資格にかなっていることを知ったなら,一緒に参加するよう励ましてみてはいかがですか。「あなた方があらゆる良い業において実を結び,また神に関する正確な知識を増し加えつつ,神にじゅうぶん喜ばれる者となることを目ざしてエホバにふさわしい仕方で歩む」ようにと願った使徒パウロの願いに一致して歩むようそのような人々を助けてください。(コロサイ 1:10)こうしてその人たちは,あなたやあなたのご家族と共に,エホバへの賛美の犠牲をささげることに参加できるのです。―ローマ 12:1。
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挑戦となる区域での効果的な証言王国宣教 1983 | 8月
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挑戦となる区域での効果的な証言
1 エホバの賛美者が日ごとに増し加えられ,多くの会衆では1か月に1度,あるいはそれ以上の頻度で区域が網羅されています。加えて,営利を目的とした人々がたびたび訪問するような区域では,ドアを開けて話をする家の人がごく少ないかもしれません。このような挑戦となる区域で効果的な証言を行なうにはどうしたらよいでしょうか。
2 まず,わたしたち伝道者の側の家の人に対する正しい見方が大切です。人々がドアを開けなかったり,インターホンで応対するのは,多くの場合,セールスマンがひんぱんに訪問したり,世の中が危険になっているためであって,わたしたちが伝える音信のゆえではありません。このことを理解しておくなら,失礼であるなどと思わずに,ドア越しの証言であろうとインターホンであろうと思いやりを示しつつ積極的に王国の良いたよりを伝えることができます。次のように話し始めることができるかもしれません。「わたしたちはとても危険な社会に生活していますが,この地域にも平和で安全な時代が訪れることについて聖書からお話ししています。このままで結構ですから,数分だけお聞きください」。
3 家の人と直接会えないとしても,熱心な証言をして良い成果を得ている人もいます。一人の兄弟はインターホンである家の父親に簡潔に証言しました。良く証言に耳を傾けた父親は書籍を一組求め,娘に玄関まで取りに来させました。別の兄弟は,「お会いしなくて結構です。このインターホンを通して気軽に話し合う目的で訪問しています」と自己紹介したところ,訪問者への恐れを抱いていた家の人はインターホンでの証言に耳を傾け,研究に応じました。この方は日曜日の集会に出席するようになっています。インターホンで断わる家の人は,玄関に出て来たとしても大抵同じように断わるでしょう。それでドアやインターホンを“障害”と考えずに,積極的に王国の良いたよりを語りましょう。
4 ひんぱんに網羅されている区域では人々に良い印象を残すことも大切です。たとえ断わられても,家を立ち去る前に人の心をさわやかにするような言葉を述べることができます。家の人が意見を述べてくださったことに感謝したり,少しでも話を聞いていただきうれしかったことなどを話して去ることは良い印象を残すものとなります。(箴言 16:24)しかし,街角で伝道者たちが集まって,大きな声で笑ったり会話したりすることは,決して良い印象を与えるものではありません。王国の伝道に携わっている時には,真剣に,誠実な態度で携わりましょう。
5 ひんぱんに網羅されてくると,出版物を配布することは以前ほど容易でなくなるものの,研究が多く取り決まるという傾向が観察されます。それで,最初の訪問の時から研究を取り決めることを念頭に置いて奉仕に励みましょう。そのために,例えば「見よ!」の小冊子など研究を取り決めるのに役立つ出版物をいつも伝道かばんに入れておくのは良いことです。出版物の提供に家の人が最初から警戒心を示している場合,聖書に基づく有益な話し合いができることを提案し,研究の方法を説明することもできます。もちろん家の住人が変わることもあれば,家族の異なった人が応対に出ることもあるので,出版物の提供にも積極性を保ちましょう。
6 挑戦となるような区域でもエホバと隣人に対する愛に動かされて,家の人一人一人に誠実な関心を抱いて訪問するなら,あなたの奉仕は喜びにあふれ,報いの大きいものとなるでしょう。―マタイ 22:37-39。
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巡回大会 ― 霊的な刺激王国宣教 1983 | 8月
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巡回大会 ― 霊的な刺激
「わたしたちの生活において真理を明らかにする」という主題に基づいて,何という優れた巡回大会のプログラムが提供されたのでしょう。(コリント第二 4:2)それは確かに,真理を宣明するだけではなく,わたしたちの生活のすべての面において表わし示すことによっても真理を明らかにするという点で,実際的な方法を講じる必要性を気づかせてくれるものでした。
9月から始まる一連の巡回大会の主題は,「強欲になることなく,神に対して富んだ者となりなさい」というものです。(ルカ 12:15,21)土曜日のプログラムは,「すべての人に対して良いことを行なう」という主題を全体的に考慮します。(ガラテア 6:10)それは霊的な宝を積み上げ,不完全な肉の欲望を克服しようとのわたしたちの決意を強めてくれるでしょう。日曜日午前の,「み言葉を行なう者を産み出す」と題する部分は,家庭聖書研究の業で一層効果的になるようわたしたちを助けてくれるでしょう。聖書はわたしたちが,ただみ言葉を聞くだけの者となるのではなく,会衆の集会でも大会においても,行なう者,エホバへの奉仕の点で働く者となるように勧めているのです。―ヤコブ 1:22。
巡回大会はわたしたちの神エホバの崇拝の重要な部分です。「忠実で思慮深い奴隷」によって備えられたプログラムを注意深く聴くとき,それはわたしたちにとって霊的な刺激となり,わたしたちは一層のさわやかさを得られるでしょう。次の巡回大会のすべてのプログラムに是非出席してください。それは霊的に報いの多いものとなるでしょう。
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