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  • 聖書の第61番めの本 ― ペテロの第二の手紙
    目ざめよ! 1975 | 5月22日
    • その日,天は火で溶解し,諸要素は極度に熱して溶けるのです。しかし,神の約束によって「新しい天と新しい地」が到来します。―3:4,7,9,13。

      7 こうした点をあらかじめ知るクリスチャンはどのように励み努めるべきですか。

      7 したがって,「最終的に汚点もきずもない,安らかな者として見いだされるよう」力を尽くして励むべきです。主のしんぼうを救いとみなすべきです。愛するパウロもそう書き送っているはずです。こうしたことをあらかじめ知った今,自分自身の確固たる態度から離れ落ちることのないよう警戒していなければなりません。ペテロは結びにこう述べます。「そうです,むしろ,わたしたちの主また救い主なるイエス・キリストの過分のご親切と知識において成長しなさい。彼に,今もまたとこしえの日に至るまでも栄光がありますように」― 3:14,18。

      なぜ有益か

      8 (イ)ペテロはヘブライ語聖書とギリシャ語聖書が共に霊感によるものであることをどのように証言していますか。(ロ)正確な知識をしっかり守ることによってわたしたちもどのように益を受けられますか。

      8 正確な知識はなんと重要なのでしょう。ペテロ自身,自分がヘブライ語聖書から得た正確な知識を自分の論議の中に織り込んでいます。そして彼は,ヘブライ語聖書が聖霊の霊感によるものであることを証言しています。「預言はどんな時にも人間の意志によってもたらされたものではなく,人が聖霊に導かれつつ,神によって語ったもの(である)」と述べているからです。また彼は,パウロの知恵が「与えられた」ものであることを指摘しています。(ペテロ第二 1:21; 3:15)霊感による聖書の全体についてその内容を考え,正確な知識をしっかり守るなら,わたしたちも大いに益を受けられます。それによって,「すべてのものは創造の初め以来と全く同じ状態を保っているではないか」と語るペテロが述べた人々のような自己満足的な態度に陥ることはありません。(ペテロ第二 3:4)また,ペテロがその手紙の第二章で描写するような偽教師のわなに陥ることもありません。わたしたちはペテロや他の聖書記述者たちの与える諭しについて常に考え,こうして「真理に堅く据えられ」,辛抱強く,また確固とした態度で,「わたしたちの主また救い主なるイエス・キリストの過分のご親切と知識において成長し」てゆくべきです。―ペテロ第二 1:12; 3:18。

      9 どんな点で真剣な努力をすることが励まされていますか。なぜ?

      9 「神およびわたしたちの主イエスについての正確な知識」の点で成長するための助けとして,ペテロは,1章5-7節に挙げられるようなクリスチャンの資質を築き上げるための真剣な努力を勧め,ついで8節でこう付け加えています。「これらのものがあなたがたのうちに在って満ちあふれるなら,それはあなたがたが,わたしたちの主イエス・キリストについての正確な知識に関して無活動になったり,実を結ばなくなったりするのを阻んでくれるのです」。確かにこれは,この危機の時代に住む神の奉仕者たちを活動に鼓舞するすばらしい励ましです。

      10 (イ)ペテロはどんな約束を強調していますか。それに伴ってどんな事を勧めていますか。(ロ)王国の預言に関してどんな保証を与えていますか。

      10 エホバ神の「貴く,しかもきわめて壮大な約束」に確実にあずかる者となるため力を尽くして励むことはなんと大切なのでしょう。それゆえペテロは,油そそがれたクリスチャンが王国の目標にしっかり目を留めることを勧めてこう述べます。「兄弟たち,自分の召しと選びを自ら確実にするため,いよいよ力をつくして励みなさい。これらのことを行なってゆくなら,あなたがたは決して失敗することはないからです。事実,そうすることによって,わたしたちの主また救い主イエス・キリストの永遠の王国に入る機会が,あなたがたに豊かに与えられるのです」。ついでペテロはイエスの王国の栄光の荘厳さに注意を促しています。変ぼうの幻によってペテロはその目撃証人となったのであり,彼はこう付け加えます。「したがって,わたしたちにとって預言のことばはいっそう確かなものになりました」。確かに,エホバの荘厳な王国に関するすべての預言は必ず成就します。それゆえ,わたしたちは,ペテロがイザヤの預言から引用した次の言葉を自分も確信をもって語ることができます。「神の約束によってわたしたちの待ち望んでいる新しい天と新しい地があります。そこには義が宿ります」。―ペテロ第二 1:4,10,11,19; 3:13。イザヤ 65:17,18。

  • 特異な設計
    目ざめよ! 1975 | 5月22日
    • 特異な設計

      ◆ 恐ろしい毒を持つうみへびは,さめに襲われる危険もなければ,“潜函病”にかかることもない。最近,ある海洋生物学者は潜水服にうみへびに見られるような縞をペンキで描き,それを着て潜水し,次いで水中では黒のレインコートを身にまとった。ニュージーランドのオークランド・スター紙によると,「さめがそのかっこうな“獲物”に近づいた時,生物学者がコートを脱いだところ」,さめは「向きを変えて退散した」とのことである。深海に潜るたいていの生物は,海面に上がる際,血液中に溶けた窒素が気ほう化するために,苦しい“潜函病”を経験する。ところが,最近,オーストラリアの博物学者は,うみへびの心臓にある穴には潜水時に血液が肺を迂回するようにさせる働きがあり,その上うみへびの皮膚が気体を非常によく通すものであることを発見した。この二つの作用が相まって,血液中の窒素の形成を緩慢にし,上昇時にはそれを素早く消散させるのである。

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