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  • 宇宙飛行士が見ることのできなかったしるし
    ものみの塔 1966 | 10月15日
    • 残れる者が火のようなさばきを宣明すべきことを物語っているのです。

      モーセと小羊の歌

      15 歌う者たちはなんの歌を歌っていますか。今日それに耳を傾けることは,なぜ大切ですか。

      15 霊的な宮に集まった歌い手は,モーセと小羊の歌を歌っていることが示されています。平和と幸福を求める科学時代,宇宙時代の人類が何世紀も前のモーセの歌を回顧することにはどんな益があるのですか。神のことばは,宇宙時代の科学が究めたすべての事柄よりも深いものを蔵しているからです。今日の人々は,きわめて重要なこの音信に耳を傾けなければなりません。預言者モーセは,さらに偉大なユダヤ人の預言者で「世の罪を取り除く神の小羊」であるイエス・キリストを表わしているからです。(申命 18:15-18。使行 3:22,23。ヨハネ 1:29)のがれるイスラエル人を追うエジプトの騎兵がとどめられた紅海のほとりでモーセが歌った歌は,聖書に記録されている最初の歌です。その40年後モーセは約束の地を目前にしたイスラエル人に告別のことばを述べるに先だち,エホバを賛美する別の歌を歌いました。―出エジプト 15:1-19。申命 32:1-43。

      16 モーセの歌にはどんな事柄が歌われていますか。

      16 黙示録の中でモーセの歌にふれたイエス・キリストは,ご自分がその歌に全く同意しており,またその歌が黙示録のしるしと関連を有することを示されたのです。モーセの歌は両方とも,神および献身した神の民の敵となる者に対するエホバの刑罰にふれています。モーセが紅海のほとりで歌った歌は,エホバが永遠に王となって治められることを述べています。それでモーセの歌は,神の民に対する祝福と神の敵に対する刑罰のみならず,エホバへの賛美を歌っています。(マタイ 26:30。ルカ 19:41-44; 21:20-22)これらの歌が最終的かつ大規模に成就する時は近いのです。それで14万4000人の残れる者はモーセの歌を力強く歌っています。

      17 油そそがれた残れる者の歌には何が歌われていますか。嘲笑する者はなぜ注意を払うべきですか。

      17 油そそがれた残れる者の歌う歌は,たとえ敵に対してであろうと,エホバの行なわれる道が正義でまことであることを述べています。それはエホバの御名を知らせ,御名に栄光を帰するものです。この神をおそれず,御名に栄光を帰さない者があろうかと,歌は問いかけています。なぜならば,歌のことばのように(黙示 15:4),神は忠節な神であって,崇拝者の信頼に値するからです。神を嘲笑する者は立ちどまってこの歌に注意を払わなければなりません。また宇宙の創造者が持つ無限の力を悟らなければなりません。神は彼らの高慢な要求をいれてご自身の尊厳を低めるようなことをされません。彼らはそのことを知るべきです。しかし神はそのことばを信ずる者たちに,ご自身の属性,道,目的を明らかにすることをよしとされます。神は彼らを助けます。申命記 32章43節においてモーセは次のように歌いました。「国々の民よ,主の民のために喜び歌え。主はそのしもべの血のために報復し,その敵にあだを返(さ)……れるからである」。

      18 (イ)歌う者たちは,「国々の民よ,主の民のために喜び歌え」とどのように言いますか。(ロ)歌に耳を傾けた,心の正しい人々には,どんな結果が生まれましたか。

      18 神は存在します。神は真実の生ける神です。ゆえに神のことばは昔から真実であり,どの時代にも価値を失いません。聖書の預言が成就している今の終わりの時には,とくにそう言えます。それで勝利を得る歌い手すなわちキリストの霊的な兄弟であって,なお地上に残る油そそがれた人々は聖書の預言を引用し,次のことを示します。すなわちあらゆる国の民の中から出てくる大ぜいの人が喜んでエホバの御名を負う証人となり,エホバの前に立つということです。以前には嘲笑した人の多くも,この終わりの時に生じた事態を見て目ざめ,人間の努力の空しいことを認めるようになりました。彼らは残れる者の歌を聞き,それが全く真実であることを知りました。この歌は,聞く耳を持ち,神と神の義を愛するようになる人々が受ける恵みを歌い,また心をかたくなにする者たちに臨むさばきの執行を述べています。かつて不信者であった何十万の人々も,エホバの敵すなわち高慢で心のかたくなな,改めることをしない者を地から滅ぼし,御国の支配の下に地を正義の行なわれる場所にするエホバの正義に全く同意しています。

      19 神が怒りをそそぐのは正しいことですか。神は怒りとともにあわれみを示すことをされますか。

      19 ゆえに,神を否定し,神の存在,力,尊厳を示す証拠を無視し,被造物に対する神の恵みを忘れ,人間を楽しませる多くの賜物に感謝しない者に対して,神が怒りを表わされるのは当然です。いまでさえ神は,神の敵にそそがれている災いに関して警告を与え,恵みを示していられます。ですから注意を払い,神の怒りをそそがれることを避けてください。黙示録をさらに,読むとわかるように,人間の目に見えない,人間よりもはるかに力のある天使がこれらの災いをそそいでいます。災いをそそぐことに天使のはたす役割,またそそがれる災いによって成し遂げられる事柄を論ずることは,本誌の後の号にゆずります。

  • 周到な計画によって神権的活動を増加する
    ものみの塔 1966 | 10月15日
    • 周到な計画によって神権的活動を増加する

      ● ニューファウンドランドのある婦人伝道者は,休暇開拓奉仕をするにさいして,解決しなければならなかった問題について次のように述べています。「はじめのうち私は,自分には家庭があり,世話のいる子供もあるので,休暇開拓奉仕はとてもできないと考えていました。しかし,エホバとエホバの組織からのたくさんの励ましを受け,また自分も祈りのうちによく考えてから,いまこそ家事を整理して休暇開拓者になる時だと決心いたしました。まず3人の子供の世話と家事の計画をたてなおし,開拓者の目標をどうやって達成するかを考えねばなりませんでした。わたしが計画している間に,わたしの主人も休暇開拓奉仕をすることに決めたのです。私にとってこれ以上の励ましはありません。休暇開拓奉仕の月は二人にとってとても楽しいものでした。子供たちにとってもよい助けとなりました。なぜかというと,開拓奉仕をしたため,子供が家事を手伝うようになっただけでなく,1ヵ月10時間という健全な奉仕の目標を越えるよう援助ができたからです。休暇開拓奉仕はとても楽しかったので,少なくとも毎年1度は休暇開拓をしようと今考えています。

      ● 1年半ほど前,ベルギーの一伝道者は,クリスチャンの妻と,育ちざかりの5人の子供 ― 15歳を頭に7歳まで ― を残して死にました。そこで妻は家族のために時間を計画することをきめ,月曜日から日曜日まで,はっきりしたとりきめを作りました。つまり,月曜日は「ものみの塔」誌の研究,火曜日は奉仕会と神権宣教学校の準備,水曜日は木曜日の夜その婦人の家で開かれている書籍研究の準備,金曜日は子供といっしょに個人研究,土曜日は何人かの子供が奉仕に出かけ,他の子供たちは水曜日の午後奉仕し,日曜日は,野外奉仕と御国会館で開かれる集会に出席するといったぐあいでした。その結果,4人の子供は定期的な伝道者になり,奉仕の目標を達成するようになりました。5人の子供がいるにもかかわらず,この母親は昨年中に2回,休暇開拓をしました。この家族は御国会館から10キロ近く離れたところに住んでおり,往き来は容易ではありませんが集会を欠かしたことはありません。

      ● 週末はエホバに奉仕する絶好の機会です。南米,スリナムの孤立した土地に住む5人のブッシュ・ニグロの伝道者は,エホバを賛美するために週末を活用しています。一昨年の12月に,彼らは奉仕時間177時間,聖書研究48を報告しました。そんなに多くの時間をどうして生み出せますかと質問すると,伝道者の一人はつつましく答えました。「ごぞんじのように,私たちは水上生活をしていますので,周囲には話し相手はひとりもおりません。それで,毎週,土曜日の朝,家族全員カヌーにのり,2時間かかって隣り村まで行きます。そこには16人のインディアンが住んでいて,6人は真理に関心を持っており,わたしたちはそこで二つの聖書研究を司会しています。ここにつくとさっそく聖書の勉強を始め,昼食後,研究を続け,夕食ののちその日の勉強が終わります。夜はそこに泊まり,日曜日の朝,再び研究を始め,1日中学びます。その結果,私たちは48の聖書研究を司会しています」。しかし実際には二つの聖書研究を司会しているのだということをこの伝道者に説明しなければなりませんでした。この奉仕者たちは,孤立しているとはいえ,毎週,週末をエホバの賛美に用いる熱心な伝道者です。あなたも週末に奉仕してエホバの賛美を増し加えますか。

      ― 1966年度エホバの証人の年鑑から

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