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  • 甲虫の衛生作業班を紹介します
    目ざめよ! 1976 | 10月22日
    • モンシデムシは,鋭いきゅう覚に導かれて暗やみの中を飛び,小さな動物の死体のそばに降り立ちます。シデムシは触角で死体のいろいろな部分に触れてから仕事にかかります。やがて,もう一匹のモンシデムシ,今度は雌が現場に到着し,二匹は協力して埋葬の仕事を行ないます。本能に導かれたシデムシは,たとえ障害に直面しても仕事をやめたりはしません。

      ある人が,死んだネズミを低い茂みの上に置いて実験をしました。二匹のモンシデムシが茂みにはい上り,引っ掛かっていたネズミを外して,地面に落とすやいなや埋葬に取りかかりました。

      動物が埋葬に適さない場所に横たわっていたとしたらどうですか。例えば,ネズミの死体が舗装した道路の端にあるとしましょう。まず,シデムシはコンクリートを掘ろうとするでしょう。しかしそれが無理だと分かると,埋葬するのに適した場所へとネズミの死体を動かします。シデムシはネズミの死体を3㍍も移動させることがあるのです。どのようにしてそうするのですか。

      あお向けになったシデムシは,その強い足でネズミを押し上げます。シデムシがさらにネズミの下にもぐり込むと,死体は動きだします。足のこの恐るべき運動により,シデムシはネズミを前方へ1.5㌢ほど動かします。動物の死体が埋めるのに適当な場所へ運ばれるまで,この運動は繰り返されます。雄があお向けになって足で押し上げている間,雌は通り道にある小枝や小石を取り除くのに,忙しく働きます。

      シデムシは,埋めるのに適した場所へネズミの死体を動かすと,死体の下にもぐり込み,頭と足を使って地面を掘り始めます。ネズミの死体は徐々に沈んでゆきます。そうするうちに,土が死体を覆うようになります。埋める仕事を完全に終えると,モンシデムシは,雌が卵を産むための場所を用意するためトンネルを掘ります。卵がかえるまで成虫は死体を食べ,その後はかえった幼虫に,ある程度消化した動物の死肉を与えます。幼虫が成虫のシデムシに変態する時期になると,親は地表への道をつくり,再び飛び立ちます。

      確かに,シデムシは驚くべき衛生作業班と言えます。その大切な業に関する誉れをだれに帰すべきですか。もちろん,創造者であるエホバ神にです。この驚嘆すべきシデムシの衛生作業班が,全くの偶然により産み出されることなど,どうしてあり得るでしょうか。

  • 国際間で取り引きされる古着
    目ざめよ! 1976 | 10月22日
    • 国際間で取り引きされる古着

      ◆ 英字読売新聞は最近,「外国衣料品の輸入業者は,購入担当社員をアメリカや英国,オーストラリアへ続々派遣し,労働者の古着をありったけ購入するよう指示している」と伝えた。古着屋の店頭では,着古したジーンズやシャツが4,800円以上もの値で売られている。この中には,すり切れた服さえある。また,「東京の高級住宅地を貫く青山通りに,この種の店舗が雨後のタケノコのように次々と開店している」とも報じている。

      一方,イートン大学新聞によると,ソ連の十代の若者は,観光旅行中の英国の学生から着古したジーンズを直接買おうとした。ソ連の若者は,現金70㌦(約2万1,000円)か金の時計二つで色あせたデニムの服をゆずってくれるように求めた,と言われている。学生たちは次のように語った。「体にぴったりしたジーンズをはいたり,西欧のたばこを見せびらかしたり,人前でガムをかんだり,ソ連では手に入らないポピュラー音楽のレコードを持ったりすることが,いきなことのように思われている」。

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