月のつぎはどこへ?
「月旅行は恒星への旅行の第一段階にすぎない。……今や宇宙旅行の門戸が開かれた」。これは人間の月旅行について,英国の著述家アーサー・C・クラークが述べたことばです。
「人間が何事でも行なえることを示す偉業をたたえたジョンソン前大統領」と題する見出しを掲げたニューヨーク・タイムズ紙はさらにこう述べました。「ジョンソン前大統領は人間が月面に首尾よく降り立った偉業をたたえて,我が国は『なさねばならないことは何事でも行なえる』と語った」。
こうして,宇宙飛行士が月面に足跡をしるして以来,多くの人は,「月旅行さえ成し遂げた以上,科学は何事でも成し遂げることができる。人間は今や宇宙を征服できる」という意味のことを口にしています。
しかし幻滅の念を表わす人もいます。アメリカ,シカゴの一事務員は言いました。「それはお金の浪費だと思います。国内の各地に貧困の問題をかかえていながら,何十億ドルものお金を月旅行に投じているのです」。アトランタ市の一主婦は,「愚の骨頂です」と言ってのけました。
人間が月面に足跡をしるしたことは,科学技術の偉業です。このことに疑問の余地はありません。しかし次のような重大な質問をしないわけにはゆきません。人間はほんとうに「恒星への旅行」に取りかかっているのですか。「宇宙旅行の門戸」はほんとうに開かれたのですか。人間は自分の望みどおり,「何事でも行なえる」のですか。そうした科学上の偉業とわたしたちの日常生活にはどんな関係があるのですか。
月旅行に要するもの
月への休暇旅行を計画する前に,こうした月旅行にいったいどれほどの事柄が関連しているかを知るのはよいことです。
その一つとして,宇宙船の打ち上げには膨大な人員と巨額のお金がいります。この点で,これまでの最高となったのは1966年で,当時アポロ計画には要員40万人,大学および研究機関120,また2万の企業が関係しました。そしてその年だけで同計画の予算は59億ドル(2兆1,240億円)でした。
宇宙船を取りつけたサターン・ロケットは驚くほど複雑な仕組みをもっています。ふたりの宇宙飛行士を月面に送り込んだアポロ11号は全長110メートル,幅10メートル,重量は3,200トンもあり,実に1,500万余の部品で組み立てられていました。
アポロ宇宙船を打ち上げるには徹底的なテストと点検が行なわれねばなりません。それには約4か月を要します。その間におよそ2万5,000ページもの関係書類を綿密に調べなければならず,また宇宙飛行士も同様に,綿密をきわめるきびしい長期間の訓練を受けねばなりません。
このすべてには膨大な費用がかかります。現段階では月旅行の費用は重量1ポンド(454グラム)につき約800万円とされています。これほど膨大な労働力,時間,お金また訓練を要するのですから,だれでも自由に月旅行休暇を楽しめるわけではありません。
しかも地球に最も近い天体である月に旅行するのでさえこれほどの事柄が関係しているのです。とすれば,さらに遠い天体に達することについてはいかがですか。
太陽系の探索旅行
広大な宇宙空間のことを考えると,人間の月旅行など,実際のところ物の数ではありません。このことは有人宇宙旅行の次の目標とされている火星について考えればわかります。アメリカの1970年代の宇宙旅行目標を進言した,米政府の一諮問機関のある役員はこの点について次のように述べました。
「月はいわば地球の裏庭にあるようなものだ。……しかしそれ以外の天体はすべて,月までの距離の何百倍ものかなたにあるため,次の惑星に旅行するにはあまりにも膨大なエネルギーと時間が必要であり,これは人間の耐久力,英知,航空術また通信技術にとってゆゆしい問題と言わねばならない。……月までの距離と火星までのそれとの長大な隔たりを考えれば,火星旅行は想像に絶する事柄である」。
地球から月までの距離は平均約38万キロですが,火星は地球に一番近づいたときでも,5,470万キロのかなたにあり,平均約8,000万キロも隔たっているのです。したがって地球から火星までの距離は,地球から月までの距離の実に150ないし200倍もあるのです。
有人宇宙船の火星旅行に要する時間の推定はさまざまで,USニューズ・アンド・ワールド・リポート誌はこう述べました。「米航空宇宙局役員は,有人宇宙船による火星旅行には約3年を要すると語った。火星までの旅行に1年,軟着陸して生物を調査するのに1年,また,地球までの帰還に1年を要する」。ワールド・ブック百科事典は,「火星旅行には往復17か月を要する」と述べています。しかしさらに強力なロケットを用いれば,約400日で往復できると言う人もいます。
そのいずれが正しいにしても,火星旅行には1年以上を要します。費用ですか。18兆円ないし,その倍の36兆円を上回るとされています。
こうした旅行に際して宇宙飛行士に必要な世話は途方もない大きな問題です。そのうえ,必要な量の食物を入れる場所をどうするのですか。それに汚物の処理,船内の狭さ,長期間の無重力状態のもたらす影響など,さまざまな問題があります。こうした事柄は現在のわずか二,三週間の宇宙旅行でさえ深刻な問題となっているのです。
また,それぞれの惑星に宇宙ステーションを順番に建設し,やがて太陽系内の最も遠い惑星に到達する方法も考えられています。しかしその最も遠い惑星,すなわち冥王星は,地球から月までの距離の,実に1万5,000倍ものかなたにあるのです。火星旅行さえこれほどの難事なのですから,有人宇宙船で冥王星に到達するのはまさに想像に絶する事柄と言わねばなりません。
恒星への旅?
しかしこうした途方もない難問題も,地球の属する太陽系を離れて恒星に達する宇宙旅行を考えれば,むしろ小さな事柄となります。
太陽を別にすれば,地球に最も近い恒星はプロキシマ・ケンタウリです。その距離はどれほどありますか。地球から月までの距離の1億倍以上もあります。
プロキシマ・ケンタウリは地球からおよそ40兆キロのかなたにあります。現在最も強力なロケットは時速4万キロで飛びますが,この時速を終始維持できるとしても,プロキシマ・ケンタウリに到達するには11万5,000年を要します。しかもこれは片道です。そして太陽系に一番近い恒星に達するにさえこれほどの時間がかかるのです。
しかし科学者はロケットの速度をさらに増すことができるのではありませんか。かりに科学者が,人間の知っている最高の速度つまり光の速度で飛べるロケットを開発できたとしましょう。光の秒速は約30万キロです。これに比して今日の最も速いロケットで秒速わずか11キロほどです。しかし光と同じ速度でロケットを飛ばしても,プロキシマ・ケンタウリまでの往復にはおよそ9年を要します。
しかし光の速さで飛ぶには,人間を月に送り込んだサターン5型ロケットの推力の2万6,000倍もの力が必要です。
しかもプロキシマ・ケンタウリは恒星に関していえば太陽系のお隣の星にすぎず,太陽系の属する銀河系は1,000億もの恒星の大集団と言われているのです。銀河系の端から端まではどれほどありますか。光の速度で飛ぶロケットに乗ったにしても,銀河系を一方に横断するだけでなんと10万年もかかるのです。
広大な宇宙にはこの銀河系星雲が存在するだけでなく,銀河系のような星雲がおそらく何億も存在するということを忘れてはなりません。したがって,宇宙探索旅行を開始するには,人間はこの銀河系星雲を出て,次の星雲に旅行しなければなりません。しかし銀河系に一番近いアンドロメダ星雲に達するには,光の速度でロケットを飛ばしても,なんと200万年もかかるのです!
わずか70年もしくは80年の寿命しかない人間が宇宙を探検できるものではありません。宇宙探検を豪語するのは全く無意味なことです。
惑星に何を見いだすか
月,火星その他の惑星でたとえ休暇を過ごせるにしても,いったいそこには何を見いだせるのですか。
晴れた夜空に銀色の光を投げる月は確かに魅力のある天体です。しかし月面を調べると,その実情がわかります。その一つとして,月の周囲には酸素,つまり人間の知っている大気がありません。月に行くためには,自分の必要とする酸素を携えて行かねばならないのです。
月面には空気がないので,音を伝える媒体がありません。空気の振動が耳に達してはじめて人間は音を聞くのですから,月面はまさに沈黙そのものの世界です。いん石が落ちて月面ではね返り,再び落ちて砕け,堅い砕片となって飛び散っても,なんの物音もたちません。また人間は無線装置か,なんらかの合図などを用いなければ,話し合うことさえできないのです。
月面の温度も大きな問題です。太陽に照らされる月面ではすべてが摂氏110度もの高温になります。これは人間の血液を沸騰させる温度です。一方,反対側の月面の温度は零下160度にまで下がるのです。
そのうえ月面には水がありません。したがって月旅行をするには,飲料水を携えて行かねばなりません。食物についてはいかがですか。これも運び込まねばなりません。無数のクレーターのある月面には一本の植物もはえていないので,食物として利用できるものは何もありません。
地球に最も近い惑星である火星や,次に近い惑星,つまり金星についてはいかがですか。科学アメリカ誌,1969年3月号はこう報じました。
「火星と金星の大気の主要成分は炭酸ガスであり……遊離した酸素はほとんど,もしくは全くないと言えよう。……地球上に豊富に存在する水についてはどうであろうか。地球の気温が金星ほどあるとすれば,大洋は蒸発してしまうであろう。……火星の大気に水蒸気を見いだすことはまずできない」。
太陽系の他の惑星の自然条件はさらにきびしいものです。月,また太陽系の他の惑星は,科学的研究の対象としては興味深いものであっても,人間が住むには全く不適当な天体です。
また,宇宙船の何百万個もの部品の何かが,あるいは宇宙服のどこかが故障しても,致命的な結果になりかねないのです。宇宙船にいん石があたるかもしれません。また,地球を保護している大気や磁場外の宇宙空間を飛行する際,太陽面爆発によって放射される帯電した粒子の問題も生じます。こうして放射されるものは宇宙線などを構成しますが,これは特に危険です。そうかと言って,このような太陽面爆発を予報することはできませんから,宇宙旅行の期間が長くなればなるほど,太陽面爆発とかち合う危険は増大します。
資力の賢明な用い方か
惑星や恒星への旅行がたとえ実現され,かつ安全に行なえたところで,今そうした旅行をするのは賢明ですか。地上の社会が分裂を深めている今,ばくだいな時間や労力また資金を宇宙旅行計画に投入するのは賢明ですか。
たとえば,もし読者が大都会に住んでおられるなら,次のように自問してください。月面旅行ができるようになった結果,夜間,強盗や痴漢に襲われる心配なしに外出できるようになっただろうか。
経済的に困っている人は,宇宙探検計画のおかげで,衣食住また教育などの問題が幾らかでも改善されただろうかと考えませんか。
病床にある人なら,宇宙旅行のために費やされた努力が,医療の改善に少しでも役だっているだろうかと考えませんか。寿命を延ばすことや,ガン,心臓病などの治療に貢献しましたか。
月着陸を成し遂げたアポロ計画にアメリカは240億ドル(8兆6,400億円)を投じました。このお金を住宅建設に用いるとすれば,一戸360万円の格好な家を240万軒建てることができるのです。貧困家庭240万世帯の人々は月面歩行が達成されたために生活はいっそう幸福になりましたか。それとも,ネズミやゴキブリの巣食う貧民くつを去って,りっぱな家に住めるほうがより幸福でしょうか。
ニューズウィーク誌,1969年7月7日号はこう述べました。「アポロ11号の誇り高い成功は……ベトナム問題,大都市や貧民くつ,また自然環境,大学や都市郊外地区などさまざまな問題で人間がいかにみじめな失敗をしているかを思い起こさせるものである」。
哲学者ルイス・マンフォードが宇宙計画を,「労働力,知力その他の貴重な人的資源の途方もない浪費」と評する理由はここにあるのです。彼はさらにこう述べました。「人間の住むこの地上のどこを取ってみても,人間の将来に関するかぎり,太陽系内の他の惑星すべてより重要である。現実的に評価すれば,宇宙旅行計画は,いまだ未熟な,もっと厳密に言えば,子供じみた夢でしかない,自然と人間に対する絶対支配の確立を目ざして,金字塔樹立に専念する現代人が現実の諸問題から逃避するために,核時代の高度の科学技術を駆使して行なっている仕事にすぎない」。
惑わされてはならない
科学の収めた成果は賞賛に値します。その結果,地球に関する知識は深められ,また人類社会に貢献するものを数々生み出しました。
しかし科学はまた,科学上の発明のゆえに全人類滅亡の危機をもたらした重大な責任を負わねばなりません。科学の生み出した銃砲,飛行機,戦車,核爆弾その他の兵器のために,わたしたちの世代の幾百万もの人間が殺されたのです。また,今日では化学物質のため空気や水はもとより,人間の食物を産する土壌まで汚染されています。
科学が人類のために将来成し遂げると約束する事柄に惑わされてはなりません。科学者の約束する事柄がたとえ実現するとしても,それはあまりにも遠い将来のことであり,わたしたちの時代にその実現を見ることは不可能です。それどころか現実はアムハースト大学のH・S・コメガー教授の次のことばどおりなのです。サタデー・レビュー紙はこう報じました。
「前例のないほど科学技術の進歩した世代の終わりに至って,人類は,今世紀のどの時代にもまして飢饉がはびこり,暴力が凶悪さを増し,身の安全のいよいよおぼつかない事態に陥った」。
今や人類は科学の力で「何事でも行なうことが」でき,また,「宇宙旅行の門戸が今や開かれた」とする誇らしげなことばは,古代の「バベルの塔」の建築者たちが語った次のことばに似ています。「さあ,町と塔とを建てて,そのいただきを天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げ……よう」。(創世 11:4,口)しかしそれから建築者たちは人々に支払わせた代償を顧みず,一般の人々の福祉のためにではなく,自分たちの権力と威信を保持するために力をつくしていたのです。彼らの利己的な企てを非とした神は,事態に介入して彼らの企てを阻止されました。
証拠は何を示すか
月面歩行の行なわれる以前,一部の科学者は,宇宙飛行士が地球に持ち帰って来る岩石の分析結果を大いに期待していました。しかし月の岩石は,過去また現在を問わず生物の存在を示す証拠を一つももたらさなかったために科学者を大いに失望させました。
さらに,数多くの証拠を入手するにつれ,そのすべては,月および他の惑星には生物が存在せず,またそこは人間を全く寄せつけない場所であることを明らかにしています。こうして地球は,生命を維持し得る唯一の珠玉のような天体としてかつてないほどにその真価をあらわにしています。
昨年7月,ふたりの宇宙飛行士が月面に降り立った時,母船に留っていた仲間の宇宙飛行士マイケル・コリンズはこう語りました。
「私ははるかかなたの惑星である地球に思いをはせた。人間の住む地球はなんとすばらしい天体であろう。……眼下に見える[月の]まさに荒涼とした真空の世界のかわりに地球に再び戻って,青々とした大洋を見るのはどんなに快いことだろうと考えた。……空気を思いきり吸い込み,海水を両手ですくって頭から浴びることができるのはこの上ない喜びである」。
また,ニューヨーク・タイムズ紙,1969年9月16日号の社説は次のように述べました。「生物の存在しない荒涼とした月や火星の表面を考えると,……驚くほどに緑に富み,活力に満ち,生物であふれる地球がいかにすばらしい天体であるか,また,その理由に関して科学がいかに無知であるかをいよいよ思い知らされる」。
科学ではその理由はわからないかもしれませんが,神を恐れる謙遜な人は知っています。イザヤ書 45章18節の次のことばを信じているからです。「エホバは天を創造したまへる者にしてすなはち神なり また地をもつくり成てこれを堅くし いたづらにこれを創造し給はず これを人の住所につくり給へり」。
このすばらしい地球を創造して人間のすみかとし,命の息を人間に与えてくださったエホバに,謙遜な人はみな感謝をささげます。人間を月に送り込んだ科学の偉業を彼らは認めます。しかし,巨大な「宇宙船」ともいうべきこの地球を軌道に乗せ,かつ,空気や水また食物を備えて,これほどに多種多様な生物の営みを維持できるように地球を造られた神のわざこそ最大無比の偉業であることを知っています。
科学者はもう少し謙遜について学び,このことを認めるほうが賢明でしょう。また別の観点からしても,神に多くを負っているという事実を認めるべきでしょう。なぜなら,物体の運動に関して神の定められた正確な諸法則が存在しなかったなら,科学者が人間を月に送り込むことは決してできなかったからです。
はるかに重大な問題
将来に対して科学の約束する事柄のために注意をそらされてはならない別の重大な理由があります。人間,またこの地球の将来を定めるのは決して科学ではないことを,神のことば聖書は明示しています。なぜですか。なぜなら,その将来はすでにエホバ神によって定められているからです。
聖書預言の成就に見られる証拠のすべては,今がこの邪悪な時代の終わりの時であることを示しています。エホバはその制限時間がほとんど経過したこと,また,おびただしい苦悩をもたらした人間の支配する現体制がこの地上から今や強制的に取り除かれねばならないことを宣言されました。(ダニエル 2:44)「世と世の慾とは過ぎゆく,されど神の御意をおこなふ者はとこしへにとどまるなり」と聖書にしるされているとおりです。―ヨハネ第一 2:17。
月面歩行,火星旅行その他のいかなる事柄も,近い将来になされる神のご処置を妨げることはできません。「人の心には多くの計画あり されどただエホバの旨のみ立べし」とあるとおりです。―箴言 19:21。
この地球上の生活をほんとうに愛し,この地に『とこしえにとどまる』ことを願う人は,創造者エホバ神に関する知識を急いで取り入れることでしょう。エホバこそ彼らの将来を決められるかただからです。この体制の終わりに際してだれが滅びるか,また,だれが神の統治下の新しい事物の秩序に生き残るかをエホバは決定されるでしょう。その新しい秩序は,今日の地上に見られる戦争,犯罪,貧困,不幸,また地球の資源の浪費などに災いされることはありません。
船が沈没しかかっている時には,どうにかして生き残る工夫をしなければなりません。それは船そのものの技術的なすばらしさに心を用いる時ではありません。現在の事物の体制は今や沈みかかっているのです。賢明な人は神のことば聖書がゼパニヤ書 2章3節で語る次のことばを実行するでしょう。「すべてエホバの律法をおこなふこの地のへりくだりたるものよ 汝らエホバを求めよ 公義を求め謙遜を求めよ さすれば汝らエホバのいかりの日にあるひはかくさるることあらん」。
そうすれば,神の治める新秩序に生き残って,天と地の創造者が宇宙のさまざまな天体に関するご自分のお目的を明らかにされる時を待ち望むことができるでしょう。
[5ページの図]
(正式に組んだものについては出版物を参照)
地球に最も近い恒星までの距離は,月までの距離の1億倍もあり,広大な宇宙から見れば人間の月旅行などは取るに足りない
地球
月
火星: 地球から月までの距離の150倍以上隔たっている
冥王星: 地球から月までの距離の15,000倍以上隔たっている
プロキシマ・ケンタウリ: 地球から月までの距離の1億倍以上隔たっている
(比例どおりの縮尺ではない)