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  • 王は正義をもて統べ治む
    ものみの塔 1958 | 7月1日
    • の支配は,諸国家の活動になんら左右されることなく開始されます。イエスは,異教国やキリスト教国がクリスチャンになるまで待つ必要はないのです。事実キリストは,すでに御国の力をとつて立たれ,詩篇 110篇が預言しているように,敵のまつただ中で支配されています。

      この天の王は,神の定められた時に,地を清めるでしよう。そして異教国もキリスト教国も一掃されて存在しなくなります。『われに求めよ,さらば汝にもろもろの国を嗣業としてあたえ,地の極をなんぢの有としてあたえん。汝くろがねの杖をもて彼らをうちやぶり,陶工のうつわもののごとくに打砕かんと。』(詩 2:8,9)これこそ,彼らの狂気じみた破滅的な行為を中止させる唯一つの方法です。キリストの支配下にある御国と彼らとの共存はあり得ません。

      多くの人々は,キリスト教国の偽善と不法に気づき,キリスト教国に背を向けつつあります。彼らはこれ以上キリスト教国の憎悪と戦争に加わることを拒絶します。平和な生活を送るために,戦争の武器を捨てることによつて,彼らは聖書が預言していたことを行いました,『末の日にいたり……衆多の民来りて言わんいざ我等ヱホバの山に登りヤコブの神の家にゆかんヱホバその道を我らに教えて我らにその路を歩ましめたまわん……彼衆多の民の間をさばき強き国を規戒め遠き処にまでも然し給うべし彼らはその剣を鋤に打かえその鎗を鎌に打ちかえん。』― ミカ 4:1-3。

      平和を愛するこれらの人々は,全世界に向つてキリストこそ自分たちの王であり,彼の御国こそ安全と公平と平和をもたらす政府であることを告げ知らせます。彼らは,一つの国民として,新世社会を形成します。その社会はキリストの千年統治に関連してなされた約束を実現させるものです。

      これらの人々が,戦争で分裂したこの世界の中にあつても平和の道を学び,人種や国家の相違にも拘らず愛でかたく結ばれているという事実は,一つの社会が平和と安全の中に存在することができるという証拠です。オーストラリヤの一新聞はこれに注目し次のように述べました,『世界平和運動で成功を収めるのはヱホバの証者だけである。彼らは,共に平和に生活することが可能であることを証明した。』ヱホバの証者は,キリスト教国と違つて,キリストの弟子がなしたようにキリストに従いますから,平和のうちに生活することができるのです。

      キリストが現在の組織制度の地を清められた後,キリストの言われた言葉はこれらの柔和で平和を愛する人々の上に,成就するでしよう,『柔和な人たちは,さいわいである,彼らは地を受けつぐであろう。』(マタイ 5:5,新口)『悪しきものはたち滅ぼされ』ますから,彼らの安全と平和が無法な人におびやかされるということはありません。キリストは,ロバに乗つてエルサレムにはいられた時に彼を王としてほめたたえた人々の希望を成就されるでしよう。

  • イスラエルの魅力は宗教的ではない
    ものみの塔 1958 | 7月1日
    • イスラエルの魅力は宗教的ではない

      多くのクリスチャンと自称する人々は,キリスト前537年にユダヤ人がバビロンからエルサレムに帰つて来たのと,今日のユダヤ人のイスラエル復帰は類似していると主張します。しかしながら,昔のエルサレム帰還の動機は宗教的でした。帰つて来たユダヤ人も居残つたユダヤ人も,全部同じ土地バビロンに住んでいました。そして帰つてきたユダヤ人は,進歩した経済的,政治的状態よりも,むしろ困難に直面しなければなりませんでした。ところが今日では反対であつて,その主要な理由は,経済的,政治的なものであることが明確です。これを証明するものとして次の事実があげられます。つまり,反セム族主義が盛んになるに従つて,イスラエルに移民するものが増すことです。これは最近,ハンガリー,モロッコ,エジプト,チュニジヤ,ポーランドなどからユダヤ人がひつきりなしに帰つて来るのを見ても分ります。彼らの全部が,経済的,政治的状態の改善を望む理由をもつているのです。ところが一方,記録の示すところによると,イスラエルの国ができてから最初の7年間に,イスラエルに帰還した者より5000人も多いユダヤ人が,更に状態のよい西欧の国々に帰つて行きました。ですから,キリスト前537年にイスラエルに帰つて来た人々の目的と動機は,現在イスラエルに帰還している人々のそれと比較にならないことが明らかです。

  • 反教権主義は眠つている?
    ものみの塔 1958 | 7月1日
    • 反教権主義は眠つている?

      スペインは世界でもカトリックの支配が強い国である。ハーバート・L・マッシューはスペインに関する著書,「くびきと矢」の中で,カトリック教会とフランコ将軍は互の益を図つてきたと述べているが,こう付け加えている,『この指導者が明日死ぬとすれば,教会は安易にしてはいられないだろう。』

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