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自分の時間を賢明に用いる王国宣教 1983 | 5月
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それで,自分の時間を賢明に用いる点で,イエスの模範に従うのは良いことです。
4 この事を成し遂げる助けとして,時間を賢明に用いるべき資産とみなすのは良いことです。わたしたちは,ただ自分の楽しみのためだけに,時間を利己的に使うべきではありません。むしろ,『時間を買い取り』続け,宣べ伝えて弟子を作る会衆の活動を支持し,『主の業においてなすべき事を常にいっぱいに持つ』べきです。―コリント第一 15:58。
5 時間を賢明に用いるためにわたしたちが行なえる実際的な事柄が幾つかあります。一つの提案は,無理のない,実行可能な活動の予定表を持つことです。この予定表では,ところどころに娯楽や気晴しの余地も空けておくことができますが,霊的な関心事を主な眼目とします。それには,すべての集会への出席,定期的な野外奉仕,および真理と歩調を合わせて歩むための個人研究の時間を取ることが含まれるべきです。時間の予定を立てる助けとして,皆さんは今年,新しいカレンダーを用いることができるでしょう。
6 言うまでもなく,親たちには,霊的な事柄に活発であるよう子供たちを助ける余分の責任があります。それで,クリスチャンの親としての自分たち自身の予定も含めて,家族全体のための神権的活動の無理のない予定を,腰を落ち着けてじっくりと立てるのが賢明であることに気付くかもしれません。こうして,子供たちの福祉と時間の用い方に個人的な関心を示すのです。―エフェソス 6:4。
7 野外宣教に関連して個人的な目標を持つと,助けになる場合が少なくありません。目標は,無理のない,達成可能なものであるべきです。わたしたちは,毎月野外奉仕に費やす時間を何時間と決めるかもしれません。目標をめざして本当に努力すれば,それを達成し損なうことは滅多にないでしょうし,しばしばそれ以上のことを成し遂げられるでしょう。多くの人たちは,補助開拓奉仕や正規開拓奉仕が道理に合った目標であるのに気付いてきました。
8 奉仕の質を向上させることも価値のある目標です。宣教において時間をもっと有意義に用いられる方法を思い浮かべることができますか。例えばあなたは,もっと効果的な紹介の言葉を用いることによって,戸口で教える自分の能力を向上させることができますか。(1983年3月号「わたしたちの王国宣教」の「良いたよりを伝える」を参照してください。)聖書研究を司会する上でさらに効果的になるとか,関心を持つ人々をエホバのみ言葉と組織に導く方法を向上させることができますか。そのようにするとき,あなたは奉仕の時間を真に賢明に用いることができるのです。
9 家にいる人がごく少ない場合には,何を行なえるでしょうか。一日のうちの異なった時間または別の日に訪問してみてはいかがですか。ある伝道者たちは歩道を歩いている人々に話しかける点でよく成功していますが,恐らくこのようにして,家を留守にしていた人々の幾人かに接することができたに違いありません。街路伝道に携わる時,二,三人ずつになって互いに話しながら歩くのは良いことではありません。むしろ,人々と会話を始められるように,別れて,人々に近づいてください。こうすれば,時間を一層効果的に使うことができ,奉仕からさらに大きな喜びが得られます。
10 時間はエホバが与えてくださったすばらしい資産であるということを覚えておくのは良いことです。それをいつも,利己的にではなく,賢明に用いましょう。自分の時間の使い方,特に霊的な活動のために取り分けた時間の使い方を改善する方法について個人的に考えてみてください。サタンの古い事物の体制の終わりの日にあって,「よい時を買い取り」,「賢くない者ではなく賢い者」のように歩き続けてください。―エフェソス 5:15,16。
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弟子を作るのに助けとなる集会王国宣教 1983 | 5月
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弟子を作るのに助けとなる集会
5月8日に始まる週
103番の歌
15分: 「自分の時間を賢明に用いる」。質問と答えで資料を討議する。9節から,ただ雑誌を持つかわりに特定の記事について人々と話すことにより街路での業をどのように効果的に行なえるかを簡単に実演で示す。
12分: 「1983年のカレンダーを活用していますか」。質問と答え。子供のいる家族を演壇に招く。場面:月末に近い家族研究の直後。司会者はすべての節に質問を出し,1,3,5,7,9節は聴衆に尋ねる。家族がカレンダーを用いて2,4,6,8節の要点をごく短く実演で示す。
8分: ゴールデンウイークの間に予約運動または他の活動で得られた野外の良い経験を前もって聞いておき,話してもらう。第2土曜日の雑誌活動を励ます。
10番の歌と祈り。
5月15日に始まる週
25番の歌
10分: 会衆の発表と「支部の手紙」および「日本の野外奉仕報告」。
25分: 「1983年『王国の一致』地域大会」。折り込みの「クリスチャンの行儀,愛のしるし」の前までを聴衆との討議を交えて大会調整者が扱う。大会に必要な発表をここに含めてもよい。6ページの大会の情報に注目し,会場など変更になっているなら全員に確認する。
10分: 「良いたよりを伝える ―『ものみの塔』の予約により」。質問と答え。信仰心のある人とそうでない人へのふさわしい近付き方を示す二つの簡潔な実演を含める。
40番の歌と祈り。
5月22日に始まる週
48番の歌
8分: 会衆の発表。
20分: 「1983年『王国の一致』地域大会」。折り込みの「クリスチャンの行儀……」から「地域大会の覚え書き」の前までを大会調整者が扱うか,または資格ある長老が必要なところを大会調整者に補足してもらいながら,討議の形式で扱う。
17分: 「『若い人は尋ねる』― 聖書から答えを与える連載記事」。1983年4月8日号「目ざめよ!」の記事に基づく話および聴衆との討議。子供たちを霊的に援助するのに親がこの記事を活用する必要を強調する。それは毎号の「目ざめよ!」に載る。第4土曜日の雑誌活動に参加してこうした記事を活用するように励ます。
72番の歌と祈り。
5月29日に始まる週
112番の歌
5分: 会衆の発表。
20分: 会衆の必要としている事柄を扱う。または1982年12月1日号「ものみの塔」の8-11ページの「温和さには力がある」の記事に基づく話。
20分: 「進歩的な聖書研究を司会する」。7節を除き資料を質問と答えで網らする。7節は実演として扱い,家族の成員,仕事仲間その他からの反対に対し研究生を備えさせる方法を示す。6月の第1日曜日の奉仕を励まして結ぶ。
8番の歌と祈り。
6月5日に始まる週
52番の歌
5分: 会衆の発表および会計報告。
15分: なぜ卑わいな言葉を避けますか。1983年5月1日号「ものみの塔」の二つの記事に基づく要点を突いた教訓に富む話。人を堕落させる卑わいな言葉の影響にどのように抵抗できるかに関する役立つ提案を含める。
10分: 「質問箱」。質問と答えで討議する。
15分: 「1983年『王国の一致』地域大会」。折り込みの「地域大会の覚え書き」以下を大会調整者が聴衆との討議で扱う。聴衆に尋ねる:家族で宿舎にいる時間,親は子供たちをどのように助けることができるか。子供たちはどんな建設的な事柄を行なうことができるか。昨年の地域大会で,プログラム中静かに座るためにどんなことが役立ったか大人や子供に尋ねる。休憩時間中はどんな有意義なことを行なえるか子供たちに尋ねる。必要な発表を含めることができる。6月の第2土曜日の雑誌活動を支持するよう励ます。
37番の歌と祈り。
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