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発表王国宣教 1974 | 7月
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すべての伝道者への注意: どうぞ協会に手紙で注文をなさらないでください。いつも会衆か群れを通して必要なものを注文し,それらが到着するまで忍耐強く待ってください。伝道者たちに小さな郵便物として注文を送ることは協会にとって不必要に時間や出費がかかります。
◆ 日本支部に在庫している文書類: (どうぞ「王国奉仕」にすでに発表された運動に用いるもので必要とされているものだけを注文なさってください)「真の平和と安全」,「真理」そして進化の本。また,「信ずる基礎」の小冊子(大きな会衆には100冊,他は50冊づつに制限されています)。
◆ 地域大会で物を失なった方は,大会場を去る前にもう一度「落し物」の係に行き尋ねてみてください。失なわれた品物に関する問合せを大会終了後に扱うことは協会にとって不可能なことです。
◆ 大阪で開かれる「神の目的」地域大会に出席なさる方々すべては日傘を必ず持っておいでになるようにしてください。大会場には覆が何もないからです。芝生の土手に腰をおろしたいと望む方々はそうできますが,何か拡げて腰をおろすものを持っておいでになるようおすすめします。
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区域の定期的な網羅王国宣教 1974 | 7月
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区域の定期的な網羅
1 会衆の区域内に住んでいるすべての人が,王国の音信を聞き,反応を示すのを助けることに誠実な関心を持っているので,わたしたちは人々を何度も訪問します。神のみことばに対する彼らの関心を鼓舞するための努力としていろいろな文書の提供や異なった近づき方が用いられています。
2 わたしたちは区域内のだれをも無視するようなことのないようにしています。そのことを念頭において,大勢の野外の監督たちは,区域記録用紙(S-13)を周期的に見直し,最も長期間奉仕のなされなかった区域にしるしを付けることはとても役立つことを見いだしました。そうすれば,みなさんが区域を求める時,どの区域が網羅を最も必要としているかということをすぐに知らせることができるでしょう。
3 ある所では巡回監督の訪問に先だって,すべての区域が,たとえ全部終わっていないものであってももどされるようにとの求めがなされるようです。それは本当に必要なのでしょうか。それは伝道者のだれも働くべき区域を持っていない事を意味します。しかしながら,みなさんが区域を回る度に,区域の記録を取り扱う兄弟に,区域の記録が最新のものとなり,なされているわざや会衆の区域内でなされねばならない事についての意味深い記録を備えるものとなるのに役立つような事柄を知らせてくだされば感謝されるでしょう。
4 みなさんは4か月以上も前に区域を受取って,それをまだ終わらせないでいるようなことがありますか。もしそうなら,書籍研究の司会者に依頼して区域を回り終える事ができるようにだれか伝道者があなたを援助するよう取り決めてもらってはどうですか。そうすればそこに住む人々が良いたよりを定期的に聴く機会を奪われてしまうようなことはないでしょう。
5 ご存じの通り徹底的な区域の網羅は大切です。それで区域を返還する前に留守であった人々と連絡を取る努力をしてみるのは良い事です。もしみなさんの会衆が区域を毎月あるいはそれぐらい回っているならば,最初の訪問の時家にいなかった人々と連絡を取ることに特別の注意を払い,別の日に繰返し努力してみるのは良いでしょう。一人の姉妹は留守の家で古い雑誌を置いてきて住所,氏名をノートにしるしたなら,家に帰ってから,その日のうちにその人に電話をかけます。多分みなさんもこのようにして良い結果を得ることができるでしょう。
6 同じ区域を永いこと保ってきましたか。同じ人が一つの区域で何度も働くことには益があります。しかしながらある伝道者は他の人には喜んで聴こうとしなかった人に良いたよりを差しのべることに成功するかもしれないということも事実です。このことを認め,区域を一度あるいは数度回った後,あなたはこの区域をだれか他の人に回ってもらいたいと望まれるかもしれません。そうすればそこに住んでいる人々は,異なった近づき方や提供から益を受けるでしょう。
7 わたしたちの関心はただどのくらいしばしばわたしたちが区域を回ることができるかを見る事ではありません。命が関係しているのです。そして人々が真理を聴き,それを受け入れるならエホバに対する賛美は増し加わるでしょう。それでみなさんの会衆の世話にゆだねられている畑の部分を世話してゆくために一致して共に働いてください。
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王国会館王国宣教 1974 | 7月
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王国会館
多くの会衆は新しい王国会館を持ちあるいはすでに持っている施設を拡大または改善しています。最近数か月の間,日本で多くの会衆は新しい王国会館を建設したり,実在する建物を購入したり改修したりしました。他の会衆は現在の王国会館を増築したり改善したり,計画を作り替えたりしています。ある会衆は座席の場所を拡げたり,別の会衆は神権宣教学校のクラスを増やしたために部屋を追加したり,駐車場を大きくしたりしており,これらは集会に出席するさらに大勢の人々を収容できるようにするためのものです。これはりっぱなことであり拡大を見るのは良いことです。これからもさらに多くの会衆がこのようなことを行なうでしょう。王国会館を建設するに当たり,すべての方は将来の拡大の可能性を思いに保つべきです。新しいいくつかの会館が30坪あるいはそれ以上の床面積を持って,会衆の拡大に備えているのは良いことです。いま日本では200に近い会衆が王国会館で集っています。
エホバが与えておられる増加を見るのは喜びであり,会衆が増加に適合するよう適切な段階をふんでいるのはうれしいことです。もちろん,これらに関し会衆が行なう事は,会衆が決定することです。もしこのような計画の資金の調達を会衆の外部に求める必要があるなら,協会はそのような問合わせを喜んで考慮いたしますし,役立つと考えられるどんな情報でも提供できるでしょう。
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道理や論理に訴える証言王国宣教 1974 | 7月
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道理や論理に訴える証言
1 「組織」の本の115ページには,「聖書の真理を人々に納得させるには,道理や論理に訴えねばならないかもしれません」とありますが,使徒 17:18-31にはパウロの論理的な証言が記録されています。
2 同様に,「仏教ですから結構です」という人に次のように話せるものです。「たしかに多くの方は先祖からの宗教として仏教をうけいれています。しかしよく考えてみると仏教も中国や朝鮮を経て日本に入って来た外国の宗教ですね! それまでわたしたちの先祖は,日本古来の神道を信じていました。しかし,わたしたちのある先祖は,今までの神道と新たに伝わってきた仏教の教えを比較して,仏教に改宗したわけです。そのような改宗がなかったら,今でもわたしたちは神道しか知らない民族となっていたのではないでしょうか。それでわたしたちは皆さんが世界中の人に親しまれている聖書の中から,有益な良いものをお調べになり,それをとりいれていただきたいと願っています。(テサロニケ第一 5:21を読んでもよい)」。
3 またわたしたちは真理を日々の生活にあてはめることにより,どれほど世の人々と違って,満足,平安,そして喜びを味わえるようになったかについて気づいているはずです。それらの点を活用する時,宗教に関心のない人々にも次のように証言できます。「聖書に関心をもたれなくても,あなたは愛情に富む母親になること,またお子さんについては親が誇れるような立派な大人に成長してほしいと願われませんか。ところがわたしたちの学校での勉強を思いだす時,良い婦人や母親また立派な父親にはどうしたらなれるか学ばれた経験があるでしょうか。(こうした経験は戦後ほとんどない。)わたしたちはいつの間にか大人になり,結婚し,子供をもつ親になりますが,夫婦間の問題や子供のしけや教育に関し,悩みをもったり,方法が分らないといったことが多いと思われませんか(家の人の考えをきく)」。それから,すぐれた教えや導きが聖書の中に見いだせることをエフェソス 5:28,29,33,また6:1,4を引用して説明できます。それで道理や論理に訴えるよう努力しましょう。
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