-
弟子を作るのに助けとなる集会王国宣教 1983 | 7月
-
-
弟子を作るのに助けとなる集会
注意: 「わたしたちの王国宣教」には夏の間毎週,奉仕会の予定が組まれています。各会衆は,地域大会に出席し,その翌週に奉仕会で大会のプログラムの目立った点を復習する余地を設けるため,調整を加えることができます。
7月10日に始まる週
113番の歌
5分: 会衆の発表および「発表」。「神権的ニュース」,「地域大会会場の変更」も扱う。
10分: 「支部の手紙」について長老と幾人かの奉仕者たちが話し合う。会衆の記念式の出席者数も含める。7,8月中,野外宣教を成り行きまかせにしないために,個人的にどのような計画を立てているか,一人一人に述べてもらう。7月前半の報告を忘れずに提出するよう皆に思い起こさせる。
15分: 「神の王国の一致した支持者たち」。一人の長老による熱意のある話。地域大会に出席する際,証言の機会を熱心に捕らえるよう励ます。過去の地域大会に出席した際,公式,非公式に証言して得られた個人的な経験を幾人かの人に述べてもらう。
15分: 「会衆の書籍研究を通して他の人々を援助する」。質問と答え。有能な書籍研究司会者である長老に割り当てる。
96番の歌と祈り。
7月17日に始まる週
78番の歌
7分: 会衆の発表。「質問箱」を質問と答えで討議する。
18分: 「夏の活動を計画する際,王国を第一にしなさい」。長老による話。若い伝道者を含む数人の伝道者または幾組かの家族をインタビューし,夏の間の霊的な活動の計画について尋ねる。また,大会への行き帰りに非公式の証言のどんな機会があるか話し合う。
20分: 「良いたよりを伝える ― 雑誌経路を取り決めることにより」を質問と答えで討議する。会衆内に雑誌経路を持つ人がいれば,その人たちの簡潔なインタビューを含める。7節のところで,雑誌活動に成功している二人の伝道者に,最新号のそれぞれの雑誌から強調したいと思っている点を短く話し合ってもらう。次いで,雑誌を求めた人を再訪問する節の中の証言を実演する。第4土曜日の雑誌活動の支持を励ます。
89番の歌と祈り。
7月24日に始まる週
66番の歌
5分: 会衆の発表。
10分: 必要に応じて会衆で準備する。または,1983年3月22日号「目ざめよ!」,13-15ページの「若い人は尋ねる……何を着るかは本当に重要なことですか」に基づく話。
10分: 「テレビゲームはどうなっているか」。1983年2月8日号,16-19ページの記事を家族が話し合う。
20分: 8月の奉仕に備える。8月は「わたしの聖書物語の本」が野外で用いられる。今まで何度も野外で用いてきたので,内容にはよく精通している。しかし,本の価値に対する認識を新たにするため,幾人かの親子にインタビューしてみたい。
(8分)幾人かの親と子をインタビューする。「物語」の本が子供たちにどのように助けになっているか,様々な角度から注解を述べてもらう。学校の友達や先生に「物語」の本が良い証言になった経験があるか尋ねる。野外で提供するとき,どのように本の価値を強調できると思うか。野外で「物語」の本を提供した良い経験があれば話してもらう。
(5分)8月の「会話するための話題」を分析する。次のように証言することもできる。「夏休みになってお子さんが毎日家にいると,何かと忙しいですね。でも,子供たちが目の届くところにいると何となく安心できるのではありませんか。[家の人の答えを聴く。]確かに子供たちに良くない影響を与えるものがあまりにも多いですね。親の目を離れていても安心できるように子供を育てるには何が必要と思われますか。[家の人の答えを聴く。]どうぞここをご覧ください。[マタイ 5章3節を読む。]霊的な必要を満たす,つまり心を正しい事柄で満たすことが必要です。その点,聖書は何よりも優れた手段となってきました。聖書の与える益に注目してください。[テモテ第二 3章15,16節を読む。]お子さんたちに聖書の優れた教訓を学んでいただくため,このような手引きを1冊わずか1,000円のご寄付でご紹介しています。[例えば,「物語」の第20話などを用いて内容を説明できる。]」。
(4分)司会者は次いで上記の証言のよく練習した実演を紹介する。
(結論)子供たちだけでなく,この本は年配の視力の衰えた人たちにも喜ばれ,大人にとっても大変興味深い。しかし,もしこの本よりも他の出版物のほうが家の人にふさわしいと思うなら,ためらわずにニューズプリントのポケット版の本を提供できる。会衆に在庫している本を知らせる。人々に及ぶ霊的な益を考え,積極的に提供するよう皆を励ます。
70番の歌と祈り。
7月31日に始まる週
14番の歌
10分: 会衆の発表。8月の第1日曜日の野外奉仕を支持するよう励ます。
15分: 排斥された親族を抱える人たちを援助する。1983年4月1日号「ものみの塔」,30,31ページの「読者からの質問」に基づく,資格ある長老の話。排斥された者の忠実な家族を愛をもって励ます必要性を強調する。彼らは特に援助を必要としている。
20分: 必要に応じて会衆で準備する。
108番の歌と祈り。
-
-
質問箱王国宣教 1983 | 7月
-
-
質問箱
● 神権宣教学校の「助言用紙」に付けられる記号はそれぞれ何を意味していますか。
研究生の話が終わると,神権宣教学校の監督はその日の割り当てで考慮された助言点に対して,「助言用紙」の上に「努」,「改」,「良」といった記号を付けます。「神権宣教学校案内書」の101ページ7節には,これらの記号の意味が次のように説明されています。
「使用される記号は次のとおりです。『努』(努力してください): 特定の話の特質を改善するため,さらに努力を要する場合。『改』(改善された): 研究生はある点に関して少なくとも一度はすでに努力し,改善した証拠を示しているが,また今度も努力するほうが良いと考えられる場合。『良』(良い): 考慮中の特質が十分に発揮されたので,学校の次の割り当てを準備する際,話の特質の別の点に関する研究に進んでも良いと認められる場合」。
会衆によっては,これらの記号のうち,「改」という記号の用い方が誤解され,「改」の記号が付けられた場合は次の研究に進むことができると考えられているようです。しかし,上記の引用文からお気づきのように,「改」が付けられたなら,「また今度も」努力することになります。したがって,「良」が記された時だけ,次の特質に進むことができます。学校の監督および研究生の双方がこのことを理解しておくことができるでしょう。
割り当てを果たす研究生は,学校の監督の助言を進んで求めるべきです。「1983年の神権宣教学校予定」の「助言と短評」の部分には,「話をする人たちが会場の前の方に座るのは望ましいことです。それは時間の節約に役立ち,学校の監督が各研究生に直接助言を与えることをも可能にしてくれます」と述べられています。このことを適用して,聴衆の最前列の席を研究生用に用いている会衆もあります。こうした点に加えて,各研究生がその日の集会のあとすぐに学校の監督のもとに行き,助言用紙を受け取るようにすれば,大変感謝されるでしょう。学校の監督は細かな点を忘れないうちに助言を補足できるので,研究生も助言から一層大きな益を得られることになります。
-