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時は迫っているものみの塔 1968 | 5月1日
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あなたはどんな立場を占めていますか
このすべてに照らしてみる時,あなたはどんな立場を占めていますか。野心や快楽のみを追求してこれまで生きてきましたか。諸国民が追い求めているもののために時間と心を用いてきましたか。(マタイ 6:32)世にあるすべての物,信仰のない人類の世そのものが,第一次世界大戦以来のこの世代のうちに過ぎ去るとすれば,それらのものにどんな価値がありますか。―ヨハネ第一 2:15-17。ペテロ第二 3:10。
あなたはエホバの証人を知り,その配布する聖書の手引きを読まれたことがあるかもしれません。しかしいま神の前で,あなたはどんな地位を占めていますか。神から是認されるために何かを,つまりキリスト教以外の人々が行なっている以上のことをされましたか。あなたは慈善を好み,他の人を公正に扱うことに努めてこられたかもしれません。しかしいわゆる異教の人々も,そのことをしてきたではありませんか。
肝要な質問はこうです。避けることのできない災いが地上の悪の事物の制度に臨む時は迫っているゆえに,命を与えることもとることもできる偉大な神の前で,あなたはどんな立場にありますか。(詩 36:9)今まで事実上,神を無視して気ままに生活してきたとすれば,すべての人のため,また特に今の困難な時代のために備えられた聖書の音信に耳を傾けて,神を敬うのは正しく今です。―テサロニケ第二 1:7-9。
いま何をすべきか
すべての国に臨む神の怒りのあらしの時,避難所と保護を望む人々に対して,神の預言者ゼパニヤは,次のように述べました。「汝等エホバを求め公義を求め謙遜を求めよ。然すれば汝等エホバの忿怒の日にあるひは匿さるゝことあらん」。(ゼパニヤ 2:2,3,文語)それで「公義」と「謙遜」について,人間の考えではなく神のお考えを知らなければなりません。それは聖書にしるされています。神のみこころを知るために学ばなければならない基本的な本は聖書です。
愛の神は真の崇拝者の組織を備えられました。聖書を学び,また学んだ事を生活において実行するための助けが,そこから得られます。エホバの証人のいずれの御国会館においても,あなたはいつも歓迎されます。そこでは自分を助けるだけでなく,他の人 ― 家族,親類,友人を助ける方法を学ぶことができます。エホバの怒りの嵐が国々に臨もうとしている今,人々は危険を悟らなければなりません。人々を助ける時間はまだ残されています。
今は安逸に流れる時ではありません。また二つの意見に迷う時でもありません。永遠の生命と幸福を得るために,喜ばせなければならないのは人間ではなくて神です。延ばすことは危険です。イエスは警告を与えてこう言われました。「ロトの時にも同じようなことが起った。人々は食い,飲み,買い,売り,植え,建てなどしていたが,ロトがソドムから出て行った日に,天から火と硫黄とが降ってきて,彼らをことごとく滅ぼした。人の子が現れる日も,ちょうどそれと同様であろう」。(ルカ 17:28-30)ロトとその娘はのがれました。あなたはのがれますか。
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87歳で開拓奉仕ものみの塔 1968 | 5月1日
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87歳で開拓奉仕
● 開拓奉仕は老若を問わずだれにでも楽しめます。アルゼンチンの一兄弟は87歳ですが,80歳の時に真理を学びました。そして,その年で読み書きも学んだのです。それに病気がちでしたが,それでも,自分の区域で伝道し,再訪問を行ない,大変活発にエホバに奉仕しています。時には1日に三,四キロ歩くこともあります。昨年の4月,この兄弟は2週間の休暇開拓を行なうことにしました。そして,時間の目標を達成し,3冊の本を配布し,一つの予約を得,236冊の雑誌を配布し,25の再訪問を行ないました。またこの兄弟のことばによれば,エホバの組織に交わって奉仕し,真理を他の人々に告げることができるので,今,本当に大きな喜びを味わっているとのことです。今,後悔していることといえば,どうして若い時分に真理を知らなかったのだろうかということだけです。
― エホバの証人の1968年度鑑より
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