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あなたの家庭聖書研究は産出的ですか王国宣教 1972 | 8月
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家庭聖書研究を産出的にすることを目標にしてください
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6月の成果は?王国宣教 1972 | 8月
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6月の成果は?
エホバの過分の親切により,すばらしい成果が得られました。またもや伝道者の新最高数が達成されました。これで連続59番目の最高数が記録されたことになります。60番目の最高数がこれに続くでしょうか。それはみなさんの7月の報告にかかっています。特によかったのは,休暇開拓奉仕に対する支持です。6月には,昨年より47%多くの人がこの奉仕に携わりました。また家庭聖書研究は1,000以上増加し,27,272軒の新最高数に達しました。みなさんすべてが,この弟子をつくるわざにおいて,引き続き祝福を受けられますように。
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良いたよりを伝える ― 聖書に基づく音信として王国宣教 1972 | 8月
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良いたよりを伝える ― 聖書に基づく音信として
1 あなたが訪問する人々は,あたがほんとうに聖書の奉仕者であることを認めるでしょうか。その音信が,種々の教派のそれとは大きな違いがあることに気づくでしょうか,そうです。これは宗教です。しかしわたしたちは一つの教派ではありません。わたしたちは,今日の地上で,神のことばを深く調べ,その真理を教え,またその原則に従って生活する唯一の宗教です。わたしたちの音信は確かに聖書に基づいた音信です。
2 したがってわたしたちは,定期的な戸別伝道において,聖書および聖書の音信に人々の住意を引くようにします。あなたはいつもどの聖句のことを好んで話しますか。それらの聖句を織り込んで,生き生きした聖書の話を作ってください。新しい伝道者なら,手はじめに,黙示録 21章3,4節を使いたいと思うかもしれません。他の人たちは,イザヤ書 65章17,18節,あるいはペテロ後書 3章13節を使って,「新しい天と新しい地」について何か話したいと思うかもしれません。また,テモテ後書 3章1,2節,マタイ伝 24章14節,ルカ伝 21章25-28節,その他適当な聖句に言及して,世界の状態や「終わりの時代」について話そうと思う人もあるでしょう。どの聖句を使うにしても,強調しながら,そしてできれば家の人にあなたの読むところを見てもらいながら,読んでください。また,時間をかけてその意味をはっきり説明してください。会話的で,急がずにゆっくり話すなら,人は耳を傾けるものです。―「案内書」,研究25。
3 再訪問においても聖書をよく活用すべきです。この場合には少し長い話を計画するかもしれませんが,しかし,すでに相手の興味をある程度引き起こしているのですから,その興味をさらに深める話を準備するのはむずかしくないはずです。最初の訪問のときの証言を,たとえば黙示録 21章,イザヤ書 65章,またはテモテ後書 3章など同じ章の他の聖句を使って,拡大することもできます。テモテ後書 3章1-5節,14-17節を中心にしても,立派な再訪問の話ができます。そしてこれらの聖句自体,聖書を調べることの価値を強調するでしょう。再訪問のときには,公開講演の招待ビラやその他の方法を用いて,再び楽しく会話のできる状態をつくり出すこともできますが,ともかく,訪問を終えるまえに,聖書そのものから少なくとも1つの良いことを教えるように努めるべきです。
4 家庭聖書研究においては,研究生が,これはある教科書の勉強ではなくて神のことばの勉強である,ということを理解するように援助しなければなりません。「真理」の本にせよ,他の出版物にせよ,それらは,聖書の貴重な真理を掘り出すための単なる助けにすぎません。毎週の聖書研究の時間のときには,教科書に引用されている聖句を全部読むことはできないかもしれません。しかし研究に先だってそれらの聖句を自分で読んでおくように研究生を励まします。そして実際に研究している間には,要点を証明するかぎとなる聖句に注意を集中し,勉強が終わったあとの復習でも,またこれらの聖句を基礎にして復習することができます。そうすれば研究生は,ほんとうに「聖書」の研究が行なわれていることを認め,聖書そのものがその人に力をおよぼし,その人が神のお考えに沿うよう思いを変えるのを助けます。―ヘブル 4:12。イザヤ 55:6-8。
5 聖書は確かにエホバ神からの貴重な贈り物です。他の人々に慰めと希望をもたらすことにおいて,わたしたちが聖書を巧みに用いることができますように。―ロマ 15:4。コリント前 10:11。
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神権的ニュース王国宣教 1972 | 8月
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神権的ニュース
◆ 新しい王国会館の献堂式が行なわれました。出席者は次のとおりです。仙台・南: 152名。東京・阿佐ヶ谷: 156名。春日部: 92名。厚木: 82名。なお,厚木会衆の美しい王国会館は会衆の兄弟たちの一致した努力により,自分たちの手で直接建設されたものです。
◆ 最近巡回訪問をうけた高槻会衆は,王国のわざを支持する点でりっぱな模範を示しています。74人の伝道者と14人の開拓者が交わるこの会衆の週ごとの集会の平均出席者数は次のとおりです。「ものみの塔」137名,神権宣教学校・奉仕会127名,書籍研究152名で,どの集会も前回の訪問のときよりも20人前後増加しています。そして巡回訪問の日曜日の講演会の出席者は実に239人に達しました。どうしてこんな良い成果があったのでしょうか。巡回のしもべによると,「伝道者は熱心な努力を続け…会衆全体に活発なふんいきを盛り上げ…開拓者たちによる援助は伝道者から感謝されており…しもべたちもよく協力し…りっぱにその責任を果たしています」。そして言うまでもなく,エホバの聖霊がその努力の上に豊かに注がれたことでしょう。今回の訪問で会衆は東と西の二つの分会に分かれることになりました。皆さんの会衆はいかがですか。ともに努力いたしましょう。
◆ ジブラルタルでは,学校に通う4人の子どもを持つ母親が4月中開拓奉仕を行ない,118時間を野外奉仕にささげ,112冊の雑誌を配布し,68の再訪問を行ない,7つの聖書研究を司会しました。
◆ オランダは571人という正規開拓者の新最高数を得ました。これは昨年の同期を82名上回る数です。
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日本の奉仕の報告: 6月王国宣教 1972 | 8月
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日本の奉仕の報告: 6月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 516 144.4 70.3 7.0 148.2
開拓者 1,928 98.3 46.7 4.9 84.6
休暇開拓者 943 87.9 41.4 3.0 70.6
伝道者 10,639 17.5 8.9 1.1 15.4
合計 14,026
1972年の伝道者の目標: 11782
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質問箱王国宣教 1972 | 8月
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質問箱
● 「ものみの塔」研究の時の節の読み手はどんな人を選ぶべきですか。
「ものみの塔」研究の時の読み手は,バプテスマを受けた兄弟で,よく読める人が選ばれなければなりません。またその兄弟たちは,クリスチャンとしての生活においても,良い模範となっていなければなりません。
読む能力を向上させるための練習と,経験を積むことは個人的に,また神権宣教学校で前もって行なわれるべきです。会衆の長老たちは,兄弟たちが神権宣教学校でどのように割り当てを扱うかを見ていて,読み手のリストに加えられるほど十分よく読めるようになる時を見定めることができます。
集会の時間の約半分が節を読むことに当てられますから,読み手は,聴衆がその朗読から最大の益を得るように心を配らねばなりません。読み手はそのようにして兄弟たちに霊の食物を供給することに与る機会に感謝しなければなりません。「ものみの塔」誌の中の助言を守ろうという気持ちを心から持つように励ますために,読み手は暖かさと熱意を表わさねばなりません。
読み手が,「〔エホバ〕につかふるごとく心より」割り当てを果たすためには,前もって注意深く準備しなければなりません。(コロサイ 3:23〔新〕)聴衆に正しい意味を伝えられるように,資料を数回読んで,その意味をつかんでいなければなりません。強調すべきことばに傍線を付したり,休止すべき箇所にしるしをつけたりしておくと助かります。また,発音もたいせつです。想像過信は禁物で自信のないことばは全部字書を引いて調べておくべきです。「聖書を理解する助け」(英文)を見れば,多くの固有名詞の発音がわかります。まちがった発音は理解を妨げるだけでなく,ほかの人たちもそのことばをまちがって発音するようになるかもしれません。
「ものみの塔」研究で朗読を割り当てられたということは,エホバと組織の信頼の表われです。この特権にあずかっている人たちは,はっきりと,大きな声で読むことにより,また「忠実にしてさとい奴隷」を通して受ける教えの理解を,あますところなく伝えることに全力をつくすことによって,これを「我らの救主なる神の教を飾」る機会としなければなりません。―テトス 2:10。
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