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  • 『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』
    ものみの塔 1957 | 7月1日
    • が,このことからこの地における興味者がどれ程いるかが分ります。この興味者を育てて大勢にするために多くの仕事が必要でしよう。

      島の南端,マカサー市でなされる家から家の業によつて,正直な心を持つている人や,真理を探し求めている人が多いということが分ります。区域に向つて歩いている時でしたが,宿泊所のところで一寸知り合いになつた人が声をかけ,巡回の僕に自分のところに来て貰えないだろうか,そして聖書について何か話してもらいたい,また自分の頭を悩ましている二,三の質問に答えて貰えないだろうかと尋ねました。その人は真実の羊でした。その家で聖書の話が数回なされ,その人は親族にも出席をすすめていました。また協会の出版物を用いてする毎週の聖書研究にも,率先して指導することを申し出たのです。

      スマトラ

      北スマトラのトバ湖地区のまわりにいる60万人の「クリスチャン」は,良い区域であつて興味者はほとんどいたるところで,しかも思いがけない方法で見出されます。トバ湖添いの山腹中の小さな町に一日を滞在した巡回の僕は,非常な興味を示した一婦人に会いました。その婦人は,夫が帰宅する夕方にもう一度来て頂きたい,と巡回の僕に願いました。巡回の僕は次のように書き送つています,『夕方に戻つて見ると,そのまわりは非常な活況を呈していました。婦人は,近所の多くの人を招待しましたからどうか話をしてもらいたい,そして経験談を語つてもらいたい,と私に幸福そうに告げました。その夕方,約40人が集まりましたが,その中には10人から12人の先生も居ました。私は業についての一般的な話をして,御国が聖書と特にイエスの教えの主要な主題であり,御国はすでに設立されていることを指摘しました。こんなにも注意を傾けて熱心に話を聞く聴衆は,滅多にないものです。話の後にココアが出されて,それから次の約2時間は質問の時間でした。若い人々は異常な興味を示して,良い質問を沢山しました。例えば,祈りの仕方とか,霊者のこととか,悪しき考えや行の克服の仕方その他などです。

      『10時近くになつたとき,ものみの塔を予約するならみなさんの質問の多くは解答されるでしよう,と私は言いました。8つの予約が得られて,私の持つている本はみな配布されました。私の話と人々の質問に対する答は,心から感謝されました。そして,私がすぐ戻れば,どれ程良いかと言つていました。その地の人々を訪問して聖書のことを知らせるような人は,極くまれにしか来ないからです。』

  • ものみの塔聖書冊子協会はWBBRを売却す
    ものみの塔 1957 | 7月1日
    • ものみの塔聖書冊子協会はWBBRを売却す

      過去30年のあいだ,ラヂオ放送は神の御国を伝道するのに大きな役割を果してきました。ものみの塔協会所有の非営利ラヂオ放送局WBBRがニューヨーク市で放送を始めたのは1924年2月24日でした。

      そのときには,この放送局は是非とも必要だつたのです。また,後になつて協会がアメリカ中で買収した他の放送局も必要だつたのです。ラヂオ放送が用いられた理由は,『御国のこの良いたより』を人口の多い中心地で伝道するためでした。

      1924年以来,世の中は変りました。特にニューヨーク市ではそうです。昔の1924年には,ヱホバの証者の会衆は一つしかなく,伝道者の数は約200名でした。

      しかし,1957年の今では7000人以上の伝道者がいます。1956年の12月には,ニューヨーク市の62の会衆は7256人の会衆伝道者という新最高数に達しました。それに加えて322人という開拓者がニューヨーク市で奉仕していたのです。それで,現在では家庭聖書研究によつて人々に良く奉仕することができます。記録の示すところによると,1940年には蓄音機や質問と答の冊子を用いて司会された少数の数の聖書研究が行われていました。しかし今では書籍,冊子,雑誌を研究の手引にして毎週5000以上の聖書研究が司会されています。

      ラヂオ放送局を運営するために必要な多額な金銭は,アメリカや他の国々で行われる宣教者の業や特別開拓者の業に有効に用いられるでしよう。それで協会はWBBRの売却を決定し,1957年の4月15日に売却しました。WBBRはその目的を良く果し,神の御国の事柄を良く行いました。多数の新しいヱホバの証者が伝道教育の業に加わわるようになつたことは,実によろこびに堪えません。この伝道教育の業は,人々に真理の知識をもたらすのに極めて必要なものです。いま個人的に接触したり,そして自分の家で自分の聖書を用いながら研究すれば,人々は楽な気持で自由に質問することができます。しかし,ラヂオを聞くのでは人々はそのように質問することができないでしよう。

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