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エホバは全時間働く僕の軍隊を支えられるものみの塔 1982 | 6月1日
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15 日本のある兄弟はどんな方法で自分の信仰を示しましたか。
15 加えて,開拓者の奉仕の務めを行なって信仰を実証することは,特定の年齢層の人だけの特権ではありません。日本の一人の兄弟は,教員を辞めてからキリスト教の真理を学び,間もなく60歳でバプテスマを受け,すぐに補助開拓を始めました。61歳を迎えて正規開拓奉仕者になった時,この人が考えたのは,エホバの証人が一人もいない,自分が生まれ育った山の町のことでした。この人と,やはり開拓者の妻は都会の家を売却し,その町に移り住みました。この家族は自分の家を売ってお金を得,それでその地に王国会館を建てました。それからその土地に会衆の設立を見るという祝福を経験しました。
16,17 開拓者になることを真剣に考慮するために,今が最適な時であると言えるのはなぜですか。
16 現在の邪悪な事物の体制に残されている時間は急速に尽きようとしています。ちょうどイスラエル人が邪悪な都市エリコの滅びる直前に,その都市の周りを行進する回数を増やした時のように,エホバが現在の体制を滅ぼされる直前の今,エホバは民が大きな叫びを上げるようにと勧めておられます。(ヨシュア 6:20)あなたは開拓者になることにより,その勝利の叫びに一層十分にあずかれる立場にありますか。自分の事情をそのために調整できるのであれば,あなたはそのようにする信仰を持っていますか。エホバがご自分の役割を果たし,あなたを支え,喜びを増し加えてくださることを確信してください。エホバはあなたの努力を祝福されます。あなたは,オランダで10年間開拓者を続けてきた姉妹のようになることでしょう。この姉妹はこう語りました。「私には確かに時間があったので,良心に責められるようになりました。責められている良心をなだめるため,またこんな不健康な状態では開拓者を続けることはできないと自分に言い聞かせるため,開拓奉仕を始めました。それなのに私は今でも開拓奉仕をしています」。
17 確かにエホバは,現在の邪悪な事物の体制の「終わりの日」に大いなることを遂行されます。今は神に近づき,ダビデのようにそのみ名を一日じゅう賛美すべき時です。あなたを支えるという神の約束に信仰を置くのです。ダビデはこう書きました。「『わたしの足はきっとよろめいて行くだろう』と,わたしが言ったとき,エホバよ,あなたの愛ある親切がわたしを支えつづけました」― 詩篇 94:18,新。
次の点を説明できますか
□ 若いクリスチャンが開拓奉仕を考慮するのはなぜふさわしいことですか
□ エホバは全時間働く僕たちをどのように支えられますか
□ 開拓奉仕は,なぜ信仰を特別に実証することであると言えますか
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彼らの心はそこにあるものみの塔 1982 | 6月1日
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彼らの心はそこにある
毎年,正規開拓奉仕者になれない人々が幾万人も,1か月かそれ以上補助開拓を行ないます。隣人に王国の良いたよりを分け与える面でより多くの分にあずかることができるからです。今年も多くの人々はその計画を立てています。あなたはいかがですか。
その奉仕を行なう人々は口をそろえて,『それには注意深い計画と現実的な予定が必要だ』と言います。彼らの多くはまだ学校に通っていますが,早起きをして時間を上手に使えば,学校の予定があるとしても,野外の奉仕の務めのため1日2時間をささげることはできます。幾千人という若いエホバの証人たちは,このような奉仕を行なうため休暇の時期を活用して大きな喜びを見いだしています。
なぜ補助開拓という余分の努力を払うのかと尋ねられ,あるエホバの証人はこう言いました。「自分流に言えば,『エホバよ,あなたが私のためにしてくださったことすべてに対し感謝します』ということです」。
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