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野外奉仕のための集会王国宣教 1985 | 5月
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野外奉仕のための集会
4月29日-5月5日
以下のことはなぜ有益か
1. 準備すること。
2. 熱意を込めること。
3. 温かく,友好的であること。
5月6日-12日
『永遠に生きる』の本をどのように提供するか
1. 近所の人に。
2. 親せきの人に。
3. 仕事仲間に。
5月13日-19日
次のことになぜ良心的であるべきか
1. 時間通りに野外奉仕を始めること。
2. 不在の家の記録をとること。
3. 関心を持つ人の記録を別にとること。
5月20日-26日
次の反対論にどう答えるか
1. 「わたしには自分の宗教があります」。
2. 「わたしは忙しいです」。
3. 「わたしは無神論者です」。
5月27日-6月2日
次のような場合どうするか
1. 家の人がお金を持っていない場合。
2. 家の人が既に『永遠に生きる』の本を持っている場合。
3. 家の人が出版物を望まない場合。
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王国の増加にあずかるよう新しい人たちを助ける王国宣教 1985 | 5月
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王国の増加にあずかるよう新しい人たちを助ける
1 この王国の増加の時にわたしたちは,大勢の新しい人たちが良いたよりに答え応じているのを見て歓んでいます。知識と認識が増すにつれて彼らは集会に出席し始め,すぐに定期的な王国伝道者として他の人々に自分の学んでいる事柄を分かちたいと思います。このことは,わたしたちのうちすでに野外奉仕で経験のある人々にとって挑戦また付加的な責任となります。新しい人たちは宣教において効果的になるよう励まされ,訓練される必要があります。
2 日本では1985奉仕年度の最初の6か月間で3,691人がバプテスマを受け,5,283人の新しい伝道者が生まれました。それら新しい人たちはすべて,効果的な奉仕者になるための個人的な援助を与えられていますか。
野外奉仕に備えて訓練する
3 宣教において効果的なものとなるよう新しい人たちを助けることは,真剣に考えるべき事柄です。それで,彼らの最初の熱意や熱心さを大切にし,それから彼らが野外で効果的になるよう助けてください。わたしたちは新しい人たちの最初の熱意や熱心さが弱くなってしまうことを望みませんが,彼らの必要としている訓練を与えれば,そのようなことは生じないでしょう。
4 野外奉仕のための訓練は早目に始めるべきです。学んだ事柄を親族や隣人,知人さらに他の知り合いの人たちに分かつよう研究生を励ましてください。話した人々のうちわずかな人だけが良いたよりに好意的に応じるものであることを新しい人たちに知らせてください。(マタイ 7:13,14)しかし同時に,一人でも耳を傾ける人がいれば,神の組織の目に見えない部分にも目に見える部分にも喜びがもたらされることを認識するよう彼らを助けてください。―ルカ 15:10。
あなたの個人的な責任
5 あなたは今だれかと聖書を研究していますか。その人はあなたと共に野外奉仕に出る資格を有していますか。ひとたび研究生が是認された仲間になったら,毎週定期的に奉仕に出るよう励ましてください。出かける前に数分を割いて準備してください。雑誌を用いて働く場合は,用いる提供方法を練習してください。あるいは,通常の文書を提供する際の話し合いに意義深い仕方で貢献するように研究生を助けてください。研究生は,まず聖句の一つを読むことだけを,あるいは話し合いの際に簡潔に意見を述べることだけを望むかもしれません。しかし徐々に,励ましや訓練を与えるにつれて,研究生は確信を得,自分で訪問する仕方を学ぶことでしょう。
6 新しい人は,奉仕に定期的になった後も引き続きあなたの助けを必要としています。その霊的進歩に誠実な関心を示し続けてください。その進歩には,自分自身がまだ学んでいる間に,他の人々に教える能力を培うことが含まれます。その進歩を寛大に,また誠実にほめてください。霊的に前進するよう助けることにあなたが個人として大きな喜びを味わっていることを知らせてください。―テモテ第一 4:15,16。
他の人々をも助ける
7 新しく交わった人でなくても,効果的な教え手となるための十分な個人的援助を受けていない人たちが会衆内にいるかもしれません。訓練が足りなかったためにその人たちは,良いたよりを他の人々に分かつことから来る喜びの多くを得損なっているかもしれません。特に長老,開拓者,また野外でより多くの経験を有している皆さんは,そのような人たちにも目ざとくあってください。
8 伝道者数の増加のためだけでなく,さらに多くの弟子を作ることにおける効果性を増すためにも働くことにより,王国の増加を十分に重んじてゆきましょう。これは,救いのために集める業の『速度を増す』エホバの方法です。―イザヤ 60:22。
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若者たち,エホバのみ名を賛美しなさい王国宣教 1985 | 5月
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若者たち,エホバのみ名を賛美しなさい
1 二回目の宣教旅行の途上,パウロは,「ルステラとイコニオムの兄弟たちから良い評判を得ていた」テモテに会いました。パウロは自分の宣教旅行に同伴するようテモテを誘いました。(使徒 16:1-3)幾年も後に,パウロはテモテについて,「あなた方のことを真に気づかう,彼のような気持ちの者は,わたしにとってほかにいないのです」と書きました。(フィリピ 2:20)聖書はまた,まだ大変年若いうちからエホバにも人にも喜ばれる者であったサムエルについて告げています。(サムエル第一 2:26)今日の立派なクリスチャンの若者たちも,自分について同じような報告がなされることを望むでしょう。
2 サムエルとテモテ双方とも,その霊的な進歩は献身的な親から与えられる敬虔な訓練に多くを負っていました。(サムエル第一 1:26-28。テモテ第二 3:15)今日でも,若者がエホバとの良い関係を築くには,クリスチャンである親の助言と訓練に良い態度で答え応じなければなりません。―箴言 6:20。エフェソス 6:1-4。
援助を得る
3 疑いなく,サムエルもテモテも,その行状を好意的に報告した長老や他の人々からの励ましや援助を受けたに違いありません。会衆の奉仕の僕たちの多くは,霊的に立派な進歩を遂げた若い成人たちです。それらの兄弟たちは,あなたが野外奉仕に対する認識を高めるのを援助できます。彼らと一緒に野外宣教で働くのはいかがですか。これらの兄弟たちの助けを熱心に求めるなら,あなたの霊的な進歩を明らかにするのに役立つでしょう。―テモテ第一 4:15。
4 あなたの親,長老たち,また奉仕の僕たちは皆,あなたの霊的進歩に深い関心を抱いています。彼らは会衆の内外におけるあなたの行状について好意的に報告するだけの理由を持たなければなりません。疑いなく,あなたは協会が若い人々に特別の関心を向けてきたことに感銘を受けておられるでしょう。誠実に答え応じる時,それはエホバのみ名を賛美する上であなたの助けになるでしょう。
聖書を用いた証言
5 5月中,わたしたちは『永遠に生きる』の本を提供します。若い伝道者の皆さんは新しい「会話するための話題」が用いやすいことに気づくはずです。それで,野外での経験をまだそれほど持っておられなくても,積極的な態度を持つようにお勧めします。次の証言かそれに似た証言を用いてもよいでしょう。
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