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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2008
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読者からの質問

律法はレビ記 3章17節で『あなた方は脂肪をいっさい食べてはならない』と述べているにもかかわらず,ネヘミヤ 8章10節でユダヤ人たちは『肥えたものを食べなさい』と言われています。これらの記述は矛盾していないでしょうか。

レビ記 3章17節で「脂肪」と訳されている言葉と,ネヘミヤ 8章10節で「肥えたもの」と訳されている言葉は,原語において異なります。レビ記 3章17節で「脂肪」と訳されているヘブライ語のヘーレヴという言葉は,動物もしくは人間の脂肪を指します。(レビ 3:3。裁 3:22)17節の文脈に示されているように,イスラエル人は犠牲の動物の腸や腎臓の周りにある脂肪,また腰の上にある脂肪を食べてはなりませんでした。「脂肪はすべてエホバのものである」からです。(レビ 3:14-16)ですから,動物の脂肪はエホバにささげられるべきもので,食べることは禁じられていました。

一方,ネヘミヤ 8章10節で「肥えたもの」と訳されている言葉はマシュマンニームで,ヘブライ語聖書の中でここにしか出てきません。この言葉は,「太っている,肥える」という意味のシャーメーンという動詞から派生しました。この動詞に関連した一群の言葉の持つ基本的な概念は,繁栄や福祉であるようです。(イザヤ 25:6と比較。)この動詞から派生した一般的な言葉の一つはシェメンという名詞で,しばしば「油」と訳され,「オリーブ油」と言う表現にも含まれています。(申 8:8。レビ 24:2)ネヘミヤ 8章10節で使われているマシュマンニームという言葉は,たくさんの油を用いて作られた料理を指しているようです。脂肪がごくわずかに残っている肉も含まれていたかもしれませんが,脂肪の塊そのものではありませんでした。

イスラエル人は動物の脂肪を食べることは禁じられていたものの,濃厚な味のおいしい料理を食べることができました。穀物で作った菓子などは,動物の脂肪ではなく,植物油 ― 多くの場合オリーブ油 ― で調理されました。(レビ 2:7)したがって,「聖書に対する洞察」の説明によれば,この「肥えたもの」とは,「濃厚な部分,やせたり乾いたりしていない,味のよい物を指しており,植物油を用いて調理したおいしい物も含まれています」。

もちろんクリスチャンは,脂肪を食べることを禁じる命令が律法の一部だったことを思いに留めます。クリスチャンは律法のもとにはいないため,動物の犠牲に関する要求に従う必要はありません。―ロマ 3:20; 7:4,6; 10:4。コロ 2:16,17。

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