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弟子を作るのに助けとなる集会王国宣教 1991 | 3月
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奉仕者が雑誌の特定の部分に注意を引くと,家の人は「おもしろそうですね」と言う。奉仕者は「この記事のほかにも興味深い記事が載せられていますので,よろしければ喜んでお分かちしたいと思います」と述べる。家の人が「いくらですか」と尋ねると,奉仕者は次のように答える。「もしお読みになりたいようでしたら,差し上げます。発行者のページをご覧になるとお分かりのように,この雑誌は,世界的な聖書教育活動の一環を成すもので,自発的な寄付によって支えられています。[「目ざめよ!」誌の4ページや,「ものみの塔」誌の2ページ右欄下にある部分を引用する。] わたしたちエホバの証人は,200余りの国や地域に現在400万人以上います。そして,この大切な活動を行なうために,自分の時間や資力を自発的にささげてきました。この活動のために少しの寄付をしたいと思われる方がいらっしゃるなら,喜んでお受けしています」。家の人は寄付をし,奉仕者は寄付用に携帯している封筒にお金を入れる。奉仕者はなされた寄付に対して感謝を述べ,次号の雑誌を持って再び立ち寄ることを告げる。2番目の短い実演では,家の人が喜んで会話を行なうものの,王国の音信に真の関心を抱いていないゆえ,奉仕者が出版物を何も手渡さない場面を示す。3番目の短い実演では,音信に純粋な関心を示すものの,大変忙しそうであり,わたしたちの世界的な活動がどのように支えられているかについてその場で説明するのがふさわしくないように思われる人に,パンフレットを手渡す場面を示す。奉仕者は別の都合の良い時に再び訪問することを約束する。再訪問の際,奉仕者は家の人がわたしたちの活動に真に関心を抱いているかどうかを見極めるよう努める。関心があるようなら,わたしたちの宣教の性質や,この活動がどのように支えられているかについて説明する。
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弟子を作るのに助けとなる集会王国宣教 1991 | 3月
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「エホバの証人は自発的な奉仕者です。わたしたちは,神を敬う人々が聖書の啓示の書の中で興味深く描かれているこの良いたよりを知ることは,とても大切であると感じています。この活動は,エホバの証人や現代の聖書教育の価値を理解する他の人たちの自発的な寄付によって支えられています。そのおかげで,今日の人類のために神が計画しておられる事柄を本当に学びたいと思う方に,この本を無償で提供することができるんです」。家の人は,「この本,いただけるんですか」と尋ねる。「はい,そこに載せられている聖書の音信に本当に関心をお持ちであれば差し上げます。今度またお訪ねして,この中から幾らかの情報について話し合えればと思います。もしこの聖書教育を推し進めるために少額の寄付をするお気持ちがあれば,お受けすることができます。その寄付はとても感謝されますし,そのすべては王国の良いたよりの推進のために用いられます」。家の人は寄付をし,また来てもよいと告げる。2番目の実演を,出版物を紹介する説明の最後のあたりから始める。家の人は,「この本,是非読んでみたいですね」と述べる。奉仕者は次のように述べる。「きっと,興味深くお感じになると思います。そして,わたしたちの時代のことが遠い昔に書き記されていたことを知って驚かれるかもしれません。次回またこの中から幾らかの情報について話し合えればと思います。来週またこの近所のお宅を訪問する予定ですので,このぐらいの時間にうかがってみたいと思いますが,ご都合はいかがですか」。家の人は同意し,奉仕者は立ち去る。
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文書配布の簡素化された取り決め王国宣教 1991 | 3月
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奉仕者は王国の音信に対する相手の反応に応じて,文書の提供に関して事をどう進めてゆくかを決定しなければなりません。書籍や他の出版物をあげる価値があると確信できるほどの関心が示されない場合,巧みに会話を終わらせ,次の家に行くことができます。あるいは相手が招待ビラかパンフレットの内容を読むと約束する場合には,それを渡せるでしょう。
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