信仰を築くわざに携わる人々
1 信仰を築くことが今ほど必要な時はありません。老若を問わず多くの人々が神への信仰と将来に対する希望を失った現実は憂慮にたえません。世の政治や宗教界の指導者の約束に基づく希望の多くは一向に実現を見ないため,人々の心は一般に悲観的になっています。しかし使徒パウロが述べたとおり,「信仰はすべての人が持っているものではない」のです。けれども,エホバのクリスチャン証人は信仰を持っており,神のことばの確かな約束を確信しています。―テサロニケ後 3:2,新。
2 「信仰なくしては」神に喜ばれることができず,また人々の命が危険にさらされていることを考えれば,他の人が信仰を築くのを助けたいと願うべき十分の理由があります。(ヘブル 11:6)このわざのために,すぐれた助けである「ものみの塔」誌を400円の寄付で,あるいは「目ざめよ!」誌といっしょに800円の寄付で予約するように熱心に勧めてゆきましょう。「ものみの塔」の予約運動期間中も,毎号の「ものみの塔」誌には,正義を愛し真理を知りたいと願っている人々に強く訴える記事が載せられます。その知識は人々が今必要としているものです。「ものみの塔」の予約運動の期間中,予約を人々に勧めるのは特権です。
3 友人や親族あるいは職場の同僚に予約の贈り物をしたいと考えるかたもいるでしょう。そのような場合には,予約用紙の上部に贈り物としるし,あなたが贈り主であることをしるしてください。そうすれば,協会はそのことを予約の贈り物を受け取る人に知らせます。
4 そのうえ,聖書や協会の出版物を配布するのは,信仰を築くわたしたちのわざの終わりではなく始まりではありませんか。だれかがわたしたちに聖書を教えてくれたのでわたしたちは多くの益を受けました。ですから,予約をしたり,雑誌を求めたりした人を早く再び訪問して,家庭聖書研究を少なくとも一度は勧めましょう。緊急な御国の音信を他の人に教えることによって,わたしたちの学んだ事柄に対する感謝を表わすのはすばらしいことです。わたしたちひとりびとりは,伝道と教えるわざに参加して,自分の信仰が生きたものであることを示せるのです。―ヤコブ 2:17-26。