あなたは忠節な擁護者ですか
1 「あなたがたは…地の最も遠いところにまで,わたしの証人となるであろう」と述べたイエスは,ご自分が話しかけた11人以上の多くの人々のことを考えておられました。11人のその少数の人々の群れが,全地にあますところなく証言をするのは不可能でした。が,彼らはその仕事を開始したのです。今日,エホバは,1,483,000人余のわたしたち王国布告者をこの世界から集めることをよしとして,その仕事を成し遂げさせようとしておられます。しかも,さらに大ぜいの人々が集められています。―テサロニケ前 2:13-16。
2 2月中も引き続き,「ものみの塔」予約運動を通して神のみことばを擁護する特権にあずかれます。「ものみの塔」の比類のない価値を認識し,喜びと積極的な態度をもって,1年の予約を550円の寄付で勧めましょう。諸物価の値上がりのため,予約購読料を上げざるをえなかったとはいえ,それは最近の雑誌や新聞の値上げの何分の1かにすぎません。郵送料だけでも,予約購読料としての寄付の3分の1以上を費やさねばならないのです。今日,たいていの人にとって問題なのは,550円の寄付を支払えるかどうかではなく,音信に対して関心を持っているかどうかということです。わたしたちはしばしば,そのとおりのことを口にする人に会います。ですから,わたしたちにとって,野外で真の挑戦となるのは,エホバの王国に対する関心を引き起こさせるような仕方で神のみことばを擁護することです。正しい精神的な態度をいだけば,あなたもよく準備して,説得力のある仕方で予約を勧めることができるでしょう。そうすれば,あなたは成功を納められるでしょう。―ヨシュア 1:8。
再訪問をしてください!
3 予約を得たなら,予約者の関心をさらに深めさせるため,必ず再び訪問してください。かなり多くの予約者が,だれかに訪問していただきたい,という依頼の手紙を協会に寄せています。それは,雑誌を読んで,家庭聖書研究について知ったためです。数年前,淡路島に住む関心のある人が,家庭聖書研究に関する,「目ざめよ!」の広告文を読んで,協会に問い合わせの手紙を寄せました。それから,その人のために再訪問が行なわれ,やがて,3人の兄弟を含め,バプテスマを受けた多数の伝道者から成る活発な群れがその町に組織されました。そうです,確かに再訪問は効果を発揮します! それにしても,協会からの依頼を受けるまで待つ必要があるでしょうか。新しい研究を始めることを目ざして,新しい予約者に対する親しい再訪問を続けるなら,家の人の偏見を徐々に除き去れるでしょう。「ものみの塔」もしくは,予約者に手渡した小冊子の1つを用いて,そうすることができるかもしれません。また,「真理」の本や,そのちらしを活用して,家庭聖書研究を紹介できるかもしれません。
4 最初,家の人が研究を断わっても,1,2か月後に再び試みてください。今度は家の人があまり忙しくしていないかもしれず,あるいは,雑誌の記事を読んで,関心をいだいているかもしれません。ある期間に及ぶにしても,繰り返し親しく訪問した結果,家の人が神のみことばを学びたいとの意欲をいだくようになる場合がよくあります。家庭聖書研究こそ,ほんとうに人々を助けて,真理の知識に至らせ,献身とバプテスマの備えをさせるわざです。
5 女のかたを再訪問して,研究を行なう際,努めてそのご主人にも会うようにしてください。家族でいっしょに研究するよう,しばしば励ませます。昨年3月,富士会衆でのこと,関心をいだいた婦人が研究をするよう決意しました。その夫は,妻が950円も出して聖書を求めたので,たいへん怒りました。ところが,兄弟たちがそのご主人に会って話したところ,その人も関心を持つようになり,自分の研究用として,3,200円を払って皮表紙の聖書を求めました。まもなく,そのご夫婦は兄弟姉妹となる予定です。家庭の男の人たちに会い,それらの人を努めて親しく励ましてください。家庭聖書研究を通して,家族全員が神のみことばの忠節な擁護者となるよう助けるのは,ほんとうに大きな喜びだからです。
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そうです! 神のみことばを忠節に擁護しましょう