良いたよりを伝える ― 4月の「ものみの塔」運動
1 今年の,つまり第40回目の「ものみの塔」運動は4か月連続のものではありませんでしたが,1月には2万2,695件の新しい予約が得られ,良い出発をすることができました。再び「ものみの塔」の予約を提供する4月の活動はきっと楽しいものとなるでしょう。なぜなら,わたしたちすべては毎号の「ものみの塔」誌から本当に沢山の益を受けているからです。そして他の人々にも神のみ言葉から命を与える食物を得て欲しいと思っています。雑誌はそれを最も親しみやすい方法で提供するものであるのです。
2 4月1日号の「ものみの塔」には,「この時代にも『良いたより』はある!」という記事があります。率直に神の王国に人々の注意を向けて,わたしたちの時代の間近に来る良い変化について説明しています。この記事の中には,啓示 21章4節,マタイ 24章14節,ダニエル 2章44節また詩篇 72篇12-14節そしてテモテ第二 3章1-5節およびルカ 21章25-32節などわたしたちが今までよく親しんできた聖句が引用されていますから,将来の祝福や現在の世の中の状態の意味するところを人々に話すとき,聖書から,あるいはそれらのページの文章から聖句を用いることができます。人々が必要としているのは力強い神の王国の良いたよりなのです。
3 4月15日号は特別号です。全世界で同時に行なわれた特別講演の内容が興味深い二つの記事になって載せられています。「地球全体に及ぶ苦難の時 ― それはなぜ,またいつ臨むか」はその前半の記事です。この号の最初には,「あなたは犯罪が一掃されることを望みますか」という今日の人々に訴える記事もあります。いずれの記事を用いる場合でも,わたしたちの熱意と確信に満ちた態度は必要です。
4 この運動中すべての伝道者が目標をもって奉仕するのは良いことでしょう。すべての伝道者が一つの予約を得るという目標はいかがですか。あなたにとって難しすぎるものでないなら,努力を傾けてみてください。成功する秘けつは何でしょうか。それは,わたしたちの側の熱意です。毎号の雑誌の内容に十分精通し,その価値を十分に認めれば,他の人々にそれを積極的に勧めることができます。あなた自身楽しんで読んでおられますか。どんな益を最近号から受けましたか。そうした点を家の人に話すことは難しいことではありません。もし家の方が一年の予約をためらうなら,わたしたちは半年の予約を提供してみたいと思います。
5 準備と練習も大切です。一月の運動中,ある開拓者の主婦は巡回大会のプログラムで戸別訪問の話を行なう実演に参加しました。何回もその話を家で練習しましたので,その話を実際に自分の区域で用いてみました。結果として,耳を傾ける人に会い,「ものみの塔」と「目ざめよ!」の両方の予約を提供することができました。あなたも上記の聖句の中のひとつを用いて新鮮な話を準備し,仲間と一緒に練習してみてはいかがですか。
6 予約を人々に勧める時に役立つひとつのことは,人々とよく話し合うことです。短い,急いだ会話からは相互の信頼はうまれません。聞く耳をもつ人に会えたならよく話し合い ― つまり相手の人の意見に耳を傾け ― 生活に必ずもたらされる祝福を熱意をこめて話しましょう。
7 関心のある人の多くは喜んで両方の雑誌を申し込みますから,「ものみの塔」だけでなく「目ざめよ!」誌も勧めることはいつでもよいことです。今人々に必要な真理の知識をあらゆる方法で人に伝えるのはわたしたちの特権です。引き続き「ものみの塔」と「目ざめよ!」誌が残されている「羊」を養なう有用な道具となりますように。そしてエホバへのいっそうの賛美となりますように。