質問箱
● 「わたしたちの奉仕の務め」の本の付録をバプテスマ希望者とどのように討議できますか。
このことに関する指示は,「わたしたちの奉仕の務め」の本の173ページ,「会衆の長老たちへの注記」の部分に詳しく書かれています。その174ページ2節にあるように,長老たちは付録の「四つの部分をそれぞれ約1時間の3回で網らすることができます。第三部と第四部は第3回目に一緒に扱えます」。ある会衆ではこれらの部分を9回に分け,かなり長期間にわたって討議しているようですが,そのようなことは勧められておりません。
バプテスマ希望者はバプテスマを受けたいとの願いを長老の一人に言い表わす時,「わたしたちの奉仕の務め」の本を手に入れることができます。討議が行なわれるまでの間に,希望者は175ページ以下の資料を調べ,質問や聖句を考え,引照されている聖句もできるだけ多く開いて読むように勧められています。このことを考えれば,大会でバプテスマを受ける機会があるとの発表を十分前もってする必要があるでしょう。
聖句を暗記する必要はありません。討議の際には資料を開き,「そこに引用されている聖句に基づいて」すべての質問に答えます。(「わたしたちの奉仕の務め」,174ページ1節)大切なのは聖句を幾つ覚えるかではなく,それらの聖句に示されている聖書の基本的な真理の意味を正しく把握することです。