神のみ名を十分に賛美する
1 エホバが与えてくださる数々の祝福を,わたしたちはどれほど喜んでいることでしょう。今奉仕年度中日本では,伝道者,開拓者,そして家庭聖書研究の新最高数を記録しました。34万4,367人という記念式の出席者数もすばらしいものでした。幾千人もの奉仕者たちは,様々な国々で開かれた特別大会に出席できましたし,わたしたちすべては,巡回大会や特別一日大会のすばらしいプログラムを通して備えられた豊かな霊的食物から益を受けました。ほかにも,わたしたちはエホバから沢山の祝福をいただいています。
2 エホバがわたしたちのためにしてくださる事柄すべてに対し,どうすれば感謝を表わせるでしょうか。神のみ名を十分に賛美することによってそうできます。―詩編 145:21。
神のみ名を賛美し続けなさい
3 8月中,どのようにエホバのみ名を十分に賛美できるでしょうか。わたしたちは今月も引き続きブロシュアーを提供します。徹底的に準備し,自分が用いたいと思うブロシュアーを野外奉仕に携えてゆくことにより,わたしたちはエホバを賛美するよう備えられ,他の人々もエホバへの賛美に加わる仕方を学ぶよう助けることができるでしょう。
4 会話するための話題は,「新しい世 ― だれによって」というものです。家の人の中には,世界をより良いものにするための現在の見込みについて,世界の指導者たちが述べている事柄を喜んで話し合う人がいることでしょう。ほとんどの人々が平和な状態を待ち望んでいるものの,エレミヤ 10章23節は,人間が自分自身の問題すら解決できないということを示しています。今日の世界の状態に関して何かを行なわれるという神の約束が果たされずに終わることはないということを知り,わたしたちは慰めを覚えます。ペテロ第二 3章13節にはそうした約束が記されています。家の人が本当に関心を示すようであれば,ふさわしいブロシュアーを提供してください。
5 証言には人々に対する関心が反映されていなければなりません。意気消沈している人や落胆している人に希望を差し伸べるため,新しい世に関する聖書の約束を強調してください。家の人がブロシュアーを受け取るなら,その場で聖書研究の方法を示すことができるでしょう。あるいは,再訪問の際にそうするほうがよいと判断するかもしれません。
6 特筆すべき出来事の続いた今奉仕年度を振り返ってみる時,エホバから数え切れないほどの祝福があったことは本当に大きな喜びです。新しい世で永遠にわたってエホバに仕えることを切に願いつつ,1991奉仕年度のこの残された月を活用して,わたしたちすべてが,エホバのみ名を十分に賛美することができますように。