明確なつながりを持つのです」。新しい「会話するための話題」および「創造」の本は，エホバが生命および家族という取り決めの創造者であることを認識するよう，心の正直な人たちを助けるために用いることができます。

⁶ 3月と4月は，補助開拓奉仕にあずかる絶好の月であることが実証されてきました。多くの長老や奉仕の僕たちは，家族の成員と共にそれにあずかり，そのようにして会衆に対するりっぱな模範を示すことができるでしょう。

⁷ 3月中，新しい人たちを記念式に招待することにより，そして「創造」の本を提供することにより，神の愛を認識するよう人々を助けるためのあらゆる機会を用いてください。そのようにしてわたしたちは，自分がエホバの愛を大いに認識していることを示すことができるのです。

記念式の週のために提案されている聖書朗読の予定

3月27日，日曜日（ニサン9日）マルコ 14:3-9; 11:1-11

3月28日，月曜日（ニサン10日）マルコ 11:12-18

3月29日，火曜日（ニサン11日）マルコ 11:19-13:37

3月30日，水曜日（ニサン12日）マルコ 14:1，2，10，11

3月31日，木曜日（ニサン13日）マルコ 14:12-16

4月1日，金曜日（ニサン14日）マルコ 14:17-15:47

集会に出席している人たちを援助してください

¹ ダビデは，「わたしは集合した群衆の中でエホバを賛美するのです」と述べた際，心からの願いを言い表わしていました。（詩編 26:12）ダビデは，集合した群衆をエホバの崇拝者として認めていました。わたしたちの心からの願いは，ダビデのそれと同じでしょうか。わたしたちは，エホバを賛美でき，またそうするよう他の人々を励ますことのできる集会に定期的に出席することにより，そのことを示せます。―ヘブライ 10:24，25。

² 恐らく皆さんの会衆には，集会に出席しているものの，まだ良いたよりの伝道者ではない人たちが幾人かいることでしょう。日本における最新の集会出席者数が示すところによると，交わっている伝道者より7万人以上も大勢の人々が公開講演に出席しています。野外宣教に参加する資格を得るようこれらの人たちを助けるために，わたしたちに何ができるでしょうか。エホバの崇拝者の子供たちもいますが，大部分は新しく関心を持った人たちです。わたしたちは，それら関心ある人たちの助けになれるでしょうか。中には，まだ研究していない人たちがいるかもしれません。集会でそれらの人たちと話す際，あなたが聖書研究の司会をしてあげることを喜ぶ人たちがいることに気づくかもしれません。

³ 互いに対して，また新しい人たちに対して兄弟たちの持つ愛は，注目されずに終わることはありません。初めて集会に出席した後，ある若い男性は次のように述べました。「すべての人が互いを知っていること，そして会館内が友好的な会話で生き生きとしていることに驚きました」。このことによりその人は，引き続き出席したいと願うようになりました。互いに対して抱く兄弟たちの愛が，純粋のものであることを認めることができたのです。

援助する方法

⁴ 他の人たちへのわたしたちの愛や気遣いは，集会の前後にその人たちと話すことによって示すことができます。パウロは，他の人たちの福祉を図って，そのような鋭い関心を表わしました。ローマ人への手紙 16章で，パウロは幾人かの人たちにあいさつを送り，自分がその人たちをよく知っており，その人たちの身体的また霊的福祉を気遣っていることを示しました。（ローマ 16:1-16）自分より長く「キリストと結ばれて」きた人たちにあいさつを送り，霊的成長という面であらゆる段階にいる人たちに関心を示しました。それらの人々に関する短評には，パウロが彼らを知るよう時間を取り，関心を払っていたことが表われています。パウロは彼らの問題を理解し，霊的に助けることができました。集会に早く行くことは，他の人々をよりよく知り，励ます優れた機会となります。是非，他の人々をさらに一層励ますことができるよう，集会が始まる15分か20分前に到着し，集会後も少しの時間とどまるよう勤勉に努めてください。

⁵ 集会の準備の仕方を示すことにより，新しく集会に出席するようになった人たちを励ますことができます。集会で幾つかの質問に答えるよう，そして資格を得る時に神権宣教学校に加わるよう励ますことができます。経験を積んだ伝道者からの実際的な少しの提案により，新しい人たちは，話の準備をしたり，自分自身の言葉で要点を突いた注解をしたりする面での援助を得ることができます。―「案内書」研究4，7，18参照。

⁶ 互いに純粋な愛を示す，エホバの集合した群衆の一部として霊的に成長するなら，結果として一致のより強力なきずなが生み出されます。（ガラテア 6:10）会衆の活動に加わりたいというわたしたちの願いは強まり，宣べ伝えて弟子を作る業により一層あずかりたいと思うようになります。それゆえ，エホバを賛美したたえるよう新しい人たちを助ける愛ある努力を払い続けましょう。

週中の奉仕の取り決めを支持しなさい

¹ 終わりの時に関する預言の中でイエスは，「あらゆる国民の中で，良いたよりがまず宣べ伝えられねばなりません」と言われました。（マルコ 13:10）この命令に従って，全世界のエホバの民は，週末だけではなく週中にも活発に宣教に携わります。会衆の長老たちは，週中ふさわしい野外奉仕のための集会を計画するよう勧められています。あなたは，会衆の他の人々と共に週中の野外奉仕にあずかることができますか。

組織された取り決めが必要

² 奉仕監督は，週中の奉仕の明確な取り決めを設ける面で率先すべきです。場所，曜日，そして時間は，大多数の伝道者にとって都合のよいものであるべきです。野外奉仕のための集会は会衆が責任をもち，普通は長老，奉仕の僕，あるいは他の資格あるバプテスマを受けた兄弟によって司会されます。そのような資格ある兄弟たちがいない場合，バプテスマを受けた有能な姉妹たちを割り当てることができます。（「奉仕の務め」77ページ3節に注意。）野外奉仕のための集会を司会する時，割り当てを受けた姉妹は頭の覆いを着け，普通座って行ないます。

³ これらの集会を司会するよう割り当てられた人たちは，十分に準備すべきです。とりわけ野外奉仕にふさわしいものであれば，その日の聖句を討議することもできます。「野外奉仕のための集会」の部分から，幾つかの点を用いることができます。ふさわしく区域を割り当てたり，グループ分けをしたりすべきです。宣教に参加するかもしれない比較的新しい伝道者たちを助けることに，特別な関心を示すことができます。

会衆の取り決めを支持する

⁴ 週中の野外奉仕の取り決めを支持する人たちには，週末に留守がちな家の人に会う多くの機会があります。週中に野外奉仕にあずかる他の伝道者や開拓者と共に働くことができます。学校に通っている子供を持つ多くの姉妹たちは，この取り決めを感謝しています。未信者の配偶者を持つ伝道者たちの中には，週中に野外奉仕に出かけるという取り決めが大変役立つことに気づいている人たちがいます。学校が休みの若者たちは，週中の奉仕の取り決めを支持することができます。開拓者たちや経験ある伝道者たちは，週中の宣教のさまざまな分野で，新しくて経験の少ない人たちと共に働く機会が少なくありません。

⁵ 時間通りに到着して，討議と祈りにあずかるようすべての人に勧められています。そうすることにより，野外宣教に熱心にあずかり，割り当てられた区域の中でふさわしい人たちを探し出す助けを得られるでしょう。―マタイ 10:11。

発表

● 野外での提供 3月: 「生命 ― どのようにして存在するようになったか 進化か，それとも創造か」を1,000円の寄付で提供する。4月と5月: 「ものみの塔」の1年の予約を2,000円の寄付で提供する。「目ざめよ！」の予約も同じ寄付で提供できる。予約が得られない場合，2冊の雑誌に1冊のブロシュアーを添えて250円の寄付で提供する。

● 主宰監督または主宰監督から指名された人は，3月1日あるいはそれ以後できるだけ早く，会衆の会計検査をすべきです。

● 記念式の招待状は奉仕年度初めに送られています。奉仕監督は，ふさわしい時から用い始めることができるよう，招待状を伝道者たちに渡す取り決めを設けるべきです。

会衆の書籍研究

「唯一まことの神の崇拝において結ばれる」の本による会衆の書籍研究

3月 6日に始まる週 106頁6節-110頁3節

3月13日に始まる週 111頁4節-116頁

3月20日に始まる週 117頁1節-119頁6節

3月27日に始まる週 120頁7節-122頁12節