「若い皆さん,エホバを賛美してください」
1 イスラエル人の一人の少女は,難しい環境でエホバを生き生きと賛美し,シリア軍の長をエホバの崇拝者へと導きました。(王二 5:1-17)今日も多くの若者が,心から真理を語り,大人たちの心を動かしています。
2 年若い奉仕者が親と一緒に宣教にあずかるなら,そのこと自体,誠実な大人たちに感銘を与えるはずです。「__学校に通う(あるいは中学_年生の)__です。今日は学校の休みを用いて母と一緒にクリスチャンの奉仕活動を行なっています」と自己紹介することができます。自分が真理から益を得ていることについて語り,聖句を読むのは効果的です。次のように証言できるかもしれません。
■ 「わたしの通っている学校では,お年寄りの荷物を持ったり,座席をゆずったりすること(あるいはいつもきちんとあいさつすることなど)が大切だと先生が教えてくださいます。聖書から同じことをいつも親が教えてくれていたので,先生の言われることの大切さがすぐに分かりました。その言葉をお読みしてもいいでしょうか。[使徒 20:35やマタイ 7:12を読み,「知識」の本,16ページを示す。] この本をご主人さんにぜひ差し上げたいと思います。経験のある方のお考えは勉強になるので,今度お伺いしたときにご意見をお聞かせください」。
■ 「若者の起こす事件がとても多いので,大人の方から『昔のように若者に注意できなくなった』とよく言われます。でも,『理想の親とはどんな親?』と尋ねられると,たいていの若者が,『悪いことをしたときに怒ってくれる親』(あるいは忙しくても時間を取ってくれる親)と答えるそうです。わたしも間違ったときに父が注意してくれるのでとても感謝しています。これはわたしの親がこれまでに何度も読んでくれた聖書の言葉です。[エフェソス 6:1-3を読み,「知識」の本,136ページ,16節を示し提供する。]
■ 「人生にはいろいろなことがあるけれど,楽観的な見方を持てないわけではないと親からいつも教えられています。先輩たちの中には進学や就職が思うようにいかなくて悲観的になっている人も少なくないので,これはとても大切だと思います。親がよく読んでくれるこの聖書の言葉を見ていただけますか。[箴言 24:10を読む。それから「知識」の本,6ページ,1,2節を読む。]
3 7月と8月,親や会衆内の他の兄弟姉妹たちとともに,できる限り宣教に参加し,「知識」の本を提供してください。そうすれば,皆さんの今年の夏の神権的な活動は,全時間宣教という将来の目標の大切な里程標となるでしょう。