聖書研究をいつも意識する
1 イエスからゆだねられたマタイ 28章19,20節の任務を果たすにはどんなことが必要ですか。
1 イエスがわたしたちに与えた任務は,『弟子を作って教える』ことです。(マタ 28:19,20)ですからわたしたちは,聖書研究を勧めるため特に取り分けられた週末の一日だけでなく,常に聖書研究を取り決めることを意識していたいと思います。以下の提案は役立つでしょう。
2 だれに聖書研究を勧めることができますか。
2 勧めてみる: 聖書研究を勧める機会が多ければ多いほど,それが見つかる機会も多くなります。(伝 11:6)研究を直接勧めてみたことがありますか。米国のある会衆は,1か月にわたりそのことを皆で一緒に行ないました。その結果,何と42件もの研究が新たに取り決まりました。エホバの証人が聖書を教えているということを,関心を示すすべての人が知っているわけではありません。次に訪ねる時に研究を勧めてみてはいかがですか。その人がそれを断わったとしても,何も問題はありません。引き続き関心を高めてゆくことができます。近所の人や親せき,職場の人,学校の友達に,一緒に聖書を学ばないかと尋ねたことがありますか。さらに,聖書研究生に,友人や親せきで,聖書を学びたい人がいないかどうか尋ねることもできます。
3 聖書研究を始めるのに役立つどんな道具がありますか。いつ用いることができますか。
3 有用な道具: 聖書研究を取り決めるのに大いに役立つ道具の一つは,「真理を知りたいと思われませんか」のパンフレットです。家の人が雑誌や書籍を受け取っても受け取らなくても,このパンフレットを手渡すことができます。ビジネス街や街路での証言の時,手紙を書く時,再訪問の時にも用いることができます。さらに,留守の家に残してきてもよいでしょう。いつも携えていて,公共の交通機関を利用する時や買い物の時,また仕事の時にも活用するのはどうでしょうか。パンフレットの最後のページには,どのように聖書研究を行なうのかが簡単に説明されており,『聖書の教え』の本も紹介されています。
4 研究を始めるために「真理を知る」のパンフレットをどのように活用できますか。
4 パンフレットを渡した後,最初のページの質問に注意を引き,「ここに幾つか質問がありますが,どれに一番関心がありますか」と尋ねてください。それから,パンフレットの該当する部分からその答えについて共に考えます。次いで,聖書研究をどのように行なうかについて述べている最後のページを読むか,簡単に説明してください。そして,『聖書の教え』の本から,家の人の選んだ点をさらに詳しく述べているところを見せ,その本を勧め,再訪問の約束をします。そのようにして話し合いを続けることができます。
5 聖書研究をいつも意識すべきなのはなぜですか。
5 わたしたちの区域には,聖書が実際に教えている事柄をぜひ学びたいと思っている人がまだ多くいます。聖書研究をいつも意識することによって,人々を命の道へ導く喜びの機会は多くなります。―マタ 7:13,14。