先の見えない時代に
4 | 希望を大切にする
大切にしたいのはなぜ?
周囲の世界で起きていることへの心配から,心身の不調を感じるようになるかもしれません。人生に希望が持てなくなることもあります。例えば…
将来のことなんて考えても無駄,と感じてしまいます。
お酒や薬物で不安を紛らわせようとします。
生きていても仕方がない,と考えてしまいます。
知っておきたいこと
つらい状況も変わっていくことがあります。思ってもみない時に状況が良くなることもあります。
今の状況が長引くとしても,その中でできることは何かしらあります。
聖書は,世の中の問題が完全になくなることを約束しています。
できること
聖書の言葉 「次の日のことを決して心配してはなりません。次の日は次の日で心配する事があります。その日の問題は,その日だけで十分です」。(マタイ 6:34)
先々のことを心配し過ぎないで,一日一日やっていきましょう。次の日のことを考え過ぎると,今日やるべきことができなくなってしまうかもしれません。
起きるか分からないことをあれこれ心配していると,ストレスが増えてやる気が出なくなってしまいます。
聖書は希望を与えてくれる
聖書にはこうあります。「あなたの言葉は私の足元を照らすランプ,私の進む道を照らす光」。(詩編 119:105)神様の言葉が書かれている聖書は,ランプや光のようなものです。
暗い夜道を歩く時,ランプがあれば足元が明るくなり,一歩一歩前に進むことができます。人生で迷う時,聖書のアドバイスがあれば,どうしたらいいかを知ることができます。
道を遠くまで照らす光があれば,行く先に何があるかが分かります。聖書を読めば,この先どうなるかを知ることができます。