宣教の技術を向上させる:新しい人を訓練する
1 なぜ大切か:新しい弟子は,イエスが「命令した事柄すべて」を行なうことについて学ばなければならず,それには真理を他の人に教えることが含まれます。(マタ28:19,20)その人たちの多くは,すでに神権宣教学校の入校資格を満たし,家族や友人に非公式の証言をしているかもしれません。しかし,自分が学んでいる事柄に対する感謝と認識が深まり,すべての人が良いたよりを聞くようエホバが望んでおられることを知ると,野外宣教に参加したいという願いを言い表わすようになるでしょう。(ロマ10:13,14)新しい人がバプテスマを受けていない伝道者として承認された後,良い訓練が与えられるなら,その人は霊的成長に必要なその段階を自信を持って進んでゆけるでしょう。―ルカ6:40。
2 どのように行なうか:
• 宣べ伝えて教えるのに必要な出版物を入手するよう新しい奉仕者を助ける。証言かばんに何を入れるかを見せ,それぞれの出版物の目的を説明する。
• 一緒に「わたしたちの王国宣教」の証言例から1つを選んで練習する。証言例を自分の言葉で述べるよう励ます。区域でよくある場面を実際に練習してみる。慎みある服装と身だしなみの大切さを述べる。―コリ二6:3,4。
• 段階的に訓練する。新しい奉仕者に区域を見せ,毎回の訪問の細かい記録の取り方を教える。ウェブサイトjw.orgでの言語選択の仕方を教え,宣教で異なる言語を話す人に会った時に備えさせる。出会った人の関心を高めてゆくよう助ける。―コリ一3:6。
• 辛抱強くあり,褒め言葉をかける。(箴25:11)良い手本を示す。あなたが示す熱心さと個人的な関心は,ずっと長く続く励みとなる。
3 1か月間行なってみる:
• 家から家の宣教で自分の研究生と一緒に働き,再訪問や聖書研究に伴う。研究生がいないなら,経験の少ない奉仕者を誘って一緒に働く。