10月13日,月曜日
エホバは心の中を見る。(サム一 16:7)
自分には価値がないと感じる時,エホバご自身が私たち一人一人を引き寄せてくださったということを思い出しましょう。(ヨハ 6:44)エホバは私たちが自分でも気付かないような良いところに注目し,心の中までも知ってくれています。(代二 6:30)そういうエホバが私たちのことを大切に思っていることを伝えてくれるのであれば,それを信じたいと思いませんか。(ヨハ一 3:19,20)真理を学ぶ前にしてしまったことが原因で,罪悪感を感じている人もいます。(ペテ一 4:3)心を込めてエホバに仕えていても,自分の弱さと闘わなければいけない場合もあります。あなたも,エホバは自分のことを許してくれていないと感じることがありますか。そう感じるとしても大丈夫です。エホバに仕える人たちの中にも,同じような気持ちになった人たちがいます。例えば,パウロは自分の至らなさについて考えて,とても惨めな気持ちになりました。(ロマ 7:24)罪を悔い改めてバプテスマを受けていましたが,自分のことを「使徒のうち最も小さな者」とか「罪人の中でも最も罪深い者」と言っています。(コリ一 15:9。テモ一 1:15)塔研24.03 13:5-6
10月14日,火曜日
民は……エホバの家を捨て[た]。(代二 24:18)
エホアシュ王の例から,エホバを愛し,エホバに喜ばれることを行いたいと思っている人を友達にすることの大切さを学べます。そのような友達は,良いことを行うよう助けてくれます。どんな年齢の人とも友達になることができます。エホアシュも,自分よりずっと年上のエホヤダを友としていました。友達を選ぶ時には,次のように考えてみましょう。「この人はエホバへの信仰を強める助けになってくれるだろうか。エホバの基準を守るよう一緒に頑張ってくれるだろうか。エホバや聖書の真理についてよく話しているだろうか。エホバの基準を大切にしているだろうか。必要な時には勇気を持って助言してくれるだろうか」。(格 27:5,6,17)エホバを愛していない人は,あなたにとってためになる友達とは言えません。エホバを愛する人と友達になるなら,その人は必ずあなたの助けになってくれるでしょう。(格 13:20)塔研23.09 38:6-7
10月15日,水曜日
私はアルファであり,オメガである。(啓 1:8)
アルファはギリシャ語のアルファベットの最初の文字で,オメガは最後の文字です。「アルファであり,オメガである」という言葉から,エホバが始めたことは必ず成功に終わる,ということが分かります。エホバはアダムとエバを造った後,2人にこう言いました。「子を生み,増えて,地上全体に広がり,地球を管理しなさい」。(創 1:28)エホバがこの言葉を語った時が「アルファ」となりました。そして,エホバの考えていることが実現し,完全になったアダムとエバの子孫が地球全体に広がって地球を楽園に変える時,それが「オメガ」となります。エホバは「天と地と全てのもの」を造り終えた後,1つの保証を与えました。地球と人間についてご自分が考えていたことを成し遂げるために,7日目を取り分けたのです。それで,その日が終わる時までに,エホバが考えていたことが全てその通り実現します。塔研23.11 46:13-14