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  • 目ざめよ! 1975
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目ざめよ! 1975
目75 9/8 27ページ

はっきりと分かる相違

世界の多くの人々は,アフリカの“開発途上国”に対してますます関心を抱くようになっています。それでは過去において,いわゆるキリスト教の諸教会の宣教師たちが,そうした国々の発展にどの程度貢献したかについて疑問が生ずるのも不思議ではありません。そのような宣教師たちは,アフリカの原住民を“キリスト教徒”に帰依させようと努めました。「アフリカの現状」と題する本の中で,社会学者スタニスラブ・アンドレスキーは次のように書いています。

「アフリカには,ヨーロッパ系住民の宗教面でのなまぬるさを極めて不快に思い,教会の礼拝に出席しているはずの時間にそれらヨーロッパ人がプールの周りで肌もあらわな姿で酒を飲み,くつろいでいるのを見てショックを受ける熱心なクリスチャンが何百万人となくいる。とはいえ,キリスト教の信仰が,アフリカにおける人間関係のあり方に大きな影響を及ぼしたとは言えない。世界の他の場所と同様,大多数の人にとって宗教とは儀式と少しばかりのタブーの問題に過ぎず,しかもその儀式やタブーの大半は倫理的な重要性を含んでいない。宣教師たちは,裸で暮らすことに対する羞恥心を抱かせることには成功したが(ついでながら,それは,宣教師たちが初期の時代に製綿業者から経済的な援助を受けた理由の一つである),一夫多妻をやめさせることはできなかった。そして親族以外の者に対する正直さや誠実さ,あるいは仕事に打ち込む態度などについて言えば,宣教師たちは派遣されなかったも同然である」― 83ページ。

しかし,そうだからと言って,真のキリスト教 ― 一世紀当時,人々の道徳上の習慣や人生観や仕事に対する態度などを変化させたようなキリスト教 ― が存在しないわけではありません。一世紀当時と同様,神の言葉に基づいた純粋なキリスト教は現在でも非常に良い成果を生み出しており,はっきりした相違が見られます。

ノーマン・ロング博士は,「社会の変化と個人」と題する著書(1968年)の中で,大勢のエホバの証人が住んでいて,キリスト教を実践しているアフリカの一農耕社会における社会および宗教情勢に関する注意深い研究を通して観察した事柄について論じています。正直さと信頼感に関する相違に注目してください。その著書の序文には,こう書かれています。「一口に言えば,エホバの証人でない人々は自分の親族だけしか信頼できない(しかも,親族でさえ常に信頼できるとは限らない)のに比べて,エホバの証人は自分の親族のみならず仲間の証人たちをも信頼できる」。一夫多妻の婚姻関係はどうですか。ロング博士はこう書いています。「エホバの証人が宣べ伝えている社会倫理の内容を,ここで詳しく論ずることはできない……しかしながら,その倫理はクリスチャンの家族構成として,核家族に非常な重きを置いており……一夫多妻の婚姻関係を禁じている」― 78ページ。

生活の他の分野,例えば率先して仕事をする態度などにも相違が見られるでしょうか。ロング博士は次のように指摘しています。「エホバの証人は特定の生活様式を推賞しているように思える。エホバの証人は,きちんとした服装をし(男性にとって,特に伝道に出かけたり,宗教的な集まりに出席したりする際,上衣とネクタイを着用することを意味する),自分の習慣を清く保たねばならない。また,霊的な面でも物質的な面でも,自分の家族の必要を満たすよう注意していなければならない……エホバの証人は,俗世界における自分たちの生活様式を,その宗教的な生き方と別個のものとは考えていない。むしろ,俗世界における生活様式は,彼らにとって自分の宗教的な歩みの延長である。新世社会の成員になることは,霊的向上と新しい生活の約束を意味するが,それと共に,この世における生活に対する一定の実際的な方向付けをも含んでいる……時間と金銭は正しく評価されており,浪費を戒めている。時間や金銭は,自分を霊的,社会的そして経済的に向上させるために用いられるべきであるとみなされている。全般的に言って,個人主義,勤勉さ,教会組織,そして同団体が価値あるものとみなす事柄を擁護するための訓練の業などに重きが置かれている」― 215,216ページ。

読み書きを学ぶ課業に力を注ぐことについてはどうですか。その本の著者はこう述べています。「各成員は聖書に精通し,他の人を教える能力を身に着けねばならず,そのためには聖書を読めるようにならなければならない。ゆえに,すべての会衆で,読み書きのクラスと特別な聖書研究の講座が開かれている」。その結果はどうですか。「教区内のエホバの証人とそうでない人とを文盲率や教育程度の点で比べてみると,エホバの証人のうち男性の87.2%および女性の31.9%は読み書きができるのに対して,そうでない人々のうち読み書きができるのは男性の51%および女性の11.7%に過ぎないことが明らかになった」― 157,216ページ。

ゆえに,アフリカに注意が向けられれば向けられるほど,真のキリスト教が存在している結果生ずる,大きな相違がいよいよ明らかになってゆきます。

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