ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目77 2/8 30–31ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1977
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 2万5,000ドルに値する正直さ
  • なぜこれほど失業者が多いか
  • 収入のよい編み物
  • 公然と
  • 現物支給
  • 致命的な減食
  • 富める国々
  • ペットのキツネ
  • 洗礼を受ける人の減少
  • 高くついた地震
  • 透析治療の費用
  • 絶滅にひんする動物
  • 政府の歳出
  • 聞かれなかった祈り
  • 血液中の酵素の型
  • 美容整形手術
  • トラを保護する
  • 世界展望
    目ざめよ! 1978
  • 世界展望
    目ざめよ! 1976
  • 世界展望
    目ざめよ! 1973
  • 世界展望
    目ざめよ! 1976
もっと見る
目ざめよ! 1977
目77 2/8 30–31ページ

世界展望

2万5,000ドルに値する正直さ

◆ もし路上で2万5,000㌦(約750万円)の現金を見付けたら,あなたはどうするだろうか。ニューヨーク・ブルックリンのある配達人が見付けたズック製のかばんには,その金額が表示されていた。そのかばんは,ちょっとした事故の際,ある装甲トラックからだれにも気付かれずに落ちたものだった。ニューヨーク・ポスト紙によると,27歳のその配達人は「三人の子供を持つエホバの証人で,遠回りになるにもかかわらず,20㌦以下の紙幣で2万5,000㌦入っていたそのかばんをクィーンズ区エルムハースト[警察]署に届け出た」。同署の刑事は次のように驚きを示した。「職務に就いてから18年になるが,わたしはこのような事を経験したことがない。あと18年ここにいても,再びこうした出来事に出くわすことはないだろう」。しかし,その配達人の妻は,ポスト紙の記者にこう語った。「それは簡単な決定でした。聖書によれば,それはなすべき正しいことだったからです」。

なぜこれほど失業者が多いか

◆ ウォールストリート・ジャーナル誌に載せられた数字によると,米国の労働者総数は過去10年間に,人口増加率の1.3倍以上の速度で増加している。こうした増加の背景として,同期間中の女子労働者の増加率が男子労働者の増加率の2.5倍であったという事実が挙げられる。同ジャーナル誌は,“借金をせずに暮らす”ためにかせぎ手が一人以上必要になったこと,現代の便利な設備のお陰で家事から解放される時間が多くなったこと,最近女性にも容易に扱える仕事が増えたこと,などのすべてを,女子労働者の急増の要因としている。労働者の増加が人口増加率に比例していたとすれば,現在約750万人を数える求職者の数は,わずか200万人程度であっただろう,と同誌は述べている。

収入のよい編み物

◆ 「たくましい健康な人々が仕事をやめ,大変な情熱で編み物に没頭している」。ソ連のプラウダ紙は,コーカサス山脈北部地方の住民に関してこう述べた。「彼らは自分の家,路上,映画館,クラブ,商店,その他どんな場所でも,うらやましいほどの速度で編み物をしている」。なぜ編み物にそれほど熱心なのだろうか。趣味としてはやっているのだろうか。そうではない。これは明らかに,極寒地帯では暖かいセーター,ショール,くつ下,帽子などの需要が非常に大きく,これら利にさといソ連人に大きな利益をもたらしているからである。「編み物は年老いた婦人だけの仕事という時代もあったが,彼らの独占は打ち壊された」と,プラウダ紙は述べている。

公然と

◆ 監督派教会の著名な牧師マルコム・ボイドは,自分が同性愛者であることを誇らしげに発表した。同牧師は,「イエスよ,あなたはわたしと歩みを共にしているか」と題する異教的な祈祷書で広く知られるようになった。教会からいかなる制裁を受けることも予期していない,とボイドは語っている。同牧師の上司に当たるニューヨーク監督派教会の監督ポール・ムーアは,今年の初め,同性愛者を自認するエレン・パレットを女子執事職に叙任したことは,「我々の文化,及び我々の教会における健全な進歩である」と述べた。またボイド牧師はこう語った。「普通,人口の一割は同性愛者だと言われている。大都市の中心部に住む監督派教会の牧師の間では,その割合がさらに高くなるであろう」。

現物支給

◆ 去る1975年,貧困に苦しむバングラデシュでは,洪水の防災事業に参加する労働者に対し,土を1㌧運ぶごとに小麦6ポンド(約2.7㌔)を提供するという,“現物支給”計画が実施され始めた。毎年雨期に襲う洪水を防ぐため,同国の失業者700万人のうち約200万人が運河を掘り,提防を築いた。

すでに運河は2,400㌔,堤防は3,000㌔ほど完成したと伝えられている。「これらの運河と提防のために掘り上げられた土は,パナマ運河建設の際掘られた土よりも多い」と現場の国連顧問は語った。土地が非常に肥沃なバングラデシュでは,洪水が防げれば,食糧生産は大幅に増加するであろう。しかし同顧問によると,現在の工事の進み具合では,食物の自給自足が可能になるまでなお五年はかかる。

致命的な減食

◆ カナダ,オンタリオ州のオタワからの報告によると,減食中にダイオウの葉を食べないようにとの警告が与えられている。ダイオウの葉を食べると,重い病気にかかることもあり,また死ぬ場合さえある。食糧理事会会長W・P・マッキンレー博士によると,結晶体のままのシュウ酸が葉の中にあると,腎臓の機能封鎖が起こり得る。

富める国々

◆ パレード誌は,スイス銀行協会の資料をもとに,米ドルによる一人当たりの国民総生産を例に挙げ,世界の富める38か国を挙げた。その上位10か国は,クウェート(1万1,365㌦),スイス(8,740㌦),スウェーデン(8,420㌦),ノルウェー(7,425㌦),デンマーク(7,195㌦),米国(7,020㌦),西ドイツ(6,855㌦),フランス(6,665㌦),カナダ(6,660㌦),ベルギー(6,540㌦)である。

ペットのキツネ

◆ AP電によるとタス通信は,ソ連の科学者たちの飼育してきた家畜化されたキツネが犬のように振舞うことを伝えている。タス通信によると,数年間にわたって科学者たちは,「優しい人のいる前ではストレスを感じなかった」キツネを各世代から選択したと言われている。こうした選択飼育の結果,とがった鼻と斑点混じりの毛の愛情深いキツネが作り出された,というわけである。

洗礼を受ける人の減少

◆ 米国でローマ・カトリック教会の洗礼を受けた人の割合は,過去20年間に約五割減少したと言われている。この減少は,米国オクラホマ市大司教管区の新聞スーナー・カトリック紙のデビッド・モナハンにより伝えられたものである。モナハンは,米国人で幼児洗礼を受けた人の割合が,1955年から1975年までの間に,1,000人につき35.9人から,18.3人にまで減少したことを指摘した。

高くついた地震

◆ 最近,中国の北東部を襲った地震のため,製鉄所と,そこに燃料を供給する炭鉱とが大きな被害を受けた。一時的にせよ,その影響は大きい。炭鉱の作業が再開されるまでには数か月間を要するものと思われる。西側の専門家は,製鉄所の受けた損害のため,中国の今年度の鉄鋼生産は約80万㌧減少を見るだろうと予想している。

透析治療の費用

◆ 米国では,慢性の腎臓病患者が,病院で透析治療を受ける場合,自宅で同じ治療を受ける場合の四倍近くの費用を払っている。五つの主要な透析治療センターで行なわれた政府の援助による研究に関して,アメリカン・メディカル・ニューズ誌が伝えるところによると,自宅での治療費は1回に平均約43㌦(約1万2,900円)だが,病院での治療費は平均159㌦(約4万7,700円)である。透析治療を週に3回1年間受けると,自宅の場合なら7,000㌦(約210万円)ですむが,病院だと2万4,000㌦(約720万円)以上はかかる。

絶滅にひんする動物

◆ 自然保護協会の当局者の述べるところによると,南アフリカのある種の動物は絶滅の危機にひんしている。トランスバール州の自然保護協会の会長である,D・S・デュ・プレシによれば,絶滅にひんしている動物の中には,ヒョウ,チータ,大黒カモシカ,オリビ,センザンコウなどがおり,鳥の中には,ワットルヅル,カンムリヅルがいる。

政府の歳出

◆ 米国の議会は,昨年10月1日に始まった会計年度に,4,000億㌦(約120兆円)を支出することを議決した。USニューズ・アンド・ワールドリポート誌によると,同国の予算が1962年に初めて1,000億㌦を超えるまでに186年かかったのに対して,2,000億㌦に達するまでには9年,3,000億㌦に達するまでには4年,そして現在の4,130億㌦に達するまでにはわずか2年しかかからなかった。これは一年間で,四人家族につき7,500㌦(約225万円)余りに相当する。この額の四分の一は,軍備費に回される。

聞かれなかった祈り

◆ マイアミ・ドルフィンズとニューオーリンズ・セインツとの間で行なわれたシーズン前最後のフットボール・オープン試合の直前に,ニューオーリンズのカトリック司教フィリップ・ハナンは,一部次のように祈った。「おお神よ,あなたはセインツ(英語で聖者の意)がいつの日にか栄光のうちに支配することを約束なさいました。その日が早く来ますように。今はそれにふさわしい時です。メカム氏[セインツの所有者ジョン・メカム]に歓迎の言葉を,またストラム氏[セインツのコーチ,ハンク・ストラム]にふさわしい邸宅をお備えください。聖書の言葉通り,片方のほほを向けることは,昨シーズン中,2勝12敗という非聖書的な勝率ですでに行なわれたということを,我々の応援するセインツがおぼえていますように。……なにとぞ今シーズンは勝利を賜い,スーパーボールでセインツが堂々行進するのを見られますように」。(ナショナル・カトリック・リポーター誌)しかし,セインツはドルフィンズに20対7で破れた。

血液中の酵素の型

◆ リバーサイド市のカリフォルニア大学は,米国法務省と共同して,血液と関係のある酵素分解という新しい種類の研究を試みた。これは恐らく法医学に役立つものとなるだろう。興味深いことに,インダストリー・ウイーク誌はこう述べている。「指紋の場合と同様,二人の人の血液見本には全く同じ型の酵素はないようである。それに,人間はだれにでも,100種類以上の酵素がある」。

美容整形手術

◆ 英文読売紙の伝えるところによれば,日本人の若い女性のうち約20人に1人は,西洋人的な顔立ちを好んで,「平らな鼻を高くし,あごを角ばらせ,また一番多い手術として,東洋人的な上まぶたから脂肪を除去する」整形手術を受けている。しかし最近,あるアメリカ人の若い女性は,それとは正反対に,日本人のような顔立ちに変える整形手術を受けた。それは,特に,日本人のボーイフレンドを喜ばせるためであった。手術は三回にわたって行なわれ,上まぶたにシリコーンが注入され,ふくらみができた。また,鼻はまっすぐにされ,先端は平らにされた。そして最後に,日本人の若い女性に特有な顔の丸みを出すため,シリコーンが20歳の女性のほおに注入された。

トラを保護する

◆ ベンガル湾付近のマングローブの湿地と森林地帯サンダーバンズに住むベンガル・トラは,毎年40人もの原住民を貪り食うと言われている。インド政府当局者の説によると,人肉に対するトラの欲望をかきたてるのは同地区の塩けの多い水である。そこで,絶滅にひんする種を殺す代わりに,営林職員を使って,水を求めるトラのために真水を入れておく巨大な水槽を作ることが計画されている。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする