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  • 喫煙をやめるのに制酸剤が役立つか
  • 命を救う“人造血液”
  • 幾百万もの望まれぬ人々
  • 僧職者に対する信頼の低下
  • 入浴に伴う危険
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目ざめよ! 1980
目80 1/8 28–29ページ

世界展望

生活の「目的」について語る米国大統領

◆ カーター大統領は,米国のエネルギー問題に関連した演説の中で,米国民の物質主義的な生活様式に関して,現実を直視した次のような見解を述べた。「勤勉さ,堅く結ばれた家族のきずな,地域社会の緊密な連帯,神への信仰などを誇りとしていた国で,今では実に多くの人々が放縦と消費を礼賛するようになっている。人はその人が何を行なうかによって計られるのではなく,その人が何を所有しているかによって計られてしまう。だが我々は,物を所有し,消費することが,生活を意義あるものにしたいという我々の渇望を充足させてくれないことに気づいてきた。物質を積み上げても,信念や目的のない生活から来る空虚感を埋め合わせ得ないことを我々は学んだ」。

喫煙をやめるのに制酸剤が役立つか

◆ ネブラスカ大学の研究者によると,重炭酸ナトリウム(重曹)を少量服用することは,たばこを「やめる」助けになるようである。同大学の研究者たちは,喫煙者の尿が酸性である場合,代謝過程で処理されなかったニコチンを多く排出するという従来の発見を基に研究を進めた。一般に,尿中に酸が多い人ほど,ニコチンが切れるとたばこに手を出す。自発的な志願者を対象にして実験を行なったところ,毎日4㌘ずつ重曹を服用した人々の場合,一日に吸うたばこの本数が5週目までにわずか0.14本に下がった。制酸剤を服用しなかった人々の場合,一日に吸うたばこの本数は7.8本以下にならなかった。研究者たちは,これは一応の結論であって,薬物療法を試みる時は,それがなんであれ注意を働かせる必要があることを強調している。

命を救う“人造血液”

◆ 酸素を運搬する“人造血液”によって,日本の男性が一命を取り留めたと言われている。これは世界でも初めての例である。手術後の出血がひどい上に,この男性の血液型が非常に珍しいこともあって,フルオゾール-DAと呼ばれる実験代用液が1,000㍉㍑以上,患者の体内に注入された。「この先例のない緊急処置による副作用は全く見られず,患者は快方に向かっている」と,外科医の本多憲児氏は語った。この代用液を開発した製薬会社の会長,内藤良一博士によると,これまでは動物実験と健康な人間の志願者に試験的に用いてみたが,「いかなる副作用も認められなかった」とのことである。

メディカル・ワールド・ニューズ誌は,「全血と違って,[フルオゾール-DA]には,血液型決定の問題も,感染の問題もなく,大量生産や圧熱殺菌が可能で,最低2年間は冷凍貯蔵できる」と,伝えている。フルオゾール-DAのようなフルオロカーボンの化合物には多量の酸素を吸収する能力があり,血液と同じような仕方で,命を支えるこの重要な気体を体じゅうに運ぶことができる。これまでに発見された唯一の不都合な点といえば,それがしばらくの間体内に残留する傾向のあることである。これがどのような影響を及ぼすかはまだ分かっていない。カリフォルニアにある同製薬会社の子会社は,間もなく米国における臨床実験を開始することにしている。

幾百万もの望まれぬ人々

◆ 国を持たない難民は今や全世界で1,100万人に達しようとしており,その数は急速に増加している。AP通信の調査によると,「砲火や革命,イデオロギーの変化や国境線の変動,国家主義や人種差別」,こうしたものすべてがこれらの人々を故国から引き離す要因となってきた。「どこへ行っても,希望を失ってぼう然としている有様を目にした」と記者は書いている。多くの場合,難民は大規模な施設に収容されており,そこでの生活を以前の暮らしと比べると雲泥の差がある。東洋人を収容している難民キャンプで働くフィリピン人の一医師はこう語った。「このような場所に閉じ込められていると,人の根本の性格までが変わってしまう。のん気で,気前のよかった人々が,今では利己的になっている。自分でもその変化に気付いており,それをきらっている」。

僧職者に対する信頼の低下

◆ 最近行なわれたABCニュースのハリス調査で,ルイス・ハリスは,「今や既成宗教の指導者に大きな信頼を寄せている米国人は全体の20%そこそこである」と伝えた。ハリスの語ったところによると,僧職者に対する信頼度は昨年だけで14%も低下した。これは1966年に同調査が開始されて以来,最低の数値である。

入浴に伴う危険

◆ 湯につかって疲れをいやしたり,くつろいだりする目的で,これまでに30万戸を超す米国人家庭の家や庭に,“ふろおけ”が取り付けられている。しかし,最近起きたカリフォルニア州のある夫婦の死亡事故の示すとおり,使用法を誤ると,これには危険が伴う。タイム誌の記事はこう報じている。「ふろ好きの人々がよくするように,ラロザ家では湯を摂氏46度に温めていた。医師や浴そう製造業者の勧める湯の温度はせいぜい摂氏39度ないし40度で,その場合でも一度に20分以上つかってはいけないと語っている」。体温を上回る熱が体内に蓄積されると,皮膚の中の毛細血管が拡張して発汗を促し,体温の調節が図られる。ところが,体が湯につかっていると,汗をかいても,その汗は蒸発して体を冷やすことができないため,熱を追い出そうとしてさらに多くの血液が皮膚に送られる。そのため,心臓に余分の負担をかけることがあり,脳や肝臓や腎臓が損なわれることさえある。アルコール飲料を飲んで湯に入ることはいっそう危険である。

地球の目方を注視する

◆ 体重を気にしている世界中の人にとって,我々の住む地球は今やせん望の的と言えるであろう。カリフォルニア州のパサデナにあるジェット推進研究所によると,地球は,種々の測量値を収めた本に載っている従来の目方から3京7,500兆㌧も『減量した』。宇宙船とレーザーを使ったより正確な測定法で量ったところ,59垓7,500京㌧という新しい数値が得られた。1垓とは100,000,000,000,000,000,000のことである。

「休日」に稼ぐ

◆ ドイツ連邦共和国は1977年に「刑務所休日法」を制定した。これは,服役者に年3週間の出所を許すものである。最近,ハンブルグ警察は,この「再社会復帰」計画の効果を調べた。その結果,同市で発生した強盗事件の四件に一件が,昔の仕事で稼ぐ機会を利用した「休暇中」の服役者の犯したものであることが判明した。この事実を前にしても,「法務省は,休日制度が将来多くの更生者を生み出して,割りに合うものになると確信している」と,トゥー・ザ・ポイント誌は述べている。

入り混じる死海の水層

◆ 死海の塩分は普通の海より九倍も濃い。しかし底のほうの水は,上層の水より長い間さらに塩分が濃かった。その結果,上層の水と下層の水は,水と油のように,分離した状態にあった。しかし,ワイツマン科学研究所の報告によると,死海の上層と下層の水はついに入り混じったとのことである。何が水の層のこうした「混合」をもたらしたのだろうか。報告によると,今日死海に流れ込む真水の量は相対的にみると極めて少なく,それもすぐに蒸発してしまう。そのため,上層の水の塩分の濃度が下層の水の濃度にしだいに近付いていったのである。昨年の2月に両層の濃度が等しくなり,二つの層の水がついに入り混じった,と報告は述べている。それに伴い,玉子の腐ったような硫化水素のにおいが消えた。しかし,死海の水が再び分離して層を形成する可能性がある。それは,イスラエルが,地球上で最も低い死海と地中海を運河で結ぶ計画を立てているためである。死海に流れ下る水は大水力発電源になるであろう。もしこの計画が実現すると,死海の上層の水の塩分は再び薄くなっていく。

落下物体

◆ 米国の人工衛星スカイラブの落下騒ぎで,ほとんど毎日のように落下する他の多くの物体の影は薄くなってしまった。北米防衛司令部によると,ここ何年もの間,一日に約一個の割合で宇宙船の破片が落下しているとのことである。同司令部の話では,様々な国が打ち上げたおよそ1万1,000個の物体のうち,約4,600個が宇宙空間に残っている。最高70㌔もある破片がいろいろな国の陸地に落下している。1970年には,それぞれ70㌔近いソ連の宇宙船の破片五個が米国のカンザス州,オクラホマ州,テキサス州に落下したが,ほとんど注目されなかった。

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