良心の痛みをもたらした雑誌
次の経験は,「目ざめよ!」誌が人々にどれほど健全な影響を与えているかを物語っています。フランスの南部に住むあるエホバの証人は次のような手紙を寄せました。「ある日のこと,王国会館の郵便受けに1通の手紙が入っていました。そこにはこう記されていました。『監督の方へ。私は「目ざめよ!」誌の予約者です。思い切ってこのようなことをお願いするのもそのためです。でも,名前はご容赦ください。約10年前にある失敗をして,F社に45㌦(約1万800円)ほど材料費の負債があります。この負債を精算していただけないでしょうか。……会社がお金を受け取らなければ,どうぞ王国会館のために用いてください。深い感謝をそえて,敬具』。
「そこで,私たちはその会社に出かけて行ってお金を渡しました。会社の責任者は驚き,この件に関する私たちの労をねぎらい,こうした事の成り行きを喜んでくれました」。